しーさるの鉄日記

東武のサクラトレイン


東武鉄道では、隅田川沿いの桜鑑賞企画として、臨時列車「サクラトレイン」を3/22~4/2まで運転することになった。運転期間は12日間だが、このうち土日は2日間だけである。

運転区間は浅草~とうきょうスカイツリーの1駅間、浅草発は11時35分、13時15分、14時15分、15時35分、17時45分、とうきょうスカイツリー発は11時23分、13時04分、14時04分、15時24分、17時03分で5往復の運転となっている。使用車両は初日の22日が500系、23日以降は634系「スカイツリートレイン」となる。

浅草での折り返しはタイトで、36分返しの17時台以外は6分程度になっている。普通列車の折り返し時間が11分、特急列車の折り返し時間が15分だから、特急が10分続行となると、全ての線路が塞がるからだ。13時台、14時台が浅草発15分になっているのに対し、浅草着05分、浅草発20分の『りょうもう』のある11時台、15時台は浅草発35分となっている。17時台の折り返し時間が長いのは、30分に日光線特急がないため、4番線を塞ぐことができるからだ。

今日はとうきょうスカイツリー発14時04分の便に乗ることした。列車は、スカイツリー駅の曳舟寄りの電留線から出庫、発車の2分くらい前に入線した。普通と普通の間に特急が入らない時間に設定されているので、ダイヤ的には余裕がある。出庫時に下り線と干渉するが、普通と特急が続行しているから、空いている時間の方が長いし。駅の案内表示板には通過の文字、システム的には電留線から浅草への回送と認識されているようだ。

列車の乗車位置は1号車と3号車の2か所、それぞれに20人近い列ができている。ぱっと見、鉄道ファンより一般客が多い感じだ。発車直前に駅員に確認して乗る人も何人かいた。列に並んでいたら、職員が立ち売りで「すみだリバーウォーク乗車券付き橋カード」を販売していたので、迷わず買った。切符自体は150円と安いのに、SL大樹のクリアファイルも付いてきた。去年6月に開通したすみだリバーウォークだが、今月14日に100万人を突破、それを記念して浅草駅、とうきょうスカイツリー駅でこの記念乗車券を1500枚ずつ販売することになった。記念乗車券なので普通のきっぷとして使うことができる。牛田駅では浅草から150円のこの切符に20円の差額を追加、無効印を押してもらって、記念品として持ち帰ることができた。

とうきょうスカイツリーを発車した列車は、時速20キロくらいで東京ミズマチの上を走行、隅田川橋梁に入ると歩くくらいまで速度を落とす。進行方向後ろからは桜とスカイツリーを同時に撮影することができた。浅草まで5分、表定速度は13キロくらいになる。浅草での到着番線は4番線、4両編成なのでホームの狭い場所には停車しなかった。
とうきょうスカイツリーから乗った列車は、『リバティ』と入れ替わるような形で、6分ほどで折り返した。普通と特急は続行で走るので、遅く走ってもとうきょうスカイツリーまですれ違う列車はない。

今日乗った『サクラトレイン』の利用率は席の半分以上が埋める程度だった。そんなに利用率は悪くないから、来年以降も設定することになるだろう。浅草口のスジを大きく変える可能性は低いし。毎年恒例になり浸透していけば、立ち席が何人か出るくらいの利用率になるだろう。4年後には、東京スカイツリー駅が160メートル曳舟寄りに移設、新駅は2面3線になるから、『サクラトレイン』は北側の副本線で折り返すことになるのではないかと思われる。

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