東武東上線（志木－川越）

志木は２面４線の橋上駅、ここで複々線は終了するので折り返し列車が多く、下り線の外側には折り返し線がある。橋上駅舎は大きく、通路の両側には商店が密集していた。南口は新座市の玄関口、大きい角型のロータリーはタクシーが数十台待機していた。周辺には４～６階建てくらいの雑居ビルが建ち並ぶ。北口は洒落た商店に囲まれた小さい歩道に出る。歩道や街路灯は整備されており、西側の丸井と結んでいる。

柳瀬川は築堤上にある島式、出口はほぼ寄居よりのホーム下部にある。西口は歩行者のフリースペースが団地群の方へ向かっている。それに面して右側にサミットがあるほか、団地の中にも商店街｢べあもーる｣がある。東口は車の乗り入れられるロータリーになっているが、西口と違って高い建物は見当たらない。川を越えた向こう岸にもマンションがかなり建っている。

みずほ台は島式の橋上駅、駅舎内部は工事中で仮囲いが立っている。西口は東武ストアと同居、駅前ロータリーの中心は一部ガードレールで出来ており、周辺は細長いビルが点在している。東口は巨大団地と同居、ここも１階は東武ストアが入居している。こちたも前はガードレールのロータリーになっており、周辺はマンションが点在している。

鶴瀬も島式の橋上駅、下り線の池袋寄に本線につながってない短い線路がある。西口は巨大団地と同居、外に出るにはその中２階を経由するので少し時間がかかる。ロータリー周辺は雑居ビルに囲まれているが、少し離れると高い建物はなくなる。東口はロータリーが整備されておらず、昔からの商店が建ち並んでいる。

ふじみ野は２面４線の橋上駅、データイムは急行と準急が緩急結合をする。改札内は通路上に天窓が沿って延びており、改札外は喫茶店などが入居している。新駅なので、東口、西口ともにロータリーが整備、周辺は高層マンションが点在している。商店は西口の通り沿いに並んでいた。

ふじみ野はふじみ野市にないが、次の上福岡はふじみ野市内にある。上福岡は島式、寄居寄りにY字の折り返し線があり、上り線の外側に独立した線路がある。橋上駅舎の北側は東武ストアに直結、北口は狭くタクシーが並んで待機、雑居ビルが並ぶメインストリートは、駅前部分だけ建物に挟まれ狭くなっている。南口は再開発され、広大な歩行者のフリースペースに高層マンションなどの複合施設、ココネ上福岡が面している。また周辺も巨大マンションが多い。

新河岸は島式、駅舎は下り線池袋寄の外側にあり、ホームとは跨線橋で結ばれている。跨線橋も駅舎も昔の東武らしい構造である。駅前広場はあるものの特に整備されておらず、そこから出る駅前通りも数十メートルで狭い商店街で行き止まりになる。東側には一戸建て住宅が並んでいるが、そちらには改札がないので改札外の地下通路を経由することになる。

JRをオーバークロスすると、まもなく相対式の橋上駅、川越に到着する。駅舎の改札内には本屋が入居、JRと逆側の上りホームにはコンビニだけでなく吉牛が入居している。天井が高い橋上駅舎は改札前のEQUIA川越に直結、東口のペデストリアンデッキはアトレとマインに挟まれ、下はバスターミナルになっている。JR側の西口はルミネに直結、駅前ロータリーは大きく真ん中には公園がある。東側に比べると大きいビルが多いが、広い空き地もある。