中国地方の改正概要は以下の通り
●朝夕のスーパーまつかぜ3往復、スーパーおき1往復を鳥取大学前に停車させる。
●やくも2号を宍道及び生山に停車させる。
●岡山6時47分のスーパーいなば1号、鳥取20時35分のスーパーいなば12号を新設する。代わりにスーパーいなば91号92号の運転を取りやめ、サンライズは上郡通過とする。
●土日の境港線を米子30分発、境港20分発の終日1時間ヘッドとする。
●姫新線では午後の津山-美作江見間1往復を廃止、因美線では午前の津山-美作加茂1往復を廃止する。
●データイムの広島-岩国間のシティライナー3往復の運転を取りやめる。広島-西条の快速を各駅停車に格下げ、広島-瀬野の列車も見直す。これにより10時台~15時台の瀬野-広島-岩国間は15分ヘッドとなる。
●呉発12時台、13時台の安芸路ライナー2往復を廃止する。
●データイムのみよしライナー1往復の下深川以北を廃止し、広島-下深川間の普通列車とする。
●新幹線と山陽本線の接続時間を改善する。
●朝夕の山陽本線通勤ライナーを全て海田市に停車させる。
●17時台の西条方面シティライナーを通勤ライナーとする。また瀬野行2本を西条まで延長する。
●夕ラッシュ時において岩国行3本を大野浦-岩国間区間廃止とする。(土休日は全区間廃止)
●徳山に新規に停車するようになったのぞみ63号の接続を確保するため、柳井行新山口行の最終列車の時刻を繰り下げる。
●平日21時台の可部線に広島発緑井行を新設する。
鳥取大学前の特急停車、大学利用者を見込んでいるというのもあるけど、周辺は鳥取市街地の続きだからそれ以外の需要もありそう。鳥取空港が1.6キロ離れた所にあるけど、その辺の需要はどうなのだろう。羽田15時半鳥取16時50分の便から20分歩いたとしても17時46分のSまつかぜに間に合うけど、それだったら米子へ飛ぶなり倉吉までバスへ行くなりするわけで。
サンライズとスーパーいなばの乗り継ぎはやはり廃止になるのね。出雲の代替だったけど、よくも4年ももったものだと。これのおかげで上郡の駅降りができたけど、あの時は数人しか降りなかったからな。ニュースリリースではその代わりとして岡山乗継を推奨していたけど、1580円余計にかかるわけで。姫路乗継だったらサンライズが1時間遅延しても乗り継ぎができるな。スーパーいなば12号からは、上郡、姫路乗継でも大阪着23時38分、姫路で新幹線に乗り継げばきたぐににも乗れるわけで。18時10分に大阪へのバスが終わることを考えると、このルートをもう少し宣伝しても良さそう。
シティネットワーク内の山陽本線もついに毎時4本か。国鉄末期のダイヤに戻ったのね。分割民営化で毎時6本になったけど、2001年に1本が快速格上げ、2003年に普通1本が削減か。快速通過駅ではだいぶ前から毎時4本体制だったのね。
岩国はともかく五日市ぐらいまでは呉線が毎時2本乗り入れても良かったのだけど、広電のように中心街に乗り入れないのが痛い。白島新駅ができれば話は別だけど。乗降客は西広島で約9000人、五日市で約12000人、宮島口までは3000人から4000人で、その西は2000人クラス。首都圏の相模線と比較すると、五日市以西は毎時6本は過剰だったかもしれない。大野浦の中線は20時06分の岩国行が錆取りで使っていたけど、この改正で本格的使うのか。
最終のぞみの停車で徳山だけでなく、防府、下松、光方面も終電延長。山口宇部空港とだいぶ離れているし、朝夜だけでものぞみの停車を増やせば、対東京で飛行機からだいぶシェアをもっていけるのではないかと。
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