東急電鉄は、4/21に田園都市線、大井町線、世田谷線でダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●渋谷に534に到着する長津田発急行と、渋谷546発の中央林間行各停を増発する。(土休日は548発長津田行急行)
●平日については、渋谷に609に到着する中央林間発急行と、渋谷発614の急行長津田行も運転する。
●長津田発南栗橋行初電車を5分、中央林間行初電車を3分繰り上げる。(鷺沼で新設の急行と接続)また、鷺沼発初電車を2分、二子玉川発初電車も1分繰り上げる。
●田園都市線初電車繰上げに伴い、世田谷線の上町発初電車を2分繰り上げる。
●大井町線については、一部列車の時刻を変更するのみだが、2017年度下期を目途に急行を7両編成に増結する。
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東武のダイヤ改正に合わせた東急田園都市線のダイヤ改正、といってもスカイツリーライン絡みは、快速のスジが間引かれるぐらいだから、行き先変更と早朝に増発するだけに留まった。ピーク時間帯は増発したくても、できないからな。
早朝は、平日2往復、土休日1往復が増発されることになった。一番早い急行は渋谷着534、京王線特急の新宿着521、東上線準急西武線準急の池袋着529より遅いが、小田急準急の新宿着538、東横線急行の551着よりは早い。平日も土休日も運転となる朝一急行は、長津田を現在の各停と同じ505に出発、それに伴い505の各停は発車が5分早まる。鷺沼で緩急結合するから、長津田~鷺沼までは現行の各停乗り通しより10分早い534に渋谷に到着する。他路線への接続状況を見ると、品川・浜松町方面は544の山手線、これに乗れば品川でのぞみ1号に乗り換えられるけど、神奈川県内は新横浜経由の方が早いからな。銀座線は541、7分で高架ホームまで駆け上がれば6時前に銀座に着く。新宿方面は、山手線が541、副都心線が545、山手線に乗れば、バスタ605発の松本行バスに乗り換えることができる。なお、新設の急行は渋谷止りなので、半蔵門線方面へは現行とほぼ同じダイヤの各停に乗り継ぐことになる。
新設急行は平日12分折り返し、土休日14分折り返し、半蔵門線への各停が44分、半蔵門線からの各停が38から52分まで開くことを考えると、37分ぐらいに回送として発車後、表参道寄りのポイントで転線して折り返すのだろう。平日は546の各停として538~552のブランクを埋め、土休日は548の急行として、急行運転時間帯を拡大させる。
平日は中央林間発530の急行を新設、このことで現行の渋谷着617の急行より前に2本の急行を運転して、ピーク時の混雑を早朝時間帯にシフトさせる。来春改正で利便性が向上する小田急に先手を打つというのもあると思うのだけどね。
大井町線は、今年の秋ぐらいから6000系に1両増結、車両の仕様は10年前に登場した既存車と同じになるのだろうか。既存車でも車内照明はLEDになっているから、LED照明で増結しても違和感ないけどね。
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