2ヶ月近くに渡って続いた改正ネタも今回で最後。
JR九州の3/16改正概要は以下の通り。
●観光特急「A列車で行こう」を1往復新設する。(熊本1220、三角1336)これに伴い午後の列車は、下りが33分、上りが86分発車時刻を繰り下げ、本渡1450の天草宝島ラインでも接続できるようにする。
●きらめき3号の停車駅に戸畑を、きらめき22号の停車駅に東郷と八幡を追加し、停車駅を統一する。
●延岡1814発のにちりん19号の停車駅に宮崎神宮を追加する。
●福北ゆたか線において、朝6時台に列車を1往復増発する。(直方→博多→飯塚)
●朝ラッシュ時、鹿児島本線の二日市方面からの列車に増結する。また夕ラッシュ時の快速荒尾行2本を9両編成に増結する。
●豊肥本線において、熊本着723と948及び熊本発733の電車を増発して、朝ラッシュ時の混雑緩和を図る。
●一部の光の森発着列車を肥後大津まで延長運転する。
●快速豊肥ライナーを普通列車に格下げし、データイムは快速通過駅からも毎時3本利用できるようにする。また時刻を調整し、新幹線への接続を見直す。
●熊本着2006の列車を八代まで延長運転し、毎時3本利用できる時間帯を拡大する。
●鳥栖1932発の多良行を肥後大浦まで延長運転する。また、湯江721発の長崎行を小長井始発とする。
●宮崎1744の延岡行を2両から4両に変更する。
●日豊本線の中津~大分間、筑肥線の西唐津~伊万里間の一部列車の設定を見直す。
JR九州の改正で大きく変わったのは豊肥本線など熊本地区で、あとは増結や区間延長ぐらいか。
「A列車で行こう」はデビュー1年半で増発。今回の増発は天草宝島ラインの新型旅客船の就航に合わせたのだろうか。増発した「A列車で行こう」は新大阪859の「みずほ」からの接続を受け、本州からの利用も見込んでいるようだ。
快速豊肥ライナーは2年で廃止に。速達需要の薄い豊肥本線にあって、豊肥ライナーが設定されていた理由は、有明が走っていた頃の名残か、交換待ちの兼ね合いだと思っていたけど。快速通過駅での40分以上の待ち時間は解消されて、30分以内になるそうだ。光の森以東の駅降りを予定している身としてはありがたい。
肥後大津発636~808までは9~15分間隔と、地方とは思えない運転間隔。下手したら鹿児島本線の博多近辺の快速通過駅より多いかもしれない。通勤、通学客のための設定というのもあるけど、博多へのバス対抗策、大阪への飛行機対抗策というのもあるかもしれない。何せ、肥後大津駅前にはリムジンバスが乗り入れ、武蔵塚から徒歩6分のところに高速バスのバス停があるからな。せめて水前寺まで複線化できればいいのだけど。パターンダイヤを組んでも、ディーゼル特急がネックになるし。
中津~大分の見直しは、同区間の駅降りを計画している身としては気になるところ。豊前善光寺~大神間の9駅はまだ降りてないからな。かなり本数が少ないのは、立石と西屋敷だけだから朝夕に攻めれば楽なんだけど、中山香折返しとかどれくらい削減されるのか。
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