JR東日本の千葉支社、メトロ東西線・東葉高速の改正概要は以下の通り。
●わかしお10号を30分繰上げ、運転間隔を適正化させる。また、安房鴨川発普通列車から勝浦始発「わかしお」3本に接続させる。
●勝浦~浪花間において、上り初列車を30分繰り下げる。
●「ホームライナー千葉」を船橋に停車させる。
●平日ダイヤにおいて、東京1732発の京葉線から武蔵野線への直通列車を増発する。
●東葉高速鉄道において、東葉勝田台始発の前に八千代緑が丘始発を新設する。また、現行の5時台のメトロ東西線西船橋行2本を東葉勝田台まで延長運転、東葉高速からの西船橋折り返しを東西線と直通化させる。
●千葉2156発の佐倉行、千葉着2355の佐倉発を成東発着に変更する。また、成田1810発の佐原経由銚子行を増発する。
●総武線快速の土休日ダイヤにおいて、津田沼510の快速千葉行を平日と同じ快速上総一ノ宮行に変更する。
-----------------------------------------------------------
千葉支社管内は接続の見直しなどを中心とした修正となった。
「わかしお10号」の繰下げは、「さざなみ」で空いたスジを活かしたもの。それに接続する普通は現行スジを3分繰り上げたものになった。夕方以降の2本は10分繰り上げて、接続するようにしたもの。現状の接続の悪さは、特急の末端各停部分が廃止になって、後続の普通を延伸した頃の名残なのだろうか。
「ホームライナー千葉」は京成「イブニングライナー」を意識しただろう船橋停車。対抗するためだと思ったが、東京発「ホームライナー千葉」3本から「イブニングライナー」への接続は偶然にも確保されている。(1938→1954、2119→2132、2321→2330)両ライナー合わせた料金は920円と、平日グリーン料金より少し安め。それなりの需要はありそうだ。ホームライナー千葉といえば、今後の開発に応じて、新橋・品川へ延伸しても良さそうなんだけどね。
京葉線の増発分は、東京1722の10分続行で新設、現行の1759の南船橋始発を数分繰り下げた上で東京発に変更、1807発の西船橋始発は南船橋始発に変更するのだろうか。1807発も数分繰り下げると、10分空きがなくなり、混雑が平準化されると思うのだけど。
東葉高速の八千代緑が丘始発は500だとすれば、大手町着は544。現行より10分繰り上がることで、のぞみ1号に間に合うことが可能になる。
早朝運転といえば、土休日運転となった津田沼510の快速上総一ノ宮行、千葉~上総一ノ宮の始発も繰り上がり、勝浦には640、安房鴨川には709に着くことができる。釣り客需要はもう少し早い方がいいのだろうか。なお、御茶ノ水発各駅停車からの接続を受けるので、都内からの利用も可能である。
成田1810の銚子行は純増なのだろうか、快速エアポート成田もこの時間帯は毎時2本だから、千葉から佐原・銚子方面の乗車チャンスが増えるわけだが。
最新の画像もっと見る
最近の「情報(東日本)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事