しーさるの鉄日記

6/21東急田園都市線関係ダイヤ改正


6/21に、東急では田園都市線と大井町線の、東京メトロでは半蔵門線のダイヤ改正を行なうことを発表した。これに伴い、東武鉄道でも一部区間でダイヤを行なう。

★田園都市線
●データイムに準急を毎時2本新設する。これに伴い、普通のうち毎時2本の半蔵門線乗り入れを取りやめ、渋谷折り返しに変更する。また、準急の停車駅に南町田を追加する。

●平日朝ラッシュ時の下り急行を準急に変更する。

●中央林間2411発の鷺沼行を新設する。また、平日早朝と夕夜間、土休日の早朝に急行や各駅停車を増発する。

★大井町線
●鷺沼始発大井町行を、平日朝6時台に2本、土休日朝7時台に1本、8時台に2本増発する。

●平日21時台に急行と各駅停車を1往復ずつ、土休日19時台に急行を1往復増発する。(土休日19時台の下り急行は長津田行)

●10時台、16時台に二子新地、高津に停車する各駅停車を増発させる。

★半蔵門線
●平日夕夜間時間帯の清澄白河発着30本を押上、東武線方面へ延長運転させる。また9~10時台の清澄白河発着も押上発着にさせる。その他、16時台の押上方面、22時台の渋谷方面を、それぞれ1本ずつ増発させる。

★東武スカイツリーライン、伊勢崎線、日光線
●朝時間帯の越谷~館林、静和において、一部上り列車の発車時刻を1~2分繰り上げる。

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田園都市線において、地上区間での速達列車の増発、渋谷対鷺沼以西の有効列車が、平日毎時4本から毎時6本に、土休日毎時6本から毎時8本と増えて、急行の混雑緩和が期待される。一昔前のデータイム快速オンリー時代と比較すると、急行が毎時4本純増となったわけだから、随分と便利になったわけだ。

増発分を急行ではなく準急にして、地下区間を純増させたのは何か理由があるのだろうか。急行を増やしたら、桜新町退避が普通の3/4に増えて、用賀が不便になるというのがあるけど。土日ダイヤでの大井町線直通急行と乗り継いだ時と同じ役割を果たさせるとか。二子玉川から先の急行の混雑緩和だけを狙いすれば、地下区間は各駅停車で十分かもしれない。

渋谷発は急00、準05、始08、各12、急15、各20、各27といった具合。土日の大井町線急行のスジを現状維持と仮定し、準急はその15分後、渋谷発普通は準急格上げを踏襲するとして、改正後ダイヤを予想していたのだけど、ほぼ的中した。
土日ダイヤの大井町線急行のうち、溝の口折り返しは二子玉川で準急に接続、上りは溝の口から二子玉川まで並走して走るようだ。

始発各停の渋谷発着時間を見ると、東京メトロ線内は半蔵門まで回送するようだ。副都心線を見ると、毎時14本体制でも過剰でもないと思うのだけどね。準急は表参道で銀座線から1分接続を受けるから、銀座線のドアが開いたときに、目の前で準急のドアが閉まった上にさらに回送が通過という事態はあまりなさそうだ。でも、表参道での他路線への接続具合を見ると、客扱いしないのが残念だと思うな。オリンピックなど神宮でイベントがある時は、半蔵門発着で客扱いしてほしういところだ。

半蔵門線では、東京東部を南北に結ぶ路線を増発することで、接続路線へ乗り継ぐ利用者の利便性も向上。特に大江戸線の汐留、勝どきから錦糸町近辺へ向かう客には効果が大きい。京成沿線へ帰宅する客にとっては、安いけど不便な蔵前乗換か、高いけど便利な押上乗換か迷うところである。

現状、都心部が住吉以北へ向かうには最大7分のタイムブランクが発生するわけだが、それが4分に短縮、帰宅時間帯の7分待ちは長いからな。また、田園都市線の急行が東武線方面へ直通することで、田園都市線沿線在住で住吉以北などへ勤めている人や、逆に田園都市線沿線の学校などから住吉以北へ帰る人の速達性が向上される。

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