しまかぜブルーリボン賞受賞

鉄道友の会では、2014年のブルーリボン賞を近鉄50000系「しまかぜ」、ローレル賞を福井鉄道F1000形「FUKURAM」及びJR東日本E6系「こまち」に選定した。

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実質、E6「こまち」、近鉄「しまかぜ」、JR九州「ななつぼし」で三つ巴となった今回、どれが受賞するか読めなかったが、上記の結果に落ち着いた。

近鉄特急車両のブルーリボン賞受賞は「アーバンライナーNext」以来11年ぶり、あのデザインとあの内装だと納得する。和風個室はJR以上に凝っているし。E6はミニ新幹線車両としては初受賞、400系は300系に、E3は500系に持って行かれたからな。E7のデビューがもう少し早かったら、受賞できなかったかもしれない。

「ななつぼし」が賞をもらえなかった理由は何だろう。実際乗れて評価できる人がほとんどいないからとか。個人的には、評価対象の一般的な鉄道車両と別の次元にあるから受賞できなかった、いや受賞しなかったと思うのだけど。ＪＲ東日本のクルーズトレインやＪＲ西日本の豪華寝台列車が受賞するか気になるところだ。今回のような対抗がいなかった受賞するだろうけど。

札幌、福井、堺、広島のトラム４都市対決では、福井の「FUKURAM」が勝利という形になった。トラム車両というのは比較的ローレルを受賞しやすいイメージなのだけどね。2003年はＭＯＭＯとユートラムが受賞したくらいだし。４車種のうち、どれかが１年早くデビューしていたら結果が変わっていたかもしれない。何せ去年はローレルの該当車両なしだから。

さて、来年はどうなるのだろう。ブルーリボンは箱根登山の3000、ローレルはE7、W7と烏山線のACCUMと予想しているのだけど。次点で、四国の8600とか、東京モノレールの新車とか。