しーさるの鉄日記

青函トンネル竜飛斜坑線を乗り潰す

2年ぶりの3連休東日本・函館パスを使った旅行、今回は青森を中心に旅行することにした。当初は奥羽本線の山形秋田の県境付近を攻めるつもりでいたが、先月末の大雨でいつ復旧するかわからない状況に、その代わりに来年に予定していたこの旅行を繰り上げた。ちなみに奥羽本線の山形秋田の県境は今日復旧したけど、それが明らかになったのは11日、そのうえ今回の旅行を先送りしたら明後日乗れなくなる列車があることから、山形秋田の県境は11月に先送りした。

上野発6時38分のはやぶさで北へ。仙台で半分以上降りたと思ったら、函館へ向かう団体が乗り込んできた。上りこまちの5分遅れに付き合わされて、盛岡発は数分遅れ、余裕のないダイヤだな。

3時間10分ほどで新青森に到着、弘前行に乗り換えて2つ先の鶴ヶ坂で折り返した。鶴ヶ坂は以前駅降りした時、交換待ちの数分しかいなかったから、今回改めて駅降りすることにした。鶴ヶ坂は下りホームに新しめの待合室駅舎のある相対式、両ホームはほぼ秋田寄りの跨線橋で結ばれている。駅近くには、青森営業所や五所川原へ向かうバス停があり、列車より本数が多い。

青森発11時01分の津軽線で北上、蟹田で乗り換え、12時14分には本州最北端の駅三厩に到着した。三厩は海側駅舎の島式、定期列車は山側2番線から発着する。線路はホームから北側も少し延び、保守車両が停まっていた。乗降客は少ないが、有人駅でみどりの窓口がある。もちろん、時間限定だが、無人の間に発着するのは、最終と始発ぐらいだ。

10分接続のバスに乗り換え、40分程で青函トンネル記念館に到着した。乗車距離は長いが町営バスなので100円である。自分の乗ったバスには10人ほど乗っていた。

着いてすぐに竜飛斜行線のケーブルカーに乗車する。青函トンネル記念館駅は下る方向に向かって左側にホームのある構造、出口は下の方にある。駅舎というか建物は記念館と別の棟、斜坑とはシャッターで仕切られ、ケーブルカーの発着時だけ開かれる。

約7分で海面下140メートルにある作業坑まで降りる。作業坑への分岐トンネルを過ぎると間もなく、体験坑道駅に着く。体験坑道は下りてきた方向に向かって右側にホームのある構造、ここも出口は下の方だ。ここから係員に付いていき、作業坑を歩きながら、トンネルの案内を受けることになる。

作業坑はトンネル本坑に平行して作られた作業用の道具や資材を運ぶトロッコのためのトンネル、見学コースである体験坑道にはそのトロッコやトンネルを掘るための道具が、青函トンネルをどのようにして建築されたかのパネルとともに展示されていた。当然、新幹線が通る本坑に繋がっているが、シャッターで遮断されている。旧竜飛海底駅からはこのシャッターを経由して体験坑道に抜けていたようだ。

地上に出てきてすぐに昼食、記念館の中にある店で磯ウニラーメンを食べた。その後、館内を見学、青函トンネルができるまでの歴史を10分ほどのビデオを通して学んだ。場所によって、地質も変わり、工法も変わるから相当苦労したようだ。水が大量に出る事故も幾度かあったし。

青函トンネル記念館を出たのは15時過ぎ、バスまで40分程時間があるので散策する。紫陽花をかき分け展望台へ。そしたら、津軽海峡を挟んで北海道の方まで一望できた。津軽海峡冬景色の歌碑から流れる歌を聞きながら、階段国道を下がり、龍飛漁港からバスで三厩駅へ向かった。

三厩駅からは町のワゴンに乗車、5分程で降ろしてもらい、青函トンネルの入口へ向かった。入口付近は公園が整備され、はやぶさ形の公衆トイレ、展望台だけでなく神社もあった。入口に着いて10数分後にトンネルから新幹線が出てきて、その数分後に新幹線が入っていった。また、トンネルから離れていたら、貨物列車が通過していった。

入口から20分歩いて、津軽浜名駅へ。津軽浜名は海側に片面ホームのある構造で、出口は青森寄り、ホームと逆側には青森北高校今別分舎があった。
津軽浜名発17時50分の列車で南下、蟹田では36分の待ち時間になった。だったら三厩発を繰り下げればいいのに。ちなみにバスの最終は列車より少し遅く、奥津軽いまべつで東京行の新幹線に接続する。

蟹田での接続時間は36分と長かったが、青森は4分と短め、20時30分に弘前に到着した。

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