JR東日本では電力使用制限令に伴い、平日12~15時の首都圏の列車の本数を削減することを発表した。
今回の制限で、毎時4、5本以上の路線では5%、毎時6本以上の路線では15%の、使用最大電力を削減することになる。
ttp://www.jreast.co.jp/press/2011/20110602.pdf
私鉄はずっと節電ダイヤだったが、JRは震災直後以来久々の節電ダイヤ。対象になるのは平日の12~15時と、地下鉄、私鉄に比べると短いようだ。
本数が5%もしくは15%削減すると受け取られるニュースもあるけど、それだと対象時間帯に1往復しか削減されない。多分、毎時6本以下の路線で毎時1本、毎時7本以上の路線で毎時2本の削減ぐらいになるだろうけど、快速の設定があるところは、田園都市線のような半減、もしくは東西線のような運休ということになるかもしれない。青梅特快運休の中央特快毎時2本とか、京葉線は普通だけ毎時4本とか。各駅停車だけのところは、本数減らしたのがバレないくらい運転間隔が均等なのが理想だけど、間引き運転で毎時1回ないし2回、10分以上のブランクが生じるかもしれない。
もっと大変なのは毎時4本から本数が減らされるところで、場合によっては30分以上のブランクを覚悟しなければならない。15分ヘッドに近い湘南新宿ラインはどうなるのだろうか。1本でも本数を削減すると、古河以北で大変なことになる予感がするのだけど。
震災直後の緊急事態ではないのだから、じっくりとダイヤを組んでほしいところ。ダイヤの組み方によっては、現状の利便性を維持しながら本数を削減できるかもしれない。
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