長期夏休みの駅降り行動、今年は山陰地方を中心に攻めていくことにした。
いつものようにのぞみ1号に乗るために東京駅へ。常磐線快速を使うと30分も開いて不便なので、千代田線で大手町へ行って歩くことにした。日本橋口から入ったから混雑は避けられたのだけど、思った以上に距離があって、大手町から15分もかかってしまった。
のぞみ1号は当たり前のように満員御礼放送、ところが自分の隣のB席、C席ががら空き、誰かが寝坊とかで乗り遅れたのだろう。それを知ってか指定券を持たない人が座ってきて、検札の時に清算していた。
去年もそうだったのだけど、自由席の混雑が激しく、乗降に時間がかかり、東海道区間で9分遅れ、ところが山陽区間はそれほど乗降にかからなかったので、9分以上遅れることはなかった。乗り換え時間19分あったとはいえ、少しヒヤヒヤした。
広島からは可部線に乗って、今春の改正で延伸した区間へ。まず、北側に片面ホームのある河戸帆待川へ。駅舎はあき亀山寄りにあり、ホームとは20メートルくらいの通路と結ばれている。駅前は少し広く、交通量の多い道路を挟んで、商業施設がある。にも関わらず、クルマの乗り入れるスペースはない。駐輪場も100メートルくらい離れたところにあり、交通量の多い道路を横断しなければならないので、新駅の割には不便である。
折り返して可部駅へ。可部駅は今回の延伸に伴い、東側の頭端式ホームの線路2線が撤去され、代わりに西側の留置線に改札付ホームが設置された。その結果、改札別の相対式、両ホームは改札外の跨線橋で結ばれる構造になった。
可部からあき亀山へはカフェオーレの113系で移動、今日は休日ダイヤで1往復除いて全て4連なので、227系だけでなく113系も結構走っている。方向幕のあき亀山は最後の新製作方向幕になるのだろうか。
あき亀山は島式、ホームの南側には電留線2本と、保守車両線路2本がある。駅舎は突き当たりを南に曲がった先、駅前は小さいながらクルマの乗り入れるスペースが確保されている。ただしバスは乗り入れない。到着した列車はすぐに折り返すが、1番線2番線は交互に使われている。駅は廃線跡の南側に整備、駅周辺では廃線跡は駐輪場になっているが、道路を挟んだ向かいは草に覆われた配線跡が続いている。
河戸帆待川もあき亀山も1列車辺りの乗降は10数人程度、可部に比べれば少ないが、既存駅に比べれば多いところもあった。
あき亀山から広島へ。可部線の出口は可部寄りが多いが、比較的利用者の多い緑井は横川寄りなので利用率にバランスがとれている。
広島からは始発白市行で寺家へ。寺家は相対式の橋上駅、改札口は広島方面ホームに近い南側に寄っている。駅舎は自由通路を兼ねているが、自転車の通るところは高い柵で仕切られている。南口は、バスも乗り入れる交通広場が整備、それを囲むように小さなビルが何軒かたち、中には営業している食堂もあった。少し離れたところにはスーパーもあった。北口はホームよりレベルの高いところにあるので、階段の段数は南口より少ない。南口と同じく交通広場が整備されているが、ホスピタルビルが建っている以外は住宅が建つ予定の空き地になっている。寺家からは3両普通、白市始発で先行から13分しかあいてないが、ほぼ席の埋まる利用率だ。広島空港からの帰省客と西条の需要が大きいのだろう。
広島で芸備線に乗り継ごうとしたが、キハ120の2連で立ち客いっぱいなので、諦めて広島焼きを食べることに。駅ビルの中で食べたのだけど、2時過ぎに関わらず、どの店も行列ができていた。
15時05分の芸備線で三次へ。三次からはさらに備後落合へ向かう。三次発車時点で19人いた客も備後庄原で数人残して下車、備後庄原で乗った客も備後西城で下車した。
備後落合は北側が片面の2面3線、片面は木次線が発着し、島式ホームは芸備線が発着する。駅構内には遺構のような構造物があり、その解説が待合室にある。また乗車記念証明書もあった。
駅周辺は郵便局と民家が数軒あるだけで、列車に乗ってきた数人以外は人影がなかった。備後落合発19時18分の列車で三次へ折り返し。これが三次行の最終列車となる。
三次で夕食をとって、近くのホテルにチェックインした。
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