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しーさるの鉄日記

駅降り行動:五能線(能代~あきた白神)

三連休の東北旅行2日目、今日は五能線の秋田口の駅巡りをすることになった。

羽後牛島発5時39分は、秋田行でなく酒田行、去年8月に橋上駅舎となった羽後本荘へ向かった。羽後本荘は橋上化で由利高原鉄道の専用改札が作られたものの、早朝で開いておらず、JRの改札から入る形となっていた。前から広場のあった海側はそのまま、新しい出口が設置された山側は駅前広場が工事中で、階段が封鎖され、エレベーターが使える珍しい状況だった。

15分で折り返し、羽後本荘発6時37分、秋田を4分で乗り換え、泉外旭川に7時31分に到着した。泉外旭川は、上下線が大きく離れた島式、駅舎は上下ホームの間にあり、改札外の地下通路とつながっている。海側の泉出口は出口もロータリーも小さいが、秋田駅へのバスが平日毎時2本、土休日毎時1本乗り入れる。出口とロータリーの間には駐輪場がある。外旭川口は出口もロータリーも大きいが、バスは数時間に1本だけだ。将来的にはイオンの玄関口になるが、開業時期は未定だ。泉外旭川発7時54分の男鹿線ACCUMで秋田へ、朝時間帯なので、青赤青赤の4両で構成されている。

秋田発8時19分のリゾートしらかみ1号は橅編成が充当、三連休の中日だがガラガラだった。車内でオリジナルのアイスクリームを買って食べたり、能代駅でバスケットのゴールシュートチャレンジをしながら北上、東能代でスイッチバックして、五能線に乗り入れる。あきた白神には9時55分に到着して、五能線の駅巡りに入った。なお、あきた白神での折返しは快速なので、ノンストップで能代に行かざるを得なかった。

廻った順序は以下の通り、数字は東能代からの駅数。

9あきた白神ー1能代ー3北能代(バスと歩)2向能代ー8滝ノ間ー7八森(歩)6東八森ー4鳥形(歩)5沢目

能代は相対式、左側ホームに駅舎があり、両ホームは川部寄りの跨線橋で結ばれている。駅舎と逆側のホームに隣接して側線が数本ある。以前は2面3線だったが、3番線はなくなっている。業務委託の有人駅で、通常の券売機の他、指定席券売機が設置されている。駅舎は2013年に木都の町をイメージしてリニューアル、中にはNEW DAYSもあり、お土産などを買うことができる。駅前は古くからのロータリーが整備されているものの、乗り入れるバスは秋田への高速バスと、海老名へのツアー夜行バスだけ、地元のバスの乗り入れはない。周辺は古くからの街だがシャッター街で人影は少ない。昔は東能代~能代間の列車が設定されていたが、能代自体がさびれたためかデータイムの運転はなくなった。バスケの街らしく、駅舎のある方のホームには、能代工業高校のバスケ戦歴を展示、その隣にはバスケットゴールがあり、先述したように「リゾートしらかみ」の客がフリースローに挑戦できるようになっている。

米代川を渡ると、右側片面の向能代に到着する。開業当初からの木造駅舎は、ホームより少し低い位置にあるので、スロープが整備されている。能代西高校への通学需要があったため、以前は簡易委託駅だったが、学校の統廃合でそれがなくなったため、去年4月に無人駅となった。周辺は住宅地だが、国道からはだいぶ離れている。

能代の市街地を離れて少し走ると、左側片面の北能代に着く。ホーム中程の待合室駅舎は2008年から貨物改造のものから建て替えられた新しいものになった。未舗装の駅前広場には、トンボが飛んでいた。
鳥形は右側片面、ホーム中穂とに待合室、東能代寄りに6段の階段出口がある簡素な造りだ。少し離れたところに集落があるが、周辺は一面の田んぼになっている。鳥形を出るとすぐに八峰町に入る。

沢目は右側片面、以前は相対式だったが左側の線路が使われなくなって草に埋もれている。駅舎は1982年に建替えれらたこげ茶の木造2階建、峰浜土地改良区の施設と共有しており、地域の交流スペースもある。東能代寄りには屋根付きの歩道橋があり、小学校の裏から国道に抜けられる。

東八森は左側片面、白いカプセル駅舎は1979年に建替えれられた鉄筋コンクリート製の簡易的なものだ。以前は相対式だったが、右側の線路だけでなくホームも撤去されたので、交換設備の面影は駅手前で曲がる線路だけだ。東八森を出てしばらく走ると海沿いを走るようになる。五能線はここから鯵ヶ沢の先までの約80キロの長さに渡り海沿いを走る。

八森は左側片面、以前は五能線の島式に日本海金属専用線を加えた構造だったが、川部寄りから分岐する線路を残して撤去された。そのため、構内は他の駅と比較して広い。ホームの東能代寄りを降りたところに、木造の回廊があり、その中の緩やかな階段を降りていくと、駅舎に抜ける。駅舎は1985年に建替えられ、秋田杉が使われている。駅舎には、白神八峰商工会が入居しており、待合室はその一角となっている。

滝ノ間は左側片面、ホーム中程に13段の階段出口がある。周辺の集落よりは高い所にあるため、海を見渡すことができる。

あきた白神は右側片面、五能線で一番新しい1997年の開業で、ホーム中程にプレハブの待合室がある。ただし簡易委託駅なので、駅を出て右側にある、あきた白神中央管理センターで8時30分から17時00分まで窓口扱いを行い、「リゾートしらかみ」の指定券の販売を行う。待合室の前の曲がったスロープを昇れば、五能線と国道をオーバーパスして、ハタハタ館や御所の台オートキャンプ場につながっている。また、あきた白神中央管理センターの裏側にはパターゴルフ場やバッテリーカーなどの遊具がある。


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