東武鉄道は、スペーシア車両による日光夜行を運転することを発表した。運転日は10/14、20、21、去年同様浅草を2355に出発して、北千住、新越谷、春日部に停車、東武日光には216に到着し、湯元温泉行専用バスの発車する30分前の3時半まで車内で過ごすことができる。
パッケージツアーのみの販売で料金は大人7,800円、子供5,200円、個室を利用する場合は2,590円かかる。旅行パッケージには東武日光までの往復乗車券、日光夜行の特急券、湯元までのバスのきっぷの他、日光自然博物館の入館料、低公害バス、中禅寺湖機船の割引券、中禅寺金谷ホテル、日光アストリアホテルの入浴割引券がついてくる。
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去年は、300系で運転された日光夜行だが、その300系は4月を以って引退、その代わりに100系スペーシア車両を充当することになった。回転はすれど非リクライングの300系が、シートピッチ1,100㎜でフットレストつきの100系になったものだから、そのグレードは大幅にアップしている。シートピッチ1160㎜の2+1シートのはまなすドリームカーには及ばないが、ドリームつばめに使われた787系のシートピッチ1000㎜を上回る。内装デザインは東武系列ホテルをデザインしたのと同じ人物だから、個室は特に床がカーペット敷、デーブルが大理石のものになっている。早朝の臨時バス関係なく8時くらいまで車内泊したいところだ。個室は一室2,590円、土休日の3,700円より1000円以上安く、4人で利用したら一人あたりおよそ650円だ。2人で占有して、シートで横に寝る人が現れそうだ。
去年の特典はやしおの湯の入湯料が510円から300円になるくらいだったが、今年はホテルの温泉だけでなく、中禅寺湖周りの交通機関の割引券と充実させた。車両のグレードアップ、特典の充実に関わらず、去年に比べて300円しか値上げしていない。日帰り入浴については、中禅寺金谷ホテルが1300円、日光アストリアホテルが1000円だけど200円~300円ぐらい割引となるのだろうか。いずれもやしおの湯と違い、15時、16時半までしか入れないから、予定を組む時には注意しなければならない。
低公害バスといえば、千手が浜にクリンソウの咲く6月中旬も早朝需要があるのだな。午前中は駐車場には停めれない、低公害バスは長蛇の列という状況だから。でも、この時期の2355のスジは尾瀬夜行が使用、日光夜行の設定には新たなスジを引かなければならない。あと、JRの協力が得られれば、新宿・池袋からも日光夜行が設定可能だけど、パッケージツアーであることを考えると難しいか。
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