秩父鉄道2021春改正（平日の熊谷～三峰口）

秩父鉄道の熊谷～三峰口間の平日ダイヤ、計画運休ダイヤでは以下の列車を運休していた。

下り

熊谷発影森行
902急 933★ 1143★ 1249 1746 2047 2125急 2237秩
★は熊谷～影森間で運休

影森発三峰口方面
1405 1920西 2103

上り

秩父発500

影森発
621西 832急 907 1119 1312 1830 2018急 2147(三峰口始発)

三峰口発
600西 1435 2128　西は西武直通

計画運休によるデータイムのタイムラグは、下りだと60分前後だが、上りだと70分前後のものが発生している。影森～三峰口では14時台の列車がなくなり、２時間以上のタイムラグが発生している。

今回の2021年春改正の熊谷発を検証してみる。

朝時間帯では7時16分の普通を7時03分に繰り上げ、石原で急行に追い抜かれるようになった。データイムは12時45分発が復活、代わりに15時12分発の廃止する。それに伴い、13時48分発は14時07分に、14時30分発は14時50分に、それぞれ20分ずつ繰り下げるが、54分のライムラグが発生する。このことで10時01分発から14時50分までは37～43分間隔となり、特に11時25分から12時45分までは40分間隔が連続する。

16時台も10→20、44→59、17時台も12→32、30→55と徐々に繰り上げ、18時05分を廃止する。18時10分の急行は石原追い抜きだったのが、樋口追い抜きに変更となり、野上から先の急行通過駅への所要時間が短縮される。

19時15分の急行は19時00分に繰り上げ、先行する普通と順序を入れ替え小前田待避を解消する。20時台も普25 急40だったのを普37 急30に入れ替える。このことで急行は湘南新宿ラインからの接続からスワローあかぎからの接続に変わる。

22時37分の秩父行最終を復活させる一方、23時00分の寄居行は廃止する。このことで、寄居から先の終電は37分繰り下げとなるが、寄居までの最終は12分繰り上げとなる。

影森発での三峰口方面を見ると、まず、7時21分発は6時57分への繰り上げとなっている。
1050、1155、1305、1510、1610と最大２時間空いていたデータイムは1116、1236、1358、1441、1610と80分以上の間隔に調整させている。
夕方から夜間にかけても1800、1849、1935、2013だったのが、1732、1819、1918、1950と繰り上げ、20時50分発（熊谷発19時30分）を復活させて１時間30分以上のタイムラグを埋めている。なお、19時18分発は西武からの直通のスジを踏襲している。

影森発での熊谷方面を見ると、始発は5時14分だったのが5時00分に繰り上げとなっている。6時34分発は廃止となり、6時17分発を6時24分に繰り下げている。9時07分発を復活することで70分近いタイムラグを埋めている。その一方、10時14分発を廃止して、9時50分発を9時59分に繰り下げる。
午後は、13時17分を復活、74分のタイムラグを53分に縮小する。復活分は三峰口発なので、13時38分発は影森始発に変更する。14時台は58分の影森始発を05分に変更して、15時26分を14分に繰り上げて、55分のタイムラグをなくす。17時から18時にかけては時刻の繰り下げを行う。17時24分の影森始発は45分に繰り下げ、急行と順序を入れ替え、三峰口発に変更する。18時00分発も18時20分に繰り下げる。
20時台も10分前後の繰り下げとなり、最終21時03分発は21時37分発に繰り下がる。

三峰口発を見ると、まず6時04分発が新設となっている。なくなった西武の直通を踏襲する形だ。これで61分のタイムラグがなくなる。データイムは1030、1125、1228、1327、1535となっていたのを1041、1204、1300、1424、1536に繰り下げる。繰り下げ幅を11分、39分、32分、57分として、２時間以上のタイムラグをなくす形だ。
三峰口発18時00分を新設、26分発は40分に繰り下げとなる。そのあと２本は10分前後繰り下げ、20時47分の最終は21時17分に繰り下がる。

急行は朝１往復、夜１往復の計２往復が運休となっていたが、そのまま廃止となり朝下り１本上り２本、夜下り３本上り２本が残った。