しーさるの鉄日記

アーバンパークライン、新京成高架駅巡り


今日は会社帰りに、千葉県内の高架化された駅を何駅か巡ることにした。

大宮からアーバンパークラインの急行に乗車、急行の大宮発時点の乗客は普通を待つ客より多かった。千葉県に入る前に岩槻で下車、2007年に駅降りしたが、2016年に橋上化されたので再び駅降りすることにした。地上駅舎時代は東側の大宮方面ホームにした駅舎はなかったが、橋上化されたことで東側にも西口とともにロータリーが整備され、コンビニやマンションが建つようになった。新しい橋上駅舎は、幸手などと同じ和風の白壁作り、改札横にファミリーマート、東口への出口付近には観光案内所がある。人形など地元名産品を飾るショーケースはなくなった。

岩槻からは一気に愛宕にワープする。愛宕駅は先月28日に高架化、相対式ホームの真下に駅事務室やトイレなどが整備された。駅舎は江戸川を進む高瀬舟をイメージしたものだ。地平時代は大宮方面ホームの野田市寄りに駅舎があったが、高架化後はほぼ清水公園寄りになっている。出口は西側だけ、駅前広場は工事中で狭い通路しかない。工事の完成後は、既存のスーパーと合わせて利用しやすくなる。今は西側にしか出口がないが、地平線路などの撤去後は東側へも出口が設置され、既設のロータリーに面することになる。それまでは、柏方面ホーム跡上の仮設通路を通って、2018年に設置された仮設駅舎を抜けることなる。

次の野田市も愛宕と同じタイミングで高架化された。新しく高架化された駅は島式1面2線だが、2023年度までには醤油工場のある東側にも1面2線を整備することで2面4線化、現行のホームは大宮方面ホームとなる。愛宕と違って、高架下コンコースは整備されておらず、運河寄りの仮設駅舎まで100メートルくらい歩くことになる。駅舎は栃木駅同様、旧駅舎のイメージを盛り込みつつも、近代化産業遺産を象徴するもの、外観は出来上がっているが、駅舎はその端にある仮設のものだ。駅前は工事中の部分もあるが、新しい駅出口付近に駅前広場が整備されることになっている。2面4線化後は運河折り返しを延ばす可能性もありそうだが、単線区間だということを考えると微妙なところだ。野田市での緩急結合が楽になるから急行運転区間を拡大できそうだけど、単線区間での急行30分毎、普通10分毎は厳しいところだ。

再び列車に乗って、柏で船橋行に乗り換え、高柳では急行待避がないのに4分も停車することになった。柏から新鎌ヶ谷まで急行10分に対し18分もかかるとは。運河でも駅降りをするべきだったなと後悔してしまった。

新鎌ヶ谷駅は、一昨年6月に新京成の改札とコンコースが北総から分離され津田沼方面ホーム跡に新設、半年後には松戸方面ホームも高架になった。北総コンコースからの通路との間には連絡改札口が新設された。
新鎌ヶ谷からは京成津田沼行で初富へ。初富も一昨年の12月に島式の高架駅になった。津田沼寄りの東側に駅舎があり、島式ホームとは構内踏切で結ばれていた構造だったが、高架化工事で駅舎は松戸寄り東側に仮設、旧駅舎は駐輪場とともに取り壊された。高架後の出口はほぼ津田沼寄り、杭で囲まれた広場に隣接する通路で東側に抜ける構造となっている。高架化されたものの、西側には直接抜けることができず、遠回りする羽目となる。

北初富駅は、地平時代は国道464号線西側にあったが、高架駅と仮設の駅は津田沼寄りに150m移動、駅近くで国道464号線とクロスする市道4号線東側になった。高架駅は相対式でエスカレーターは昇降ともに整備、コンコースからの出口は松戸寄りを向いており、市道の狭い歩道に面している。今後は、仮設駅舎のあった南側に駅前広場を整備する計画だ。

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