東京モノレールは、3月13日にダイヤ改正を行った。
今回の改正では、空港利用客需減少に運転本数を減らすことになった。特に区間快速は全ての列車の運転を取りやめるこになった。空港需要が減っているのだったら、ノンストップの空港快速の方がいらないと思うのだけど。
データイムは空、区、普が毎時5本ずつの計15本だったのを、空、普が毎時6本ずつの計12本に削減する。昭和島待避の普通を除いた浜松町~羽田間の有効本数は10本だったのが6本になる。区間快速停車駅の天王洲アイル、大井競馬場前、流通センターの停車本数も毎時10本から6本になる。大井競馬場前は競馬客を捌ききれるのだろうか。普通しか停車しない昭和島、整備場、天空橋、新整備場は毎時5本だったのが毎時6本に増える。この辺の駅は空港客需要関係ないから、増えても減っても大きな影響はない。データイムの運転本数削減で、13運用だったのが11運用になる。浜松町では同一種別で折り返すが、羽田での折返しでは種別が変わる。
早朝を見ると、浜松町発5時台が空1区3普4、6時台が空4区3普6となっていたのが、5時台が空1普6、6時台が空3普8に変わる。区間快速の2/3が普通に格下げとなるが、1/3が廃止となる。7時台~8時台は、改正前は普通だけが17~18本運転されていたが、それを15本に削減する。
17時台、18時台では、改正前は11分サイクルに空1普2、時間本数は空5普11の計16となっていたが、改正後は17時台が20分サイクルで毎時本数空3普9の計12本、18時台が30分サイクルで1時間本数空2普10の計12本となっている。空港快速は半減、普通も本数を数本減らしているような形だ。
19時台、20時台は、20分サイクルで1時間本数が区3普9の計12本だったのが、改正後は19時台が空1普11の計12本、20時台が普のみの10本となっている。19時台の区間快速は、1本が空港快速に格上げ、2本が普通に格下げとなっている。21時台は、15分サイクルで時間本数が区4普8だったのを普通だけの7本と大幅に削減している。
23時台は区1、普8うち昭和島止4本となっていたのを普通だけの4本とする。昭和島以南の本数は変わらないが、以北の本数は半減する。終電については、浜松町発0時01分の区間快速を緊急事態宣言の暫定ダイヤで1月20日から運休して、23時53分の羽田空港第2T行となっていたが、それの運転を取り止めた上で23時45分の昭和島行を羽田空港第2Tまでの運転とする。
羽田空港第2ターミナル発を見ると、改正前は19時34分から22時35分まで、区間快速と普通が約10分間隔で交互に走り、毎時12本程度になっていた。それが今回の改正では、19時台は13本と変わらないが、20時台8本、21時台6本、22時台5本と減らしている。20時以降の空港快速は20時11分、39分、21時05分、22時03分の4本だけだ。最終は0時05分の空港快速だったが、1月20日からはそれを運休して、普通が23時39分、区間快速が23時50分となっていた。改正では、区間快速の運転を取り止め、普通を3分繰り下げた。
土休日夕方以降を見ると、改正前は、17時台後半から20時台まで約20分サイクルで1時間本数は空3区3普6の計12本となっていた。改正後は、19時台前半まで15分サイクルで1時間本数は空4普8計12本となっている。本数維持だが、区間快速の2/3が普通格下げ、1/3が空港快速格上げとなっている。19時台後半以降は平日ダイヤと変わらなくなる。
空港需要が回復したら、区間快速は復活するのだろうか。その時は羽田イノベーションシティ最寄りの天空橋を停車駅に加えても良さそうだけど。来年グランドオープンを予定している羽田イノベーションシティ、新整備場や昭和島と同じ停車本数は流石にないと思うのだけどね。
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