しーさるの鉄日記

大井川鐡道の新駅と名鉄の新車他


今年も18きっぷの余った1枚を使って、名古屋へ行くことにした。

常磐線と京浜東北線を乗り継いで、東京駅へ。常磐線は松戸発でガラガラだったが、京浜東北線は南浦和~赤羽間で朝一番なので、席が半分埋まるくらいの利用率だった。秋葉原で総武線の初電を受けて、少し混雑した。

東京駅では5時20分の東海道線に17分接続、早朝なので空いている店も少なく時間を持て余した。土曜の朝だが、品川を出てもシート端が埋まる程度の利用率、神奈川県内では通勤、通学で使う人が多い印象だった。東京駅まで乗っていた京浜東北線とは横浜に同時進入となった。

2時間ほどロングシートに揺られて、7時27分に沼津に到着。ホームライナー沼津へは3分間のホーム別乗り換えだが、地下通路が浅いためか、券売機で整理券を購入できるどころが、列車を撮影できる余裕もあった。ホームライナーは373系3両、18きっぷ時期だが、利用率は3割程度で窓側を確保するのは楽だった。ただ、肝心の富士山は湿度のせいか靄っていた。通常だと指定席だが、感染症対策のため自由席対応になっていた。沼津から静岡までの所要時間は46分で表定速度70.4キロ、11駅通過だが普通との所要時間差が7分、新幹線開業前の準急東海よりも2分遅い。70キロ程度にスピードを落とすところも結構あった。追い抜きをせずに、普通列車の間隔を20分以下にするのだから、所要時間増は仕方ないのだろう。

静岡で、目の前に停車中の浜松行は、沼津を13分前に出た列車、211系の2両×2本で4両を組む静岡以西では唯一の運用だ。利用率を見ると、315系が4両なのは適正だと思う。
静岡を8時18分に出て金谷には8時50分着、ここで9分接続の大井川鐵道に乗り換える。自宅最寄駅を始発電車で出て、短時間の接続タイミングで本数の少ない大井川鐡道に乗り継げるというのは奇跡的だけど、10分も遅れればそれが崩れるというのは、少し恐いところを感じる。乗ったのは7200系の2両編成、座席のほとんどが埋まる盛況っぷりだが、新金谷で半分以上が降りてしまった。SLの見物を考慮したら、土日だけでも金谷~新金谷間で増発しても良さそうだ。

12分ほど乗って、門出で下車。門出は去年11月12日に開業した新駅、千頭に向かって左側にホームのある片面で、ホーム有効長は2両分。そのため、SLは停車できない。駅ホームに隣接して『KADODE OOIGAWA』という土産物店がある。感染症対策のためか、駅ホームに隣接する部分は出口専用となっており、入り口へは千頭寄りの通用門から廻り込むことになる。通用門近くにはお茶にちなんだ緑のポストがあった。

折り返しの金谷行は1時間20分後、でも30分後に隣の合格駅近くから金谷駅へのコミュニティーバスがあるので、それを利用することにした。門出駅から歩いて10分もせずに合格駅到着、合格駅は門出駅の開業に合わせて、五和(ごか)駅から改称で、隣り合った日切駅、門出駅と組み合わせたゲン担ぎだけでなく、駅名の難読も解消させた。小さな木造駅舎の駅舎にはお守りなど合格祈願グッズが飾られていた。

五和駅付近でコミュニティーバスの金谷北支所南停留所を探していたが中々見つからず、目の前にコミュニティーバスが近づくタイミングでようやく気付いた。やってきたコミュニティーバスはワゴンタイプで5人乗り、途中で満席になってどうなるかと思ったが、そのあとは乗ってくる人はいなかった。

金谷発10時13分の東海道線に乗車、211系の6両編成で前3両が豊橋行の後3両が浜松切り離し、18きっぷ時期だがシート端を楽に確保できた。浜松を過ぎて、豊橋には11時36分に着いた。

豊橋に着くと、トラックがガードに追突したとかで、穂積~大垣間で運転見合わせ、さらに乗る予定の11時50分の新快速が運休だとの構内放送、とりあえず予定通りにいなり寿司の弁当を買って、人のいないベンチで昼食とした。その次の12時02分の快速も発車未定との構内放送が入ったので、1000円ほど課金して同時刻発車の名鉄の快速特急に乗ることにした。ちなみに、後ほどアプリを確認したところ、この快速は9分遅れで運転したとのこと、新快速の運休があったから、ダイヤ乱れる前に運転した快速と40分も開いて、それなりに混雑したのではないかと。

名鉄に乗ったついでに一昨年の年末にデビューして、未だに乗ってない9500系を捕獲することに。9500系が8編成、その2両編成版である9100系が6編成あるとはいえ、他の車両と連結できる共通運用なので、捕獲のための難易度は高い。とりあえず、常滑線の折り返し列車も乗り入れる神宮前で下車して、岐阜方面ホームで待った。
待つことたった5分、向こう側のホームに到着した急行豊橋行の後ろ2両が9100系、間に合わないと思ったが4分後に快速特急があることが判明、快速特急で知立まで行って、鳴海で追い抜いた9100系急行(9103F)に乗ることにした。工事中の知立要塞を数分ほど見てから、新安城まで9100系急行に1駅間だけ乗車した。

9100系に乗れたので、次の目的は、西枇杷島。運のいいことに、新安城での名古屋方面折り返しは3分後の急行弥富行(神宮前から普通)で乗り換え不要、さらに運のいいことにこの急行には9500系が充当されていた。充当車両は9507F、今月運用を開始したばかりの編成だ。LCDは種別変更に対応しており、『神宮前から普通』の表示も出るようになっていた。碧南からガラガラだった急行も豊明、前後からの乗り込み客は思ったより多く、鳴海では立ち客が発生した。特急とは違う中距離需要が結構あるのだろう。

西枇杷島着13時56分、駅の岐阜寄りを頻繁に新幹線や東海道線が通過するこの駅、普通列車が毎時2本しか停車しない。毎時4本停車するのは平日だけで6時台岐阜方面と11~14時台と中途半端な時間帯になっている。また、平日は豊明~佐屋間準急、土休日は碧南~弥富間急行が停車するので毎時の停車時間帯も15分ほどずれている。

西枇杷島駅は、以前は2面4線だったが、狭くて危険なホームを拡張するのに待避線を撤去した。名古屋寄りにあった構内踏切は撤去、下りホーム側の駅舎は改築、上りホーム側に駅舎を新設して、今年1月16日から供用を開始した。構内踏切が撤去されたので、上りホームと下りホームの行き来はできなくなったが、近くに普通の踏切があるので支障はない。犬山線への連絡線は乗り上げポイントが撤去された以外は残っているので、上り側駅舎とホームの間には踏み切りがある。

西枇杷島で折り返して、名鉄名古屋着15時21分、16分乗り換えで名古屋発15時37分の快速みえに乗り継ぐ。その間に充電用のUSBコードを買うタイトな乗り換えとなった。

快速みえは座席側が全て埋まるくらいの利用率、ボックスを共有させてもらって桑名で降りる。桑名では、養老鉄道7700系を捕獲することに。7700系は一昨年の4月に養老鉄道での営業運転を開始、去年2月までに全12編成のうち、半数の6編成になった。去年は乗れなかったが、今年はすぐに緑帯の7700系を捕獲することができた。それに1駅間だけ乗車して播磨で下車、帰りは620系となった。

桑名からの帰りも快速みえ、今日はJR東海の5列車に乗ったが、313系には全く乗らなかった。

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