JR東日本は、京浜東北・根岸線の大宮~桜木町間37駅にホームドアを整備することを発表した。2020年度末までに27駅に整備、大宮、与野、東十条、上中里、田端、鴬谷、浜松町、田町、川崎、新子安については2021年度以降に整備する。また、山手線についても2020年度末までに東京、新橋、浜松町、品川新駅(仮称)に整備する。渋谷、新宿については駅整備に合わせて整備する。
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4月に赤羽・上野・大井町、5月に鶴見、7月に浦和・さいたま新都心、9月に有楽町と、細切れにホームドア導入の発表をしてきた京浜東北線だが、今月になって突然全駅に導入するということになった。有楽町駅導入発表から全駅導入発表までの3か月、京浜東北に限らずホームドア導入のペースが上がったのは、ここ最近になって低コストで設置しやすいホームドアが開発されたからではないかと。開発しているところはバラバラだけど。
設置時期は、来年3月下旬に赤羽、7月前後に浦和・さいたま新都心、鶴見・上野・大井町は来年度中、有楽町は2018年度中になるとのこと。2017年末までに6駅整備だから、3年で21駅は妥当なペースだ。でも、工期が1年の割には少しペースが遅い気がする。人手が足らないのだろうか。このペースで行くと、6年後の2022年の年末には全駅に投入すると思うのだけど、先の長い話。まぁ、山手線も1年で7駅だからな。これくらいペースが遅いと、その間にさらに簡単に設置できるホームドアが開発されそうな気がする。
国土交通省が目標とするホームドア導入駅の乗降客数のボーダーは10万人、与野、東十条、上中里、田端、鴬谷、新子安は、そのボーダーを超えないから後回しになった。大宮、浜松町、田町、川崎は駅改良工事の兼ね合いで遅れるということだろう。
根岸線で整備されるのは桜木町だけ、関内以外は乗降客数を10万切るので導入は見送られた。山手は、乗降客数が3万4000人で乗降客数は最少。でも、盲学校が近くにあることを考えると、早く導入すべきはこの駅なんだけどね。
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