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しーさるの鉄日記

駅降り行動(厚岸、別保、遠矢、安来、滝ノ上)

今日は、花咲線の残り2駅と釧網本線の1駅、追分付近の2駅の駅巡りをすることになった。距離は離れているので、いつもより移動時間は長かった。

まず、釧路発5時33分の快速『はなさき』に乗車、1両なので発車10分前で、クロスシートの窓側は全て埋まっていた。宿泊客だけでなく、夜行バスからの乗り継ぎ客が多いと思われる。快速なので、東釧路を出ると厚岸まで通過する。そのため、釧路からの所要時間は 46分と普通列車の53分と比較して7分も速い。ちなみに、東釧路も通過する上り快速『はなさき』は42分とさらに早く、同区間の表定速度は66.6キロに達する。

厚岸着6時22分、厚岸は右側にホームと駅舎のある2面2線、両ホームは根室寄りの屋根付き跨線橋で結ばれている。また、駅舎と逆側に使われてない側線があり、さらにその横にも線路跡地がある。貨物の扱いを行なっていた頃の名残だ。駅舎はホーム上にあるのではなく、狭いホームと短い通路でつながっている。以前は島式ホームだったが、1999年に貨物跡地を利用して、駅舎と右側線路の間にホームを新設していまのような形となった。上尾幌は元から2面2線だったが、厚岸は後から2面2線になった形だ。列車は基本的に駅舎側の1番線から発着するが、乗ってきた6時22分の快速根室行のほかに、9時15分の普通根室行が跨線橋を渡った2番線からの発着となる。駅舎は鉄筋コンクリート造りの平屋建、花咲線の中間駅としては唯一の有人駅で、6時20分から15時10分まで、窓口扱いを行う。待合室も含めて駅舎の中は広い。駅前広場は舗装された場所に真ん中にオブジェクトがあるもの、周辺は3階建の商店が目立つ。駅の根室寄りの歩道橋からは、駅裏側にある道の駅『厚岸グルメパーク』へ抜けることができる。

厚岸始発6時40分の釧路行で折り返す。厚岸始発とはいえ、朝の釧路行なので自分以外に数人が利用していた。門静、尾幌、上尾幌と飛ばして、別保には7時20分に下車した。別保は左側に片面ホーム、その根室寄りに三角屋根の駅舎がある構造、駅舎の前面は花壇が取り付けられ、花が活けてあった。駅前広場は舗装されているが比較的狭い、それに隣接して公園もあった。近くには歩道橋があり、駅の逆側へ抜けることができる。釧路町の玄関口で、駅前の国道を数分歩いたところには町役場がある。国道沿いにバス停があり、厚岸方面へのくしろバスだけでなく、羅臼方面への阿寒バスも発着する。JRも、バスも、本数が少ないから、町役場職員はクルマ利用が主流だと思われる。昨日からの駅巡りで、十弗~厚内間、武佐~厚岸間は終了、根室本線の新得~釧路間の駅巡りは全駅終了した。

ホテルでの朝食ビュッフェのあと、釧路発8時53分の釧網本線快速「しれとこ摩周号」に乗車する。快速だか、通過するのは細岡だけだ。しかも、細岡駅が営業しない冬季は普通列車と停車駅は変わらない。逆に言えば、普通列車は全て細岡駅に臨時停車するということになる。

釧網本線については、当初は網走まで乗る予定だったが、先のブログで触れた通り、網走から先で乗る石北本線が土砂崩れにあって運転見合せになったので、取り止めにした。行ったところで駅巡りをしたのは標茶、摩周、知床斜里の有人駅3駅と、知床斜里まで歩ける中斜里だけだったけど。仕方がないので東釧路の次の遠矢まで往復することにした。遠矢着9時08分、遠矢は網走に向かって右側にホームと駅舎のある構造、砂利敷きのホーム中程にある駅舎は三角屋根で、入り口の方は半分の八角形と円弧を組み合わせた看板が付いていた。遠矢では国道を10分ほど歩いて、セイコマに行った。

根室本線の駅巡りは完了、釧網本線の駅巡りは諦めたということで、周辺で巡る駅はなくなった。幸い、釧路ですぐに接続する根室本線があったので、それに乗って来た道を戻ることにした。遠矢発9時49分の釧路行で折り返し、釧路着10時00分、一人掛けボックスを確保するため、改札を出ないで、釧路発10時25分の根室本線普通を待った。3時間の長丁場だが、帯広まではずっと座席の半分以上が埋まるくらいだった。意外なことに大楽毛では、降りる客だけでなく乗る客もそれなりにいた。空港からバスで来た客なのだろうか。帯広では自分以外全員が降りて、新たな客が乗り込んだ。

芽室着13時39分、ここで13時45分発の特急『とかち』に乗り継ぐことになった。芽室は特急券券売機がなかったので、追分までの特急券+乗車券は前もって買っておいた。新得から新夕張間は特急しか走らないので、18きっぷで利用可能となっている。ただ、それは新得から新夕張の区間内で使うときの話で、他の区間と跨ぐ場合は特急券+乗車券を購入しなければならない。
『とかち』は芽室を出てしばらく走ると、上芽室信号場で先ほどまで乗っていた普通列車を追い抜いた。『とかち』自体も信号場何か所で運転停車して交換待ち、下り特急の遅延の影響で『とかち』も数分遅れてしまった。追分着も定刻15時37分着のところが、15時40分着となった。

追分では、15時55分発の室蘭本線苫小牧行に乗り換える。運賃の支払いでトラブルがあったようで、6分遅延、一駅だけ乗って安平には16時08分に着いた。最後に駅巡りした釧網本線の遠矢からは6時間20分かかったことになる。安平は相対式、駅舎のある苫小牧方面ホームは北側にずれており、屋根つきの跨線橋が岩見沢方面ホームの端につながっている。また、駅舎の方に向かって、苫小牧側から側線が分岐しており、荷卸しホーム跡につながっている。駅舎は片方が緩い傾斜の三角屋根、待合室は広く確保されている。駅前広場は舗装されただけのもの、周辺は民家は多いが、商店は見当たらなかった。駅から500メートルほど歩いた国道沿いにはセイコマや飲食店があるようだが、そこまで行く時間はなかった。

安平発16時26分の追分行も3分遅れの16時29分着、追分着は16時37分となったので、16時39分の帯広行『とかち』への接続はギリギリになった。次の列車まで80分近い待ち時間、セイコマに行って水分を買った後、駅近くの温浴施設『ぬくもりの湯』で時間をつぶした。

追分発17時56分の新夕張行で滝ノ上へ、途中弱い夕立があったが、駅に降りた時は止んでいた。滝ノ上は来春に廃止になる予定なので寄ることにした。滝ノ上は、新夕張方面に向かって右側に駅舎のある構造、両ホームは新夕張寄りの屋根付き跨線橋で結ばれている。駅舎と逆側の階段を下りたところは、小さい待合スペースとなっており、ベンチも設置されている。跨線橋からはホームへの階段だけでなく、線路と垂直方向に屋根なしの階段が下りている。ただし、駅舎側はドア故障で封鎖に、駅舎と逆側はドアは故障してないものの蜘蛛の巣だらけになっている。この階段を使わなくても、駅の前後の踏切で駅と逆側に行くことができる。駅舎は緩い勾配の三角屋根、待合室も広く確保されている。駅前広場は未舗装、その先は国道になっている。周辺は民家と、12年前に廃校になった小学校がある。、

滝ノ上発18時50分の千歳行最終列車に乗車、西早来信号場で10分以上待たされて、南千歳には19時39分に着いた。千歳まで乗り通さなかったのはホーム別乗り換えにはるからだ。千歳発19時45分の快速エアポートは11日の午前に乗ったエアポートより混雑、721系のクロスシートでようやく座れた。ロングシートの733系だったら座れなかっただろう。札幌着は6分遅延の20時25分となった。

1日目の昼食と同じ場所で夕食をとった後、札幌発21時05分の普通に乗車、快速エアポートから化けた列車だったので、無料のuシートで快適な移動ができた。18きっぷで朝と夜にリクライニングシート車に乗るというのは珍しい。小樽には21時51分に着いた。

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