東京メトロ東西線3/16大谷改正

東京メトロ東西線で3/16に行なわれたダイヤ改正、概要は以下の通り。全て平日朝の事項。

●５時台に、東陽町発中野行１本を増発、東陽町発中野方面行１本を西船橋発に延長変更する。
●６時台に浦安始発中野行を２本運転する。また、東陽町～中野間に２往復増発する。

ピーク時が限界となり、早朝にしか増発できる余地のない東西線。このことでオフピーク利用者の利便性を図る。

東陽町発で中野方面時刻を見ると、５時台９本だったのが10本に、６時台15本だったのが18本になっている。ただ、７時台が24本から23本になったので、合計３本の増発ということになる。また、10時前後に１本減っている。具体的な増発列車の東陽町発時刻を見ると、5時18分の始発、6時03分の始発、6時15分の西船橋発といったところだ。6時15分の西船橋発は元々は6時11分の東陽町始発、これが西船橋発になって時刻が繰り下がり、同時刻に新たな東陽町始発が設定されたと考えれば、改正のリリースと辻褄があう。まぁ普通に東陽町発と西船橋発を１本ずつ増発でいいと思うのだけど。

増発となる浦安始発は6時35分と6時58分、うち35分発は時差Bizライナーの31分より少し遅い時間の設定だ。去年までの時差Bizライナーが妙典始発だったのに対し、改正リリース発表後に設定された時差Bizライナーは、浦安まで回送した上での浦安始発。浦安利用者からの要望を受けた上での設定とのことだ。早い時間帯に確実に座れる列車を運転することで混雑の分散を図るというのが狙いだ。

6時35分発の設定で、浦安発6時51分までは数分繰り下がっている感じになっているが、7時05分までは普通と通勤快速を入れ替えたようなダイヤになっている。35分発は通勤快速運転時間帯前だが、58分は通勤快速の直後の設定、そのため通勤快速通過駅では６分開くことになる。６時台に浦安始発が２本増える一方、７時台、８時台の列車が25本あったのが24本に減らされている。リリースでは浦安始発の増発ではなく、浦安始発の運転となっているのは、純増でないということだ。

中野発については6時22分と41分を新設して、７～８分の運転間隔を４～５分に短縮させている。いずれも快速の４分前の設定、快速は新設普通を葛西で追い抜くので、行徳・妙典方面へは時間短縮となる。中野発6時41分が千葉県内を走るのは７時半くらいなので、都心と逆方向へ向かう早目の通勤客がそれなりに見込まれる。