西武鉄道と秩父鉄道は、5/28と29に西武秩父から『パレオエクスプレス』を運転することを発表した。
SL列車は西武秩父を1219に出発、三峰口で1時間以上かけて折り返し、秩父に1433に到着する。それに伴い、池袋から西武秩父まで臨時特急を運転、途中保谷のみで客扱いを行なう。なお、この臨時特急とSL列車は西武秩父駅2・3番線ホームで並ぶことになる。
この臨時特急、SL列車に乗るには参加チケットが必要で、池袋・大泉学園・所沢駅の定期券売り場で購入することができる。発売金額は5,400円で、イベント用臨時特急、臨時SL列車の乗車券のほか、SLパレオエクスプレス弁当とお茶がつく。
また、その前の週の5/21には秩父鉄道わくわくフェスタの開催に伴い、東武8000系2両編成を南栗橋から広瀬川原車両基地まで回送して、イベント会場で展示。その回送の様子を、東武動物公園駅や羽生駅から見るツアーを花上名誉館長の解説つきで行なう。北千住からのみの設定で、料金は3,800円である。
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東武でSLが走ることが話題になっているけど、それより先に西武でSLが走ることになるとは。でも正確には、御花畑駅と同じ駅扱いになっている西武秩父駅に乗り入れるわけだから、西武に乗り入れると言われると少し微妙。それでもレッドアローと並ぶ光景は貴重なものになるだろう。
レッドアローがSLと並ぶことも貴重だが、保谷停車も貴重。3番線に入って、5分後に池袋を発車したちちぶ9号の待避を行なうのだろう。小手指までは各停の後追いで、飯能には1020ぐらいに運転停車、東吾野、吾野(ちちぶ22号)、正丸、横瀬で交換して、定期の普通列車より数分遅いといったところか。
SLはイベント扱いでの運転だが、ダイヤは土日にいつも運転しているダイヤを踏襲する。秩父から熊谷への回送も通常運転のものを踏襲するけど、熊谷からの御花畑への回送は11時20分ぐらいに着くように専用のスジが引かれることになる。秩父から熊谷への回送は、営業運転にしても良さそうなのだけどね。
西武秩父での撮影会は、参加者以外締め切っての実施、定期列車については発着ホームを変更する。西武での運賃+料金が1,400円、SL往復1,930円、弁当+お茶が960円だから、レッドアローと蒸気機関車で揃うことの付加価値は1,100円ぐらいといったところか。
一方、東武鉄道から秩父鉄道へは、貸切の直通列車ではなく、その回送の様子を見るツアー。特急『きぬがわ』が直通する様子を栗橋で見たのを思い出した。ツアー扱いでも乗り入れ列車を走らせるのは無理か。イベントで見るのもいいけど、回送中に秩父鉄道の車両と交換するところを見たいものだ。
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