しーさるの鉄日記

いすみ鉄道終夜運転


いすみ鉄道では、今年の大みそかから来年の元旦にかけて、キハ28・52運用で初めての終夜運転を行なうことを発表した。

大晦日は最終列車の前に大原2035発、上総中野2200発の急行を運転、さらに年をまたいで「上総・夷隅初詣」を1.5往復運転する。(大原発2320、235、上総中野発040)また、早朝には上総中野420発の「いすみ初日の出」号や大原610発の急行を運転する。

「上総・夷隅初詣」のうち深夜の1往復は全区間急行として運転、大多喜で30分近く停車し、夷隅神社への利便性を図る。それ以外の列車は大原~大多喜間では料金要の急行列車だが、大多喜以西では料金不要の普通列車として運転する。

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専用列車が往復するだけとはいえ、都市圏以外では珍しい終夜運転。地方の初詣は、自家用車で行くのが当たり前だからあまり設定はないのだけど、いすみ鉄道は主要駅近くに縁結びの神様を祀る神社があるからな。そう考えると、何度か運転された臨時夜行列車は、終夜運転をするための実績作りという狙いがあったかもしれない。終夜運転時には夜行列車の時と同じように出店があうようだし。

「上総・夷隅初詣」号は地元の参拝客を輸送するようだけど、大晦日の臨時急行の設定理由は何だろうか。東京1900発特急からの接続が何気にいいけど。

終夜運転する列車は、夜行列車のスジを踏襲するかと思ったが、2号が国吉に長く停車するなど大きく違うようだ。また、夜行列車はパックツアーだが、今回の終夜運転は全車自由席、新しい年の祝賀ムードで夜行列車という感じはあまりしないのではないかと。

今回の終夜運転でいい実績が出れば、来年以降も続くのだろうか。地方のローカル3セクにとっては、観光客といった非定期客は増収になるから、なるべく走らせたいところなんだけどね。

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