
まず、バスタ新宿発22時55分の高山行の京王バスに乗車、中央道を進む。談合坂サービスエリアで休憩した後は消灯、4列シートだが普通に眠ることができた。3時に平湯温泉で目を覚ましたが、また1時間ほど二度寝した。
4時半過ぎ、予定より早く高山駅に到着、明るくなってから駅を撮影したいので、3時間ほど散策することにした。誰もいない古い町並みを歩いて朝市に行ったのだが、営業開始した店はほとんどなし、仕方がないので、再び古い町並みを歩くことにした。7時過ぎに朝市に戻ってきたら、ある程度の店が営業中、声をかけてもらったたこ焼き屋で朝食をとることに。地元飛騨の葱と輪島のタコの朝市つながりのたこ焼きで、葱が今まで食べたことないくらい美味しかった。
高山駅は2016年に橋上化、1934年の開業時から使われてきた駅舎は取り壊された。自分が駅巡りした時は橋上駅舎はもう少しで完成しそうな状況だった。既存の駅舎があった東側は乗鞍口として駅前広場を再整備した。線路に対して垂直に降りているのが特徴だ。西側は白山口を新設し、こちらもバスや車が乗り入れるようになった。自由通路は匠ロードと名づけられ、高山祭の山車や、それに使う車輪などの部品、それを修繕する工具が飾ってあった。
7時40分の高山本線で北上、途中まで盆地を走っていたが、いつの間にか山あいを走るようになっていた。岐阜県から富山県に入り、猪谷でキハ25の2両から、キハ120の2両に乗り換える。しばらく走ると富山平野となり、地元の客が乗り込んできた。
富山着10時05分、富山地鉄富山港線の新設の停留所2箇所を巡ることにした。まず北口から5分ほど歩いて、オークスカナルパークホテル富山前停留所へ。オークスカナルパークホテル富山前は、停留所名の通りホテルの前に去年3月に開業した。この辺は線路が歩道と車道の間を走るため、ホームは左側片面のみ、右側にはホームがないため岩瀬浜行のみが停車して、富山駅前行は通過となる。出口はホームの富山寄りにあり、緑地帯の間の道を経由して歩道にでる。
オークスカナルパークホテル富山前停留所へから2つ目の龍谷富山高校前停留所で富山方面へ折り返し。龍谷富山高校前停留所は、オークスカナルパークホテル富山前停留所と同じく去年3月に設置された停留所、こちらは単線を挟んで両方にホームがある構造なので両方向とも停車する。出口は岩瀬浜寄りの横断歩道、押しボタン式なのですぐに歩道に出ることはできない。その横断歩道を越えると線路は単線から複線になる。
富山駅に戻って、5489で予約購入した北陸おでかけパスを券売機で発行する。そして、高架に上がって、『一万三千尺物語』を撮影、さらに『とやま絵巻』ペイントの455系も撮影した。富山発10時46分の金沢行は2両編成、ギリギリの乗車だったが、何とか座ることができた。予想通り、高岡で1/3が降りたものの、乗ってくる客も多く、立ち客がそれなりにいる状況で倶利伽羅越えとなった。富山から金沢まで乗り通す客が半分くらいいるようだ。
津幡着11時31分、11時44分の七尾線へは別ホーム乗り換えとなる。七尾線も結構乗っていたが、座ることはできた。近距離で一気に空くわけでなく、途中からの利用もそれなりにあった。転換クロスの占有はしばらくできなかったので、後ろの車両に移動した。七尾線に521系100番台が投入されたのは2020年10月、北陸に来たのは3年ぶりだから乗るどころが見るのも初めてだ。車載式ICOCA改札機を設置しているのが特徴だが、無人駅でそれなりに浸透した印象を受けた。ちなみに自分が乗ったのはIRいしかわ鉄道所属の521系100番台、確率的には1/6だ。運転室後ろのロゴマークがJRでなくIRの社章になっていた。
七尾到着12時54分、13時11分ののと鉄道で能登半島をさらに進むことにした。和倉温泉で乗客の1/3が降りると、海沿いをゆっくりと走るようになる。1両のローカル線だがガラガラというわけではない。終点の穴水に着いたのは13時53分に到着した。和倉温泉から穴水への運賃を払うつもりだったが、1日乗車券の広告が目に入ったので、その場で運転しから購入することにした。
何も食べてないので、駅舎の中の小さな道の駅で弁当を買った。穴水発14時15分の観光列車『のと里山里海』4号は、定期運用の一般列車を先頭に連結しているのが特徴、つまり前一両が自由席、後ろ2両が指定席という、名鉄や南海のような方式だ。指定席料金は500円、駅窓口で購入した。安いので、フリーきっぷを買えば普通に往復するのと変わらない。『のと里山里海』号に発車直前に乗り込んだら、席は半分くらいが埋まっていた。
『のと里山里海』は海沿いの観光スポット3か所に着くと一旦停止、アテンダントが肉声で観光案内を行なう。自分のシートは運よく。案内看板の見える位置に停車した。能登中島で交換待ちで13分停車、その時間を利用して能登中島駅に保存してあるオユ10形を見物することに。普段は施錠されているオユ10形だが、『のと里山里海』号の停車時は錠が外され、中が見れるようになる。郵便専用車なので中は手紙や封筒も含め再現されている。
『のと里山里海』に小一時間乗って15時11分和倉温泉着、そこから860円Suicaから課金して特急能登いさり火号に乗車した。特急能登いさり火は6両だが乗客は20人程度、2024年の北陸新幹線敦賀延伸時に快速に格下げされてもおかしくない状況だった。津幡で普通に追い越すから、遅くなった方が有効列車が増えるのだけど。ウトウトしているうちに16時30分に金沢到着、まだ明るいので明日行く予定だった西金沢駅に行った。
西金沢は2011年に橋上化された。東口の広場に降りる部分は新幹線の高架下、駅前広場を北陸鉄道の線路が横切る珍しい構造だ。新設の西口も広場を整備、東口と同じく金沢寄りの階段が途中で垂直方向に降りている。新設といっても10年以上経過しているので、周辺にはマンションなどが建っている。
西金沢から戻ってきた後、北陸鉄道03系に乗ろうと思ったが、北鉄金沢駅に停車していたのが8000形だったので、今日はあきらめた。
最新の画像もっと見る
最近の「その他日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事