しーさるの鉄日記

鉄道模型コンテストと京急鉄道フェア


今日は、毎年恒例の鉄道模型コンテストと、行くのは10何年ぶりとなる夏休み京急鉄道フェアを、ぐるっと回ってきた。

ビッグサイトへは、築地~新富町乗換えを初めて利用。日比谷で有楽町線で乗り換えられる千代田線は綾瀬始発でも着席保障がないからな。途中で外に出て横断歩道を渡るものの、歩く距離は日比谷乗り換えより短く感じた。途中の横断歩道で信号のタイミングが良かったので、築地駅ホームから新富町駅ホームまで6分ほど、横断歩道のない有楽町線→日比谷線はさらに短時間になるのではないかと。ただ、築地、新富町ともに出入り口が狭く、人が多いとタイムロスになってしまう。

豊洲で『ゆりかもめ』に乗り換え、以前は豊洲乗り換えは穴場だったが、今では乗り換えエスカレーターが家族連れで埋まる。発車数分前にぎりぎりで座れる乗車率で、次の列車を待つ人がいなかったことから、新橋よりはマシなんだけど。次の新豊洲で数十人降りたのも印象的だった。ほんの最近まで都心の秘境駅だったのに。

鉄道模型コンテストは、高校生が鉄道模型ジオラマを競うコンテスト。始まったばかりの頃はJAMから分離した高校生のジオラマメインだったが、ここ最近はメーカーの商品発表や模型屋の物販も行なわれるようになり、JAMとの差があまりなくなった。Twitter情報だと、昨日は開始1時間後でも入場券を求める長蛇の列ができていたが、12時過ぎに着いたら、列は全くなかった。

入場してすぐにジオラマを見て回ることに。ジオラマのモデルが行ったことのある所の場合、その時の記憶をひねり出しながら、ジオラマと比較、モデルがない場合、それに近い所を出展校からひねり出す。

今年の出展で個人的に印象深かったのが、灘高校のジオラマ、モデルのないオリジナルでありながら関西民鉄の特徴を詰め込んだ街のジオラマだが、何と日照権を考えてストラクチャを配置しているとのこと。駐車場も耐震を考慮したそうで、本当に街を作っている感じだ。関西民鉄独特の高い架線柱も手作り、ストラクチャーの建物に学習塾があるのが灘らしい。
あと、同じく神戸の神戸科学技術高校の工事中の青木駅、ポイントのつながってない待避線、工事現場の様子をうまく再現できていた。聖学院の竹ノ塚駅もなんだけど、工事中ジオラマはそうでないのと違う表現ができるからな。その工事のための工夫を盛り込んで、ジオラマの特徴にしている。

関東だったら、大崎高校の上野駅、11番線から17番線、そして新幹線ホームの一部から中央改札前のコンコースまで表現している。特に驚いたのが、中央改札上の壁画『自由』も表現したこと。実物を撮影したのではなく、模写して縮小コピーしたとのこと。模写したのは部員なのだろうか。ジオラマ作成のスキルだけでなく絵心も必要になりそうだ。あとは大洗駅でのジオラマで、今まで知らなかった311の津波被害を知ったり。実際に役所などを取材したとのことだ。
手の込んだものがあったと思えば、製作時間の都合で思うように作れなかったのもあった。でも製作時間が短かった分、元ネタの特徴がわかりやすいものもあったりした。賞は完成度という感じがするけど、賞がなくても工夫次第で面白くなるのだな。

T-TRAKジオラマコンテストでは、200近いジオラマが展示されていた。ただ、通路が狭いため、少し見物しにくかった。こちらは高校生限定ではなく、サイズも小さいので、高校生のジオラマ以上に個性的なものになった。フジサン特急キャラが散りばめてあるものがあったり、作業台を表現したものがあったり、鯉が泳いでいたりしていたものもあった。中には犬神家の池から飛び出た足もあって、子供が元ネタを親に聞いていた。

ビッグサイトからは、京急バスで横浜シティエアターミナルへ移動、1時間近くかかり、運賃は820円だ。上大岡までだと新橋経由の方が10分早いし、運賃も30円ほど安くなる。でもバスのシートはリクライニングできるから、京急の2100並みに快適だし、新橋の混雑にも巻き込まれない。ビッグサイトからの乗客は10数人、それに東京テレポートから10人近く乗り込む。羽田空港のリムジンバスに続行するように走行するので、その荷物の積み下ろし時は後ろで待つことになる。バスが臨海副都心ランプから首都高に入ったのは、ビッグサイトを出てから30分後だった。横浜からは2100快特で、上『ラオウ』岡、じゃなくて上大岡まで向かった。

その上『ラオウ』岡の駅名票を撮影した後、エレベーターで百貨店7階の催事場へ、入場無料の京急鉄道フェアを見ることにした。場所は狭いが、内容はかなり充実している。入ってすぐに、京急の歴史を学ぶということで、歴史のパネルやその時の資料、当時活躍していた車両の1/20くらいの模型などが展示してあった。その次にクロスシートの歴史ということで、歴代のクロスシート車の車内の写真や、600と2100の実物シートが置いてあった。廃車となった2000からは持ってこれなかったのか。特急車両の歴史でなく、クロスシートの歴史というのが京急らしい。2000から持ってきたのはシートでなく、運転台。その運転台を取り囲むように来場者のメッセージが貼り付けてあった。

触れるコーナーでは、行先表示器やマスコン、踏切非常ボタンを展示、行先表示器では思い入れのある『普通 上野』を表示してもらった。こんなに色々展示してもらっているのに無料とは。でも、京急グループ本社ビルに230形を復活展示する時、歴史のパネルや模型を展示する可能性があるかもしれない。
その横では、けいきゅんが、京成パンダ、りんたん(鶴見臨港バスのキャラ)が撮影会。京成沿線在住なのに、京成パンダを初めて見たのが、上大岡というのも。京成車での定期運用がない場所なのに。城ケ島マリンパーク号に乗ってきたかと。物販コーナーも5日間限定だとは思えないくらい充実していた。

会場内にずっとかかっているのは、スーパーベルズの曲、明日トークショーがある兼ね合いでかけているようだが、かかっていたのは京急の曲でなく上信電鉄の曲だった。普通の来場者はほとんど意識してないだろうけど。なお、歌っている野月さんについては、数時間前に鉄道模型コンテストで物販しているのを目撃した。

上大岡からは2100快特で品川へ、品川からは上野東京ライン(常磐線)で帰宅した。品川では『宴』を目撃した。

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