上信電鉄2/1ダイヤ改正

上信電鉄では2/1にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。

●下り最終下仁田行と、上り始発下仁田発を上州富岡～下仁田間で部分廃止する。

●下り最終上州富岡行の高崎発を５分繰下げ、2315発に変更する。

●高崎発2130の下仁田行を増発する。

●下仁田607発の列車を10分ほど繰り上げる。

●上州富岡729発の高崎行を増発する。（土休日運休）高崎555発の下仁田行を土休日運休の上州富岡行に変更する。

●高崎1200発の上州富岡行、上州富岡1310発の高崎行を廃止する。

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一昨年の年末以来、13ヶ月ぶりのダイヤ改正。前回と同じく、ＪＲとは時期が違う中途半端なタイミングでの改正になった。

前回のダイヤ改正では２往復の増発で、全線通しが30往復、上州富岡折り返しが３往復となったが、今回の改正では上り初電と下り終電が部分廃止したためか、全線通しが29往復、上州富岡折返しが４往復となった。上州富岡折返しは、改正前はデータイム３往復だったが、今回の改正ではデータイム２往復、平日朝１往復、そして上り初電と下り終電１本の計４往復となった。
新設の平日朝の上州富岡始発は高崎着807、前回の改正で平日のみ運転の高崎着759が廃止になったが、26分ブランクで混雑するためか、平日運転の列車が復活することになった。その送り込みのためか、高崎555発が下仁田行から土日運休の上州富岡行に。休前日は高崎に滞泊する編成が１編成減るかと思われる。

高崎発1200上州富岡行と上州富岡発1310高崎行は１年で廃止に。設定時間帯から、富岡から吉井方面への通学需要を見込んだものだと思ったのだけど、利用率が芳しくなかったのだろうか、前回改正で土日運転から定期運転となった10時台の上州富岡行は、955の下仁田行と発車順序を入れかえ、上州富岡から先の70分ブランクをなくした。

夜間時間帯は、2055から2150まで55分のブランクがあったが、2130発の設定で解消されることになった。利用客によっては、終電繰下げよりこちらの方が大きいのではないかと。東京発2024の新幹線から８分の接続を受けることになる。

下り最終は５分繰下げで、金曜臨と同じ時間帯の設定に。最終『あさま』だけでなく、高崎2311着の通勤快速（土日は2310着の快速アーバン）から接続を受けることになった。代わりに、上州富岡～下仁田間は廃止になり、西富岡から先の最終列車は35分繰り上がった。金曜臨時の格上げだから、金曜日だけでも残してほしかったけど、2130に下仁田行が増発になったから、下仁田駅で滞泊する車両と人員を増やせないのか。