しーさるの鉄日記

関東鉄道(取手-守谷)


取手は島式の橋上駅、ホームから駅舎への階段は2ヶ所あるが、両方とも同じコンコースに出る。改札はホーム先の駅ビル「Boxhill」の3階にあり、2階にもBoxhill専用の改札口がある。

常総線は常磐線から分かれた後、掘割の下を進む。掘割が広がると、周辺のレベルが下がり相対式の高架駅、西取手に到着する。地上への出口は下館寄、階段は途中で折り返す感じで降りており、改札は取手方面を向いている。駅舎入り口はガラス戸などで遮られ、コンクリートが少し殺風景である。周辺は一戸建て住宅街、駅の近くにはスーパーがあり日曜の朝のためか賑わっていた。

寺原は相対式、上りホームの真ん中付近に駅舎があり、下りホームとは下館寄りの構内踏切で結ばれている。改札とホームの間には壁、黄土壁の駅舎は最近建てられたもので、三角屋根の真ん中には時計がある。駅周辺は古くからの住宅が多いが、少し歩くと一戸建て住宅街に出る。駅の裏側はゴルフ練習場、そのネットは西取手駅からも見える。取手市役所の最寄り駅で歩いて10分ほどである。

新取手は島式、上り線路の外側に駅舎があり、ホームとは取手寄りの構内踏切で結ばれている。駅舎はレンガ造り風、天窓にはフクロウのステンドグラスが彫られている。駅前広場の真ん中には丸い花壇が整備、周辺には3階建ての小ビルが多い。この辺から国道294号が並行するが、駅舎はそれと逆側にある。

稲戸井は相対式、寺原同様上りホームの真ん中付近に駅舎があり、下りホームとは下館寄りの構内踏切で結ばれている。ここも駅舎は割りと新しく、駅前広場に接して駐車場が整備されている。駅周辺は古くからの住宅や商店が多いが、国道に出ると郊外型の店が並ぶ。

戸頭は相対式の高架駅、下館寄りの土地は上がっているので、ホームの先にはすぐ踏切がある。駅舎は下りホームの外側にある平屋、駅前広場は大きいロータリーが整備され、国道に面している。駅前広場の左側から広いスロープが降りており、国道をアンダークロスして西側の団地に向かっている。戸頭を出るとまもなく守谷市に入る。

南守谷は島式、ここもホーム真ん中周辺の土地だけ1レベル低くなっている。駅舎は下り線の外側、小さいものの幾何的なデザインで上部はガラス張りになっている。駅前は公園と遊歩道が整備され、車の乗り入れは不可能。国道の下をくぐって少し上に上がると、ロータリーが整備され、周辺は一戸建て住宅のニュータウンになっている。

守谷は2面4線の橋上駅。橋上駅舎は大きく、さらにつくばエクスプレスの高架をアンダークロスしているので取手寄りは暗い。本線は内側の2線、下館からの列車は西の4番線で折り返し、東の1番線が使われることは少ない。駅舎は新しいので、有人改札はオープンカウンター、駅事務室と逆側の空間にはマツキヨが入居している。駅を出てすぐ右側につくばエクスプレス駅のコンコースがある。出口は両線が交差する周り4ヶ所にある。下館寄りにあるのが中央西口と中央東口、取手寄りにあるのが土塔口と八坂口、中央口はつくばエクスプレス沿い、関東鉄道沿いと2ヶ所階段があるのに対し、残り2ヶ所はつくばエクスプレス沿いに階段が降りているだけである。全ての出口にエレベーターが整備され、中央口のつくばエクスプレス沿い以外はエスカレーターが整備されている。
メインの出口は中央西口、幅広の階段を降りると、歩行者スペースが大きく確保されたロータリーとなっている。ロータリーにはバスやタクシーが乗り入れ、その真ん中にはタクシーが待機していた。周辺は再開発の最中、銀行や5階建ぐらいのビルが点在している。中央東口はタクシーロータリーが整備されているもの、待機しているタクシーはない。周辺はマンションや一戸建て住宅が整備、さらに来年秋オープン予定の東横インが工事中である。土塔口の広場は工事中、車両の乗り入れの出来ない空き地が広がっているが、少し離れたところに巨大商業施設「ロックシティ守谷」がある。八坂口は駐車場が整備され、少し離れたところは一戸建て住宅街になっている。

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