しーさるの鉄日記

関東鉄道(新守谷-石下)


新守谷は相対式、大きい橋上駅舎を持つ構造である。コンコースは吹き抜けになっており、天窓は3階より高いところにある。コンコースより上の突出しているフロアに図書館があったが、3年前に閉鎖された。そのため上のフロアへ上がる階段はゴミ箱で遮られている。橋上駅舎の外観はレンガ造りの洋館、その真ん中には時計塔が出ている。コンコースからはペデストリアンデッキが延び、国道294号を越えてその向こうの団地道路に降りている。戸頭、南守谷、新守谷ともにニュータウンは国道の向こうに整備されているのである。ペデストリアンデッキから国道の歩道への階段はないので、団地道路を遠回りするか、国道の横断歩道を渡るしかない。ペデストリアンデッキの下はロータリーが整備、その周辺は学習塾が多い。常磐道の谷和原インターが近く、団地道路上には高速バスのバス停がある。


小絹は相対式、下りホームのほぼ下館寄りに駅舎があり、上りホームとは取手寄りの構内踏切で結ばれている。そのため上りホームの上屋は取手寄りの短い部分にある。駅舎は少し大きい小屋風、駅前は小さめのロータリーが整備され、タクシーも待機している。また絹の台のニュータウンへ向かうバスも乗り入れる。ここもやはりニュータウンは国道の向こうなので、駅を出て数分歩くと国道を越える歩道橋が整備されている。

次の水海道までの駅間距離は4.5キロと長い。その途中に南水海道信号所および水海道車両基地がある。水海道は西側が片面ホームの2面3線。下館寄りに駅舎と島式ホームを結ぶ構内踏切がある。取手からの列車はほとんどがここで折り返す。折り返し列車は大半が2番線を使用、一部は3番線を使用し、朝夕には1番線を使用する列車がある。下館方面への列車は1番線と3番線を交互に使用する。駅舎は線路に並行して取手方面に向いている。ラインで仕切られた駅前広場は広く、ほとんどがタクシーの待機場、駐車場といった車のスペースである。バスのりばには上屋がかかっているが駅舎とはつながってない。周辺は古くからの商店が並ぶが、商店同士の間は駐車場が多い印象を受けた。バス乗り場の上屋の先には、駅の東側へ向かう筒状の歩道橋がある。東側もホテルルートインや銀行があり、それなりに市街地になっている。早いところ橋上駅舎にしてほしいところである。

水海道を出た常総線は常総市の市街地を走りぬける。北水海道は、向かって左側に片面ホームのある無人駅。ホームの真ん中に新しめの待合室のある構造でホーム上屋は1両分ある。駅前は整備されており小さな公園もあった。周辺はホームと逆側も含めて一戸建て住宅街になっていた。

中妻は下りホーム側に駅舎のある相対式で取手寄りに構内踏切がある。駅舎は下りホーム側、住宅と共有しているため全体が一般住宅のようなつくりになっている。駅周辺は一戸建て住宅が点在している。
三妻は下り線の下館寄り外側に駅舎をもつ島式。ホーム上屋はないが真ん中に待合室がある。駅舎は中妻と同じ造りで、住宅と共有している。中妻に比べると古くからの商店や住宅が密集しているが、東側は田園風景が広がっている。
南石下は、向かって左側に片面ホームのある無人駅。ホームの真ん中にトタンの待合室兼出口がある。駅前は砂利の広場で自動車が数台駐車してあった。

石下は下りホーム側に駅舎のある相対式で、下館寄りに構内踏切をもつ構造。旧石下町の玄関口のため、快速が停車する。昔は上りホームが島式の2面3線だったが、上り副本線はホームのレベルまで埋め立てたれた。駅舎は三角屋根のコンクリ造り、凸形の入り口をもち、改札の上には暖簾がかかっている。駅前広場は特に整備されてないが、タクシーだけでなく土浦・つくば方面へのバスが乗り入れる。その広場の横には常総線利用者専用駐車場が整備されていた。駅前広場と駅の東側を結ぶ跨線橋からは豊田城が見えた。周辺は商店と住宅が混在し、道は割合広い。

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