JR東日本仙台支社では、来春のふくしまデスティネーションキャンペーン開催期間中に、「走るカフェ」をコンセプトにした列車「フルーティア」を運転することを発表した。
運転区間は磐越西線の郡山~会津若松間を予定、車両は719系2両を改造したもので、1両はカフェカウンター車両、1両は36名定員の座席車両とする。エクステリアデザインは、車体下部が赤瓦、側面窓廻りは黄土色とし、それ以外は黒漆喰塗をイメージした黒とする。また、車内内装も沿線に合わせて明治大正時代の近代建築や会津塗をイメージするものとする。カフェカウンター車両では福島県産フルーツを使用したオリジナルスイーツやドリンクなどを提供する予定である。
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全国あちらこちらで増えている飲食列車が磐越西線にも投入される。運転開始はGWから。DC開催期間中に合わせての運転となると運転期間は約2カ月間、土日祝運転で運転日は実質20日ほどになってしまうわけだが、それだけのためにここまでの改造をするのだろうか。
提供されるのがスイーツだけだということを考えると、他の飲食列車のような飲食込みのパックプランはないかもしれない。新幹線指定席とセットになったビュー商品と普通の座席指定が半々といった感じになるのかな。36名でも、ほとんどがカフェカウンターでなくテイクアウトして座席で食事ということになりそう。乗車時間がおよそ1時間と短いから、磐梯山が望められるところで10分ぐらい運転停車すればいいのにね。磐越西線はそこまで余裕はないか。
それにしても会津=果物というイメージはあまりしないな。福島の果物というと、福島市周辺のイメージがする。現に磐越西線や会津鉄道より、阿武隈急行を駅降りした時の方が果物を売っているのを目にしたし。
これだけの改造をしておいて、福島DCと同じく6月で終了するのが残念。もう少しで夏休みなのに。福島まで乗り入れて「とれいゆ」に接続すればいいのに。磐越西線内はKTRのように定期列車に連結して。
ところで、今回のDCキャンペーンの時も485系は運転されるのだろうか。2005年のDCの時には新宿~喜多方まで485特急が運転されたからな。SLの運転は確実にあると思うのだけど。プレキャンペーンで運転されたぐらいだし。
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