ずっとつかい続けているので、できることなら変えたくない!
っていうことは、生活を見渡すと結構ある。
そして、それはたいていの場合、消耗品にあらわれる。
逡巡なく変えられることと、変えるなんて思いもよらないことと。
これって結構な個人差があって、その差はどこまでも埋めがたい。
相模原の伊勢丹が昨年の9月に閉店してしまって、
あれから3ヶ月は過ぎたのだが、いつもお世話になっていた方々の
声を聞くことさえできないのが本当にさみしい。
地下から最上階まで、お世話にならなかったフロアはない。
実際になくなってしまっているのに、いまだに信じられない気持ちでいるのだけど、
なにせ生活の隅から隅まで、いろんな局面で頼り切っていたから、
「さみしい」という以上に、いろいろな場面で困っている。
年明け、その象徴的な事件が起こった。
「ヘアソープとヘアマスクが危機的なのです。。。」
と、さっちゃん。
。。。なんですとっ!
そりゃ〜ね。分かってはいましたよ。
毎日つかっているんだし。
いつかはこの日がくるっていうことくらいは。
でも、いざなくなってしまうとなると、こんなに困ることはない。
伊勢丹内の「カリス成城」がないっていうことが、僕らにとってこれほど
困ることになるとは。。。想像以上のダメージ。。。
特にさっちゃんの依存度は相当に高かった。
さっちゃんの髪を洗うのも、プルプルお肌のケアも、時に部屋の香りも、
全部が全部、カリス成城に依存していたので。
ネット通販もあるし、遠くても他の店舗まで足をのばせば、なんとかなることではある。
けれど、伊勢丹のカリス成城には、Mさんという、とっても優秀な方がいらっしゃって、
さっちゃんは本当にMさんを頼りにしていた。
Mさんのお人柄にいろいろ負うところが大きかったのだ、ということを、
分かっていてもあらためて思い知らされる格好に。。。
これは本当に偶然知ったことだったのだけど、Mさんはさっちゃんと同郷も同郷、
本当にさっちゃんの実家のすぐお近くにお住まいだったりもする。
優秀で、本当に優しくて、しかも同郷。
Mさんがいま現在、どこかのお店にいらっしゃるのなら、
そこまで買いに行くというのがベストな解決!なのだけど、
それをどう確かめたら良いのか分からないのが現状。
どんなに遠くても、さっちゃんならそこまで出かけることに
なんのためらいもない。わかっているなら。。。
短期的に、明日から使いたいヘアソープやらヘアマスクやらをなんとかしなくては!
というわけで、取扱店を検索するところからはじめた。
とりあえず、入手する、それだけなら問題はない。
何店舗かを回って、実際に購入してみた。
商品にはいささかの文句もない。
でも、決定的になにかが欠けている。。。そして、
何が欠けているのかも分かり切っている。。。
本当のところ、代わりなんて、どこにもないのだ。
だからこそ切実。
さっちゃんの「Mさんに会いたいね」っていう気持ちは、
どこまでも正しい。