今日は「受け売り」です。
◆ 出雲の阿国(いずものおくに) ◆
この名前を知っているという方はかなりの歌舞伎ファン(?!)
歌舞伎の起源をさかのぼると この謎めいた女性に行き着くのだそう。
『守貞漫稿(筆者・喜田川守貞)』の一節には
「歌舞伎と云ふは,古く神事による名目にて,今世
歌舞伎の中古の祖とも云ふべき出雲の於国(おくに)も,
その初めは大社の巫女なるが故に,神楽を一変してカブキと号せり」
(守貞は「阿国を於国」と表記)とあるそうです。
寛永年間(1624〜1644)頃に成立した史書
『当代記』の慶長8(1603)年の条には
「かぶき踊と云事あり,出雲國神子女名は國、京都へ上る。
異風なる男のまねして男茶屋の女と戲る」と記しているので
これは史実と見ていいと断言できるのだそうです。
かなりキワモノ的な創作劇だったそうで
同時に前衛的かつ奔放なパフォーマンスでもあったらしいです。
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~ 出雲縁結び空港にて ~
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出雲阿国の塔(有名歌舞伎役者の名前も・・・)