今年はもうアップしないつもりでいましたが
未練がましく,この映画だけはと思いアップしました。
今年,キューバとアメリカは国交断絶を解きました
キューバというと,私の頭に浮かんでくるイメージは
冷戦でもなく,カストロ首相でもありません。
青い空と,
国交断絶後からさほど発展はしていなだろうと思われる町並み
そこを通る1950年代のアメ車,
そして聞こえてくるラテン音楽なのです。
写真や映像で見るキューバに何故か惹かれるものがありました。
国交回復ということはアメリカがキューバに経済投資をし,
急激な発展を遂げるのかとか,
あのレトロ車たちは,アメリカのマニアのお金で
逆にキューバからアメリカに里帰りしてしまうのか
そんな
低レベルの心配を抱いて見てしまった作品です。
前置きが長くなりました。映画については,
カリブ海の真珠と呼ばれる「キューバの首都ハバナ」を旅する
アメリカ人テディの7日間を7人の映画監督が描いています。
スペイン語が話せず,全く言葉の通じないテディ
おまえはアメリカ人かい!?とばかりに,
いろんな男と女が近づいては離れていきます
そんな彼がラテンの国で過ごす7日間が描かれています
自由奔放な生き方,住民同士の濃いつながり
貧困の中で生きていくキューバの人々の力強さが心に残ります。
私はストーリーよりも町並みとアメ車の映像だけで満足でした。
お勧め度 ★★★☆☆
満足度 ★★★★★