ずっと前のことですが、「チョコレートと児童労働」というBBC制作のドキュメンタリーを
偶然にテレビで見たことがあります。
チャンネルはよく覚えていませんが、ケーブルテレビでしたから
ディスカバリーとかヒストリーとかナショジオとかアニマルプラネットですね。
子供たちは学校に行かず、朝からカカオ農園で働かされていて、
毎日ずっと働かされて、何年たってもそれは同じで、
そのまま大人になり、カカオ農園の労働はずっと続くのです。
それを聞いて気が遠くなりましたね。
そのような人生が今もこの世にあるのかと・・・
ちょうど孫たちが幼いころでしたから、児童労働と言う言葉が信じられませんでしたね。
チョコレートって、プレゼントとして喜ばれますね。
お洒落で気が利いていて、その甘さと滑らかさと濃厚なお味に心はほぐれます。
そのチョコレート産業は児童労働なしには成り立たないそうで、
甘さと過酷さの両方を持っているチョコレートが、
今までの美味しいチョコレートとはまるで別物のように思えてきて、
しばらくはチョコレートから遠ざかっていました。
数年経ってからは、チョコレートに対する姿勢は少し柔らかくなりました。
この世は清濁併せ持つものであり、
良くないところに焦点を当てていれば、それこそ罠に落ちてしまうようなものと思い、
カカオ農園で働かされている子供たちが
一日に一回でも一瞬でもいいから「生きていて良かった!」
と感じることが出来るように願っています。
お菓子メーカーへの配慮からメディアは取り上げませんが、
それはそれでまたあることだと思います。
この世は清濁併せ持つものですから・・・
上の畑ではキヌサヤエンドウの花が咲いていました。
昨年より10日遅い開花ですが嬉しいですね~
いつものお花畑で・・・
ここを通るとき、つい、カメラを持つ手に力が入ります。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。