物々交換コレコーレ

物々交換が出来る不思議なお店

ヘレンド日本に1点物を始め大量のコレクションをネットでも紹介することに!

2011-02-01 15:32:29 | 入荷情報

洋食器の最高峰ヘレンドの国内入荷1点物を始め多くのコレクションをネットでも紹介することになった。

http://storeuser4.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/core_collection?alocale=0jp&apg=1&s1=bids&o1=a&mode=2

当店の顧客の中でも指折りのコレクターから貴重なコレクションを多数を預からせて頂いており、来店者に限定して販売してきたが、今回は、店以外の販売手段としてためしにネットでも買えるようにする事になった。

 

当店に品物を出して頂けるコレクターの中でも別格扱いになっている事があることは、

なかなか信じ難い事かもしれないが出品自身を一切素手で触っていないというのである。

 

最初聞いた時は、余り信じられなかったが自宅に伺って理由が良く理解できた。

コレクションは、全て2点購入しており1点は使用する為のものであり、もう1点はコレクションとしての保管用であり、何らかの理由で取り出すときは、必ず白い手袋を使用するのである。

この状態は、販売しているヘレンドの本店でもありえないような徹底ぶりでとても驚くと同時に、最初に聞いた話の信憑性に納得できた瞬間でもあった。

 

大量の作品なので全てが上がってからリンクを貼る事にします。

ヘレンドHerend, Herendi pocelánygyár)は、陶磁器製のディナーウェア、人形、ホームアクセサリーをデザイン・生産・販売しているハンガリーの企業、及び商品ブランド

 
 

 


 

1826年に、ハンガリーの首都ブダペストから遠くないヘレンド村に、ショプロン出身のヴィンツェンツ・シュティングル(Vinzenz Stingl, またはシュティングル・ヴィンツェ・フェレンツ Stingl Vince Ferenc)により創業。以前から焼き物の盛んだったこの地帯は、16世紀からマヨルカ陶器の産地としても知られているが、シュティングルの掘っ立て小屋の様な会社はそんな恐れ多いものとはほど遠かった。

掘っ立て小屋経営から抜け出したのは、1839年にタタTata) 出身のフィッシェル・モーリツ(またはフィッシェル・モール、モーリッツ・フィッシャー, Moritz Fischer, Fischer Mór(ic))が経営の手綱を握ってから。そのころはマイセン中国産(今で言う骨董品)の高級陶磁器の修復会社であった。

ヘレンドの名声を世に知らしめたのは、サルディニアの 王が中国から持ち帰った陶磁器の食器セットの内、破損してしまったものの複製をヘレンドへ持ち込んだ事件がきっかけとなったからだ。一年近く実験を繰り返 し、フィッシャーは破損した食器の複製に成功した。しかし、心配性の彼は言うなれば「偽物」である自分の作品に自信がなかったので、王に彼自ら作品を見せ たいと願い出た。

トリノの城に着いたフィッシャーは、 本物の中国製陶磁器をテーブルに並べ、自分の作品は棚にしまった。王や従者たちが部屋に入ると、早速「偽物」の批評が始まり、ここがいけない、あそこが違 うと批判した。しかし、フィッシャーが真実を明かすと、一本取られた王は素直に受け入れ、王を騙せるほどの作品を作ったフィッシャーを賞賛した。

この逸話とヘレンドの名が広まるとともに、フィッシャーは新しく自社製品のデザインを次々に世に送り出した。1851年のロンドン万国博覧会ではヴィクトリア女王ウィンザー城のためにヘレンドに注文を入れた。中国風の絵柄に蝶の舞うデザインは一般にも販売され、「クイーン・ヴィクトリア」シリーズとして大変流行した。それからというもの、ヨーロッパ貴族の間でヘレンドの作品はブランドとして広まった。

1853年にはアメリカのニューヨーク産業展示会へ出展。フィッシャーは1866年にはハンガリー産業への貢献を認められ、貴族モーリッツ=フィッシャー・フォン・ファルカシュハージ(Moritz Fischer von Farkasházy, Farkasházi Fischer Mór)として称号を与えられた。1897年に、孫のイェネー(Jenő)が経営を受け継ぎ、ヘレンドの名は世界的に広まり続けた。

1926年にイェネーが他界してからは、アンドラーシュ伯爵(Count András)とエステルハージ・モーリツ伯爵(Count Móric Eszterházy)が経営。ヘレンドは開発施設等を新装するも、伝統を重んじ、ハイクォリティーの手作り陶磁器を作り続けている。

ヘレンドでは過ぎ越しセデル用のプレートも作っている。

引用
 ウィキペディア

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