大人気のブロガーマカロニドロップさんのブログのコピペです。
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物々交換 コレコーレ
テーマ:SHOP
こんばんは。
わたくし、kia。
先週末とっても素敵な場所におりました。
名品
ここは中2階のお客さんが入る事は想定をしていない小さなディスプレイスペースで、気を抜くとパリン、ゴツンとヤってしまうかとドキドキでした。笑
・・・でも、なぜこんなところにいるのか。・・・
それはとあるshopからの突然の一本のTELから始まりました。
トゥルルル♪ トゥルルル♪
「はい、もしもし 」
・・随分ベタなので要約すると。
なんでも、そのshopがとあるTV番組に出演する事になったので、店内のディスプレイ等を手伝ってくれませんか?って事でした。
実は僕、こう見えても大学時代にディスプレイ会社で働いていた事があり、某有名デパートの中を夜な夜な飾ったり、その後 shopなんかで勤務していた時は一人で勝手にディスプレイを変えていたという 前科 経歴があるんです。( ̄ー ̄ )
& その依頼をしてくれたshopがとっても素敵すぎるshopで。
思えばこのお店は以前からお世話になっていたのですが、2009年6月にこのブログで記事にさせてもらい
(←クリック)、より一層スタッフさんとも仲良くしてもらっています。
そう、そのお店とは
物々交換 corecolle/コレコーレ
「名古屋で一番スゴい店は?」と聞かれたら、僕が真っ先に名前をあげるであろうあのshopです。
で・・しかも、今回取材が入るTV番組というのが
なんと
日経スペシャル ガイアの夜明け
あまりTVを観ない僕なんですが、この番組は大好きです。
経済ドキュメンタリー番組の中では日本で最高の番組だと思います。
なので当然、「こちらこそお願いします!」とがんばってきたんです♪
こちら中2階の小部屋。
ビフォー
アフター
こちらアメリカン雑貨。
ビフォー
アフター
無国籍な小部屋も・・
まぁ、なんて事でしょう♪
なんか好評だったようで、他にもいろいろ任せてもらえました。(・ω・)/
画廊コーナー。
メンズデザイナーズブランドコーナー。
いやぁ、とっても楽しかったです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
今回はこういう事情もあって、合法的(?)に長時間shopにおじゃまさせてもらう事ができたのですが
このshopのスゴさ を改めて実感する事になりました。
コレコーレは今までも様々なTV番組を始めとするメディアで取り上げられ、店内にはこんな
芸能人さんたちの残してくれた品物があったりします。
噂によるとその番組は世界各国でも放映された事があるとか。( ̄□ ̄;)!!
店内には相変わらずスゴすぎる品々が並んでいるのですが・・
なかでもビックリしたのが、これ。
マヤ文明の人が実際に造って使っていたという逸品です。
ナグァール
でお馴染みのあのマヤ文明です。
革素材の大きなドラム状のケースの中にはマヤ文明を独自の模様を施した毛布等がたくさん収納されていて
そしてそのケースに施されたカービングがこれまたスゴかったんです。
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来年2012年はマヤ文明にとって節目の年となるので、きっと様々なメディアでも騒がれる事になるのでしょうが、このようなマヤ文明に関連する品々が今後大量に入荷するらしいですよ♪
それにしてもコレコーレ店内。
くどいようですが・・すごい空間です。
世界中探しても甲冑の後ろに一流ブランドのレザーウェアが並び
一冊数十円からの古書が並ぶなんて素敵な店はないでしょう。( ̄▽+ ̄*)
店内を見渡せば、こんなハイセンスな可愛い雑貨から
ガボールっぽい
謎の雑貨。
世界の一流ブランド。(の中でも特に貴重なヴィジョネア/VISIONAIRE)
そのそばには
どっかでみたブログ
。
陶器製品なんかも特に充実していて
ロイヤルコペンハーゲン、オールドノリタケ
マイセン、ローゼンタールやらなにやら。
こちらは
入荷したのが奇跡という逸品らしいです。
そして 和食器。
古美術。
中には
人間国宝の作品なんかもありました。
その他
カジュアル衣料。
気になる衣料。
ちょっとアダルティ。(・・僕の仕業ですが。)
アーティスティックな作品.。
アーティスティックな空間。 この空間の秘密は☆
アーティスティックなカニ缶。
カオスです。
置いてある品揃えは・・やっぱり広角/甲殻です。 おあとがよろしいようで。
そうだ、あの作品 も
まだありましたよ!←ずっと狙っている訳ですが。
いやぁ、もう何がなにやら。
物のテーマパーク のようなんです。
ちょっと長いので一休みしつつ
昨日のこんな写真 も撮ったりね。
びっくりしたのが
これの本物って
初めてみました・・。
もっとビックリしたのが
店の前で
お野菜 売ってました。 (販売してるのは店の方では無いと思いますが☆)
それにしても、なぜこんなに素晴らしい品々があつまってしまうのか。
ずっと疑問だったのですが、そのヒントを休憩中のバックルームで観る事ができました。
同じく、ここのお客さんでお手伝いにいらしていた女性の方。
一見普通そうなのですが、お話してみるとその明るさというか、物凄いオーラというか
確実に只者ではないのが伝わって来たんです。
そんな方とお話をしていると、息子さんが製作活動をされていて
「最近、骸骨つくってね」
という言葉が聞こえてきました。
が、ガイコツ・・!?( ̄▽ ̄;)!!
それにはげしく食いつく、僕。
翌日、その作品を見せて頂いたのですが・・これがなんとも素晴らしく。
金属という素材を加工し、頭蓋骨から脊髄、内臓、腕、羽といった造形を造り上げていました。
そして、なんでもこれはあの万年筆のモンブランに依頼されその個展の為に作品した作品との事。
こちらも同じくその方の作品。
金属で製作したハエです。
「これをコヤマさんが気にいってくれてね」
と、その方の口から聞こえて来たのですが
・芸術品
・コヤマさん
僕の頭の中でこの2つのキーワードがひっかかりました。
自分の大好きなアーティスト=奈良美智氏の作品を世に広めたあの方もコヤマさん。
小山登美夫氏なんです。
で・・気になってそこを聞いてみると
やっぱりそうだったんです。
なんとあの小山登美夫氏に見出されて製作活動をされているようなのです。
スゴすぎる。
そして、なんたるこの偶然。感動。
その他も大学在籍時に製作した作品を観せてもらいました。
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(クリックで拡大)
ステンドグラスを使ったり七宝を使ったり、それらと金属とを組み合わせた生々しい作品は見事としか言いようがありません。
そんな作家活動の傍ら、銀素材でこんなアクセサリーも製作した事があるとか。
本物の芸術家による、本物のハンドメイド。
「すごい息子さんだ・・・」なんて思っていたのですが、実はこのお母様もやはりちょっとここで書けないくらいのスゴい方だったことが判明。
更には途中でお嬢様からTELがあったのですが、NYのとある有名なデザイン事務所に勤務されているようで・・・よく分かりませんが突然TELを渡されて「はじめまして♪」とお話してしまった僕。笑
その後バックルームに挨拶に来てくれた方やお手伝いをされていた方々がまぁみなさん、もれなく濃いったらなんのって。
国際レベルでスゴすぎて・・ちょっと書けないレベルの危険さです。
コレコーレの創設者の片桐さんともずっとお仕事を一緒にさせて頂いたのですが、そんな素敵な方々が集まってきてしまう“人としての魅力”がひしひしと伝わってきました。
ここは単なるリサイクルショップなんてものでなはく、そこにはしっかりとした大きな人脈と繋がりがあり、それによりどんな高級セレクトショップでも入ってこないような逸品がまわってきてしまう。
そしてそんな繋がりがここを訪れる人の中で今もリアルタイムに拡大をみせている。
「素敵な人が集まっている」→「その結果素晴らしい物が集まる」という素敵な現象を目の当たりにしてしまいました。
正直な話、物々交換というシステムは最初は冗談のようなものだと思っていたのですが、“お金の価値以上の物を求める人”たちの中で、そこには新しい的確なマーケットが存在しています。
そして、どんな物でも、造るのは人、使うのも人、手放すのも人、そしてそれを探しているのも人。
そんな“人がいてこそ物とその価値が存在する”という当たり前の事を改めて実感させて貰う事ができました。
とても勉強になりました。
本当に貴重な時間をありがとうございました。
ちなみに、このお仕事の報酬。
もちろん物々交換でした。笑
ですので、僕はこれを頂いてしまいました。
知る人ぞ知る A STORE ROBOT のレザーハーフパンツ。
僕はこれからこのパンツをはくたびにこの楽しかった日を思い出す事でしょう。
もしこれが、何かと交換していたのなら、その物も含めての思い出もこのパンツに託せられるのかなって思います。
交換で手に入れたこの品の本当の魅力は、時間がたった時にそんな事を思い出しながらもっと実感していくのかな。
「物欲」って僕は2種類あると思います。
高額な品をまとい、それをステータスとして回りから賛美されたいという目的を達する為の物欲。
そして、物本来の価値、そこに接してきた人、自分の思い出、歴史。それらをふまえながら個人&その価値の分かる人の中で楽しみたいと思う物欲。
コレコーレは後者の物欲を世界一満たしてくれるショップだと思います。
すごーいコメントの応酬にコレコーレスタッフも大感激!!