ミスターハラキリの通称にふさわしい挑戦がまた始まったが果たして続けられるのか?
片桐健二社長の提案により、「現物募金」という新しい被災者協力のスタイルへの実験的な試みが名古屋財界の善意協力を得て、物々交換コレコーレの店内で始まった。
一流贈答品が激安で手に入り、尚且つその支払額全額が被災者の募金となるアイデアは、想像以上に反響が良いようであるが、問題は今のような高級贈答品が今後も集まり続けて行くのかが疑問のため、とりあえず一人1点までとさせて頂くことに修正した。
「現物募金」とは、
どこかに前例があるのかないのかわかりませんがコレコーレが勝手に命名したコレコーレ独自の募金スタイルです。
物々交換業だからできる募金形態のひとつとして今回初めて行っています。
基本的な考え方は、被災者に何かをしたいという方にとって、現金での募金以外にも、良いものだが不要という物を役立てて頂くことを可能にできないかという提案を受けてのコレコーレ初の実験的な募金です。
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①良いものだが不要な物を持っていて被災者に役立つ物に変えて届けて欲しい。
②買い物をしている感覚で良いものが手に入り尚且つ、被災者の役に立てられたら嬉しい。
?店の一部のスペースを割愛して、①と②のそれぞれの希望をつなぐ役割を「物々交換の店」が担うことで被災者の役に立つことが出来る。
物々交換専門店の理想としては、良い物だが被災状況の切迫性には合わないような品物を本当に必要な品物に変換させて被災者に届ける。
*しかし、現状はその体制を作ることは様々な理由で困難な壁があることから、とりあえず現金に変換して被災者に送ることで貢献する。
具体的な品集めについて、
お客様及び店側から「現物募金」として出す品物は、早急にお金に換金できそうな多くの人が欲しがりそうな品物を出して頂きます。
その品に「現物募金」という表示のシールを張ります。
具体的には、コレコーレの店内に用意された現物募金コーナーに陳列してあります。
「現物募金」という表示のある品物を現金に交換しても良いというお客様は、その品に表示してある価格をコレコーレのレジ横に置いてある募金箱に入れて欲しい品物を持ち帰ります。
*何を「現物募金」の対象の品として受け入れるかは、コレコーレが判断します。
現在は名古屋財界の方からの協力もあり、超高級ブランドのタオルや毛布、贈答品などが多く出ています。
現在の被災状況では、あまりにも高級なブランドの品よりも、リーズナブルで使いまわせる物が必要とされる物の方が喜ばれるであろうという事から、本当に必要な品物に交換して送り届けたり、現金に換金して送る方が喜ばれるであろうということから贈答品を中心にしています。
その他、コレコーレに持込される方が急増していますが、現在あまりにも大量の入荷で対応しきれず止む得ずにお断りするケースがある中で、それらのお客様の中から「現物募金」に協力しても良いという方も急増しています。
コレコーレのお客様が物々交換意識の発展意識として、被災者に役立てることに意義を見出しやすい上質なお客様が多いことがこれらを実現させている大きな原因でもあります。
コレコーレとしても現状のあまりにも趣味性に偏りすぎていて、生活防衛に必要な品を集めてきていないことがこのような重大な困窮事態に直接的に役立つことができづらい状況であり、そのことからの歯がゆさを痛感している中で、少しでも日頃の上質な顧客の皆様の善意を物々交換業の特性能力を生かして被災地への役に立てられれば嬉しい限りです。
物々交換業という業態個性を生かした被災協力が出来ないだろうかという従業員達の声に答えられる方法の一つとしての新たな試みです。
その意味でも誰も要らないと思っているような物を「現物募金」の品とするという考えではなく、上質なものを「現金募金」の品として集められるように現在は、心がけています。
特に高級贈答品は欲しがる人が多く早急さを求められている「現物募金の活動」に力を与えてくれますので、その様な品物を出してくれる方の協力を求めています。
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