盲人のゆめ 2014-03-07 05:10:06 | 詩 「盲人のゆめ」 日々視界を霞み 外套落ちつ空間ひるがえり とうに鉄槌が肉体の曲線に閊(つか)え こそ妄(みだ)りで不規則にあふれる こころのこえが不完全な変調を抱く 匂いを嗅ぎ合い夜笛が鳴る 夜がこの部屋のみならば 羊水に眠る双生児に朝は来ない ごらんこの洋服を ごらんこのくちづけを ごらん皮膜を持たぬまぶしい抜け穴を 夢の世界も存在することを 科学よりも先に証明するんだ 盲人の見る夢だから 果て無き宇宙に復讐するんだ « 記憶とポエジー出演者詩集全部 | トップ | 日々霞む愛を愛とか言わず目... »
4 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (コスモスチバ) 2014-03-11 14:53:56 イメージとしての塊が見えていて、彼にとってはそれが、本当の世界として存在しているんですかね。その世界も果て無き宇宙のどこかに存在している実存なのかもしれない。 返信する Unknown (ミミだれ) 2014-03-09 10:32:11 盲人の夢というタイトルからふとおもいました。座頭市のみる夢ってどんなんだったんだろう。 返信する Unknown (コスモスチバ) 2014-03-09 01:57:19 NHKスペシャルなんかで、量子力学の二重スリット実験なんかを干渉すると、鑑賞者が居ない箇所は存在しないんじゃないかと妄想しちゃいます。逆に言えば干渉された夢の世界はどこかに存在するのではないか。愛する君との世界の先がどこかに存在するんじゃないと妄想。盲人の見る夢の世界も、完全にどこかの空域?に存在しているのではと、いう願いにかられてしまいます。 返信する Unknown (yellow-snow) 2014-03-08 21:43:16 宇宙がエネルギーの揺らぎの中に生じた泡のようなものだとすれば、宇宙自体がダーク・マターを内包した夢のようなものかもしれません。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する