コロナの予測と解除

武漢ウイルスのサイトカインストームのように、ちょっと過剰反応ではと思うこと。

満員電車で感染した例はあるのでしょうか。
ランニングで１０ｍ以内に近づいて感染した例があるのでしょうか。
公園で遊んでいて感染した例があるのでしょうか。

８割減らして急激に患者がすくなくなるというグラフは間違っていないでしょうか。
どういう条件で描かれたグラフでしょうか。
マスクや手洗いは条件に入っていますか。

私は西浦北大教授の予測には違和感がありました。
行動を変容したからといって、提示されたグラフのように極端に折れ線で下がるはずがありません。
「対策をとらない場合」の「対策」とは何なのでしょう。
条件提示がないグラフでは全く説得力がありません。

西浦教授の示したグラフ（日経４／７）



本来、多くの皆さんが外出しなければ正規曲線のように患者が減少すると思いますが、日本の場合はロックダウンではなく、要請でありパチンコ屋に集まるような行動をとる人もいますから、もう少しなだらかに減少していくと予測するのが普通でしょう。



韓国などではだいたい３ヶ月でほぼ収束しています。
日本は緊急事態宣言よりも１ヶ月半ほど前、３月初め頃から自粛状態でした。
衛生観念が発達している日本人ですから、うまくいけば５月初めか半ば。

多くの皆さんも減少傾向を見て５月６日に解除されるとは思わなかったでしょう。もうすこしかかると考えていたことと思います。
人間の勘は総合的に予測した結果ですからだいたい当たらずも遠からずです。

全面解除すれば気が緩んでしまいますから、手綱を引っ張りつつ、かといって感染事例が無いような場所は早期に解除していくべきですね。

感染例が無ければ、一定の条件を設けて公園、屋外施設は即座に解放してもいいですね。
屋内施設でも公共施設や食べ物屋など換気や席を開けたり、透明板で仕切りをもうけるなど条件を示して解除して欲しいですね。
とにかく必須条件を示して、あとは店側の工夫でしょう。

もう少しの辛抱です。