キャッスル&ゲイツ「 おはなし 」1968年
中学生の頃、ウクレレからギターへ持ち替えて
同級生のN氏から教えてもらったこの歌。
「今はこの歌が流行っているんだって」
と言われ聴せてくれたこの歌は
今だに強烈に私の印象に残っています。
数年後、キャッスル&ゲイツの
メンバーのひとりだった町田義人さんは
ズーニーブーと云う、またまた強烈なグループ名で
「白い珊瑚礁」をヒットさせています。
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安部光俊(飛行船)「 遠野物語 」1977年
懐かしく不思議な歌です。
若い頃、岩手の盛岡には何度も行きましたが
「遠野」へは縁が無くて一度も行けませんでした。
なのに、この歌を聴くとまるで何度も
行ったような気持ちになるから不思議です。
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Baden Powell - Brasiliana.wmv
初めてバーデン・パウエルさんのギターを聴いたのは
1975年頃。どういう経緯だったかは覚えていないのですが、
今でもこの方のこのアルバム「孤独」に録音された
アコースティック・ギターの音色が好きです。
フルネームはバーデン・パウエル・ヂ・アキーノ( Baden Powell de Aquino )
1937年8月6日生まれ、ブラジ . . . 本文を読む
秦 基博「 水彩の月 」2015年
この歌、タイトルから気になっていました。
長いこと水彩画が好きで描いていますので
「水彩の月」とはシブいタイトルをつけたなぁ
と感心しておりました。
独特なサビの部分のメロディーも耳に残りますが、
後半のピュアな「男の儚い想い」のような旋律が
歳の差を超えて自分のような者にも
よく伝わって来ます。
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糸居五郎「オール・ナイト・ニッポン」1967年-1981年(1972年-1974年は休止)
あれは高校2年の秋の夜長でした。
何かになりたいのに、まだ何者にもなれない私は
その夜もそっとラジオをつけたのでした。
すると聴き慣れない声の主はティファナ・ブラスの「Bitter Sweet Samba」
の前に突然現れ「go-go-go-みなさんお元気ですか?」と優しく語りかけて
放送は始まるのでし . . . 本文を読む
サーカス「 Mr. サマータイム 」1978年
この曲が流行った頃に思いました。
「夏休みを擬人化してミスターとはこれいかに?」と。
思うまもなく、1978年3月に発売されたシングル盤は
あれよあれよヒットチャートを駆け上り夏には100万枚を突破し、
当時のオリコン第1位を獲得。カネボウ'78夏キャンペーンソングに
起用されたとは云え、ここまでの大ヒットを誰が予想したでしょうか?
(これは大 . . . 本文を読む
あおい輝彦「 二人の世界 」 1971年
確かこのドラマはリアルタイムで見ていました。
何者かになりたいけど、なかなかなれない10代後半の頃です。
当時、カラーテレビは高嶺の花で我が家では旧式の白黒テレビで視聴していた記憶があります。
この映像、歌が中心なのでドラマと言ってもダイジェスト版ですが、
こうしてYouTubeの映像で白黒で観ていたドラマをカラーで観るのは新鮮です。
好きな俳優さ . . . 本文を読む
音楽の宝物 第1回 パイザノ&ラフ「 Under The Blanket 」2002年
パイザノ&ラフ。余り聞きなれないコンビ名かも知れませんが
商売っ気抜きの音楽マニアのための音楽と言ったら言い過ぎでしょうか?
この酷暑に聴くにはもの足りないかも知れませんが
もの悲しく、郷愁をそそられます。
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藍美代子「 ミカンが実る頃 」1972年
ふと、自分の二十歳の頃の事を思い出しました。
何をやっても長続きしない、ダメ人間を地で行っていた頃の話です。
きっと自分の性格は飽きっぽいと言うか、根性がないと言うか・・・
体良く言えば「道を探している」わるく言えばだらし無い。(今日はかなり自虐的)
とは言え我が家の大黒柱はいつも厳しく、道を探していようが、だらし無かろうが
「自分の事は自分でな、だけ . . . 本文を読む
Lambert - Stay In The Dark 2017
時代は少しづつ変わっているのでしょうね。
自分達が若い頃に衝撃を受けたアングラフォークや
日本語ロックを凌駕するように音楽は多様化の一途を辿っています。
たまにタワーレコードに行っても今は「World」と言うジャンルに
吸い寄せられる自分がいます。
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大瀧詠一「 風立ちぬ 」 HD Audio
また、一人素晴らしい音楽家が空に召されました。
大瀧詠一さんは東京生まれ東京育ちのイメージが強い方ですが、
実は東北出身。相撲が大好きな方でした。かく言う私も相撲少年で
栃若時代の最後の方、柏鵬時代の始まりぐらいからファンになりました。
相撲関連のネット・サーフィンを楽しんでいる時にたまたま立ち寄った
某相撲ブログに大瀧さんも立ち寄られていて「大瀧 . . . 本文を読む
ビル・ウィザース & スティービー・ワンダー「 Ain't No Sunshine 」2015年
ついこの間の2015年のライブ映像です。
あんなにパワフルだったビル・ウィザースさんの眼差しは影を潜め
自分のオリジナル曲を情感豊かに歌い上げるスティービーさんを
優しく見つめ、時折微笑んでいます。あれから40年ですから当然なのに
とても優しい気持ちになる貴重なツーショットです。
自分の大好きな . . . 本文を読む
森田童子「 G線上にひとり 」1977年
先日亡くなられた森田童子さんは
私よりデビューが少し早く、年齢もわずかに
上でした。1976年当時の事が走馬燈のように思い出され
なぜか染み染みしてしまいました。
あの頃は私もBuiBui云わせてましたから
「森田童子さん!恐れるに足らず!」ぐらいに思っていたものですが、
(全く先輩に対する礼に欠けると云うか、非常識極まりないと云うか)
いつ、どんな . . . 本文を読む
アントニ・タピエス 1923-2012年
スペイン・バルセロナ生まれ。
20世紀の現代美術の巨匠の一人と言われています。
話は逸れますが、不勉強な私がタピエスさんを初めて知ったのは
50代に入ってからでした。現代美術の事をほとんど知らないまま
デザイン業に携わっていました(汗)。お恥ずかしい限りです。
タピエスさんも影響を受けたとされる
パウル・クレー大先生を詳しく知ったのも遅く40代でした . . . 本文を読む