暮野そら「 超・ミニ盆栽に魅せられて 」2018年
盆栽と云えば、昨今は「BONSAI」と書いて
世界共通語らしいですが、私の勝手なイメージでは
「大きなお屋敷の広々としたお庭があってはじめて
置き場所を選べる高尚な趣味」と決めつけていました。
ところが先日、本屋の店先で「 超・ミニ盆栽に魅せられて 」
と云う本を見つけてびっくりです。
なんと、指先に乘る位に小さい盆栽が誕生したのですから。 . . . 本文を読む
ハーブ・オオタ Jr.「 Hawaiian Sky 」 ukulele 演奏:66
ウクレレ。この優しい音色はハワイにでも移住して
何年も暮らさないと出せないのかも知れませんね。
思い出した事があります。私が一番最初に弾いた絃楽器は
ギターではなく、ウクレレだった事を。
中学生に成り立ての頃、テレビでは加山雄三さんがウクレレを弾きながら
「♪もしも〜この舟で」と歌っていました。
自分もホウ . . . 本文を読む
ミシェル・ルグラン「 おもいでの夏 The Summer of '42 」1971年
人生とは皮肉なもので
若く幼い心しか持たない頃は
たくさんの出逢いと別れを
繰り返すのに、成熟し枯れた
心を持つようになると
出逢いも別れも無くなってしまう
なんて……。
(無くなりはしませんね(汗)
少なくなります。)
. . . 本文を読む
浅川マキ 「 赤い橋 」1972年 ライブ録音
'70年発表の「浅川マキの世界」に
収録された「赤い橋」。
北山修さんの作詩、
山本幸三郎さんの作曲です。
私はこの歌を通して浅川マキさんを
詳しく知ったのでとても印象に残っています。
浅川マキさんと言えば黒づくめの衣装に
独特の嗄れ声でブルージーな曲を
日本語で歌うシンガーだと思ってました。
それが日本音階のマイナー曲で
「赤い橋」を歌われ . . . 本文を読む
暮野ソラ「 遥かなる故郷 」( inst.) 2018年
以前、幼少の頃の何もない家庭で育ったことを暴露しましたが
たしかにモノはなかったのですが、両親とも兄弟姉妹が多かったので、
人生の縮図のような人間模様を幼少の頃から体験できました。
父が11人兄弟の10番目生まれ、母は10人兄弟の双子で末っ子として
育っているので、東京にいた従兄弟 再従兄弟だけでも
合わせると40人以上の親族が取っ替 . . . 本文を読む
来生たかお「 浅い夢 」1989年ライブ映像
このタップリとしたテンポが今の私には丁度良く、心地良いです。
アレンジもレコードとは一線を画すものになっていて
今聴いても心がフワッとして来ます。
ピックアップさせて頂いたYouTubeの映像では
「つれない夕暮れ」「ジグザグ」そして「官能少女」と続いていますが
1曲目の「浅い夢」が緊張感もあって特に素晴らしいです。
上に掲載したジャケット写真 . . . 本文を読む
石川セリ「 八月の濡れた砂 」1972年
私事ですが、今日のような(正確には日曜日)まばゆい季節になると
とても聴きたくなる曲があります。石川セリさんの「八月の濡れた砂」と
来生たかおさんのデビュー曲でもある「浅い夢」です。
どちらも夏の歌ですが、私の中ではいつまでも色褪せない名曲です。
また、古い話で恐縮です。詳しい駅名は云えませんが
1979年の夏頃、井上陽水さんが自転車の前カゴに
ご . . . 本文を読む
ヤン・スギョン「 愛されてセレナーデ 」【HQ】1989年
日本が浮き足立っていた1989年頃、テレビで人気沸騰していた
ラヴ・ロマンス・ドラマがありました。タイトルは「過ぎし日のセレナーデ」。
主演は田村正和さんと関根恵子さん。と云うかこのドラマに出ている皆さん
お若くてキラキラしてます。(当たり前ですね、30年前ですもの)
そのテーマ・ソングを歌われていたのが韓国の歌い手でヤン・スギョンさ . . . 本文を読む
長谷川きよし「 ラ・ボエーム 」 2008年
私の話で恐縮ですが20代の初め頃、専門学校で絵を習いながら
五反田のスナックで弾き語りのバイトをしていました。
まだカラオケがない時代ですから小さなスナックには8トラックの機械が置いてあり
弾き語りと交代で店内を盛り上げ営業に貢献する仕事でした。
が、8トラックの演奏は曲目が限られているため音楽通のお客様は
弾き語りの人にいくらかチップを渡して伴 . . . 本文を読む
森山加代子「 月影のナポリ 」1960年
森山さんは北海道・函館市出身。札幌で歌っていたときにスカウトされる。
1960年06月にイタリアの大歌手、ミーナさんのヒット曲「月影のナポリ」を
カバーして50万枚の大ヒット!いちやく有名人になり、その後大活躍。
私が初めて聴いたのはもちろんラジオから流れる「ティンタラレリルーナ♪」でした。
一度聞いたら忘れられない独特の節回しのトリコに。
この曲が . . . 本文を読む
パウル・クレー「天使」1939年
長谷川利行さんが戦前の東京で
苦心されていた頃、ヨーロッパで
描かれた1枚の線画。
晩年のパウル・クレーさんも皮膚病を患い
苦心されていました。
この方はお若い頃、音楽家を
目指していたそうです。
しかし第一次世界大戦に従軍して人生観が変わり
画家に転向。その後の活躍は目覚ましく
おおやけになっているので省きますが、
晩年に描いた「天使」と云う作品は、
ひと目 . . . 本文を読む
ブラッド, スエット & ティヤーズ「 Spinning Wheel 」1969年( audio )
この曲がヒットした1969年は
私は中学生になりたてでしたので
リアルタイムでは聴いていませんが、
アメリカのフォーク・ソングと共に日本に広まり始めていた
ブラス・ロックの元祖です。
日本では加山雄三さんからグループ・サウンズに
人気が徐々に移行し始めた頃の話です。
グループ名の「血と汗と涙」 . . . 本文を読む
柴田淳「 白い世界 」2005年
東京の郊外は久しぶりの大雪です。
雪国の方達からすれば、そのくらい大した事はないと
お叱りを受けそうですが、いざ降り出してみると
何と云う「白い世界」なんだろうと困惑しております。
ふと、柴田淳さんのこの曲を思い出していました。
2005年に発表された「わたし」と云う
アルバムの中の曲ですが、YouTubeで見つけた映像は
ライブ・バージョンです。柴田さんの個 . . . 本文を読む
ブラザース・フォー「 Green Fields 」1960年( CD Quality )
以前に書いた記憶がありますが、
私は民族音楽がとても好きです。
最初にハマった民族音楽はフォーク・ソングです。
そこで今日ご紹介したいのが「 Green Fields 」
を最初に発表したブラザース・フォーです。
私が初めてブラザース・フォーを聞いたのは
リアルタイムではなかったのですが、
1969年の . . . 本文を読む