3月6日
この表題で検索したところ、アリストテレスによる人を動かす(説得する)3要素について書かれていました。
「エトス」「バトス」「ロゴス」のことです。知らなかった。けれどごもっとも。
哲学者のアリストテレスは人を動かす為には
まず■「エトス」(品性・人格・精神・気風等 徳・信頼 みたいな認識)は
信頼関係が強ければ相手を説得できるが、信頼関係が弱いと相手を説得するのは難しい。
次に■「バトス」(熱意・情熱)は
熱い思いが人を動かす。情熱をもって接すれば人の心を動かす事ができる。
また■「ロゴス」(論理・説得)は
理論、理屈で人を説得する動きの事をいいます。人を動かそうというときは、理論立てて話す。言い負かそうとするのではなく、地道に信頼関係を築き、情熱をもって接する事が出来れば人は動く。といった内容です。
最近、私はある恩人の霊前で対話し、そこでいくつかの決断をして直ちに実行しました。
相手のあることです。詳しいことには一切触れることはできませんが、すべてが終わって上記を知ったわけです。なるほど。
私が今まで生きてきた道を、ただ静かに歩みを進めるために二つのことをお断りしました。
3要素が全く伝わってきませんでした。ただそれだけです。とても悲しい思いです。
私がこれから歩もうとする小さなできごとには、協力者が必要です。一人孤高の世界を旅した私が遠い記憶の故郷の我が家に戻るためにはどうしても通らねばならない小路です。人様の世界に小さな波紋を投げかけるやもしれません。ご協力を賜るみなさま、ありがとうございました。時間はかかるかもしれませんが、私の「バトス」とあつらえの編曲譜(これから書きます)を捧げます。