南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

とうとう

2010-09-30 01:38:55 | ♪コンサート日記
9月30日
雨だ。日付が替わってとうとう9月も最後の日となってしまった。
28日に市民会館に舞台で使う進行表と配置図を届けた。そこから司会用の台本作成に時間を要してしまった。たった今送信した。
前日は会場準備だから、練習はあと2日間だけか。あ~あ

明日から1日にギター1本づつ調弦だ。クラシックギターはソロ用とフルート用に計2本。
フラメンコギターは代わりがない。

伊予伊予愛媛

2010-09-26 20:02:26 | ♪コンサート日記
9月26日
愛媛のことを昔は伊予といった。
今は間近に迫ることをいよいよというが、伊予とは関係ない。

いよいよ来週に迫った。春にやろうと思いつき、夏に決心して、秋に走った。
昨日は、11時から2時間フルートと5曲通した音合わせが終わった。
12時半にプログラムの3回目の校正が届いた。これがラストだ。
今日は、15時から1時間ピアノと最終の音合わせが終わった。阪本亜矢子のピアノにホセ・アントニオ・ロドリゲスのギターが絡んだセビジャーナスのコピーでいい曲だ。

残るは本番ステージに欠かせない台本作成と、木曜日にキーボードの最終練習、
土曜日に一色さんと急遽のセヴィジャーナスを合わせて、夜に舞台造りだ。

昨夜はゆっくり眠ってグロッキーは解消した。
持ち物は全て黒だった

激励ありがとう

2010-09-24 21:49:02 | ♪コンサート日記
9月24日
朝から力が入らない。両手が痛い。
国際ホテル、昨日の40分の演奏時にはいったい自分は何曲弾いてるのだろうかと数えた。無言で曲間なく弾くので6曲弾いたところで20分。
12曲でやめるところ、もう1曲弾いたから13曲か。多いな。10曲にしよう。

大西美江さんから激励の手紙をいただいた。
新米ママで毎日たいへんなのに最近の好みだとCDが3枚。夕食後、ボーーーッと一気に聴いた。体中の血が濾されたように気持ちいい。
今夜はなにも考えず、なにもしないで寝よう午前3時に朝が来たアーア

念願だったグスタボ・モンテサーノは「フラメンコ・ファンタジー」のソレア・カノン
しびれるような3コンパスのフェイクを昨日採譜した。移調して、キーAでやっているカノンの山場に差し替えた。フルート&ギターにはAがええ。
5月に生まれた孫のかのんちゃんへとはコンサート会場では一言も言わないが、
フルートの渡部さんには言ってある。オルゴールにゃ負けないよ。おやすみ。

プログラム

2010-09-23 03:26:17 | ♪コンサート日記
9月23日未明・・・雨になった。の音も聞こえる。
プログラムの再校正が終わった。便利な時代になった。
もちろん営業の方と会って確認はするけれど、この段階はデザイナーさんとメールでやりとりできるので速くて確実だ。
安い料金でよくやっていただき感謝感激の雨が降っている。

今回は広告をあえて戴かなかった。全額自己負担で予算不足のため表紙と中面だけのものとなるが、頑張った。傑作が出来たと思う。
表紙には20年前の思い出の「スペイン」のポスター。
裏表紙には7年前の再出発の頃に娘のうちゃんが手すさびで描いた絵。
中面には3年前に「坂の上の雲ミュージアム」のオープン記念ミュージアムコンサートに出演したときに、当時担当されていたT女史(若く気高く美しい)作のプログラムにあったお手製デザインがあまりに素晴らしく、昨秋ホールを押さえた時点であつかましくもモチーフの使用をお願いし快諾していただいた。


エピローグ

2010-09-21 23:46:10 | ♪コンサート日記
9月21日
暑い日だった。父の墓参りのあと車のメンテに。カーショップオーナーTさんは今回もチケットを沢山買ってくださった。甥っ子のS.H君は5年前の「南十字星」と4年前の「恋するミラノ」に出演してくれた後、事故で亡くなった。
自作曲「南十字星」誕生には彼を含むトリオで活躍していた「ロス・コンドルス」とのオリジナル演奏の思い出が深い。


今回はシーン1はフルートの渡部さんとクラシックを、シーン2はピアノの作田さんとフラメンコをと構成した。3人揃っての演奏はしないのでそれぞれのステージのラストにエピローグを弾く。この締めはいわばアンコールの意味を持つ。
ここに自作曲を当てさせていただいた。昨日それを清書した。

シーン1は「夜明けの虹」をフルートと、
シーン2は「南十字星」をキーボードと。

思えばこの24年間に7度目となる自主コンサートでは、前回までに5人の方々が遠くの世界に旅立たれ天上から見守っていたただくことになった。

「悲しみの礼拝堂」ビセンテ・ゴメスが亡き父に捧げた古典的名曲を捧げます。

追いついた

2010-09-19 06:13:06 | ♪コンサート日記
9月19日
コンサートまであと2週間となった朝を迎えた。久しぶりに熟睡した。


昨日はフルートの渡部さんと2ヶ月ぶりに練習した。これで全体像が見えた。
5曲中3曲は既に7月に本番を終えており、新たに「カッチーニのアベ・マリア」とエピローグに使う自作曲「夜明けの虹」のキー選びと譜面合わせ。

明日発売の雑誌「愛媛こまち」「タウン情報まつやま」さんに掲載されるはずだ。また近く愛媛新聞さんにも載せていただく。
チケット販売はこの告知とお手紙100通によるものだけで後は天任せなり。
ホールスタッフさんたちとの打ち合わせもOK。プログラムも校正中。
つまり2ヶ月間の全力疾走で準備は整ったのだ。追いついた。

残っているのは・・・練習。

ちょっとえらいことに

2010-09-17 07:19:24 | ・ボクの日記。
なっているんです。た、体重が・・・・
あと半月で人前に出る。歩くぞ、走るぞ、食わないぞ。といいつつ
18曲弾き詰めだ、体力が要るんです。というわけで

9月15日
レッスンのあと新しいラーメン店へ。紅灯の巷、三番町のど真ん中の交差点角にできたトレーラーハウスのお店。味はパスタラーメンといったところか新しい。

若い女性に人気となりそう。


市民会館秋景色

2010-09-17 06:54:48 | ・ボクの日記。
9月17日
作田さん宅での練習を終えて松山市民会館へ打ち合わせに。
プログラムを元に舞台・音響・照明のプランと前夜の仕込からのスケジュールが出来た。進行表・舞台配置図・台本を届けるだけだ。準備はほぼ終わった。
あとは練習あるのみ。市民会館に秋が訪れていた。


チケットプレゼント

2010-09-16 07:23:14 | ♪コンサート日記
9月16日
松山市と周辺の町に配布されている2紙、ウイークリーえひめリック紙9月16日付と
リビングまつやま紙9月18日のプレゼントコーナーにそれぞれペア5組のご招待の記事が掲載された。ふるって応募してください。

見出し写真はクリックで拡大(2段階)できるので詳細をごらんください。
当たればラッキーですね。名犬ラッシーはどうしたかな

camellia1220

2010-09-15 07:08:46 | ♪コンサート日記
4年前のコンサート「恋するミラノ」のブログを久しぶりに覗いたら、毎日ずっとアクセスを頂いている。嬉しいじゃありませんか。そこで以下の近況をアップしました。

2010年9月15日
爽やかな秋が訪れました。今年は暑かった。
ずっとこのブログを訪ねていただきありがとうございます。
8/22Naoki Esashi

間もなく4年ぶりに45周年コンサートを迎えます。人生の記念です。
ありのままに、無理(なお願い)は決してしないで、求めるものもアピールもなく。
暦の関係から事実上のラストチャンスと心得ています。

ずっと明け方に目覚める毎日です。先日は夜明けの虹を見ました。
ようやくチケットが売れ始めました。人の情けに触れて嬉しかったりなかったり。
が、一喜一憂はいたしません。ありのまま。

終ったら上京します。孫が3人住んでます。今年は浩ちゃんが入学しました。
2年前に弟の隼ちゃんができました。可愛い盛りです。
今年、息子の家にも天使を授かりました。かのんちゃんです。

「恋するミラノ」の主役のお二人も母として奮闘し、幸せな現在を迎えています。
アヤコレットさんちは1歳の元気なボクちゃんです。よかったよかった。
5月に家庭訪問し、新曲を歌っていただきごちそうになりました。
大西美江さんは1ヶ月前に無事ボクちゃんをご出産。よかったよかった。
6月には里帰りの1日、今治を巡りました。楽しかった。

「恋するミラノ」は私のキャメリアホールでの起承転結の結びとなりました。
アーティストとして、家庭人としてお二人のご多幸を祈る。
いいコンサートだったと思います。

ギターはともだち

2010-09-14 21:40:30 | ♪コンサート日記
9月14日
コンサート当日配布用のプログラム原稿を揃えて発注した。今回はいつもの半分の3ヶ月の準備期間でやっているので何につけてもギリギリのタイミングだ。
即デザインを起こしていただき校正して10月1日出来上がりにこぎつけた。
うちゃん作裏表紙
今回は広告を頂かなかったのでA4版の真中に名刺大のシンボルマークがひとつ。
7年前練習中のボクをマウスでガリガリ描いたもの。ファイル名が絵のタイトルで娘作。
     
プログラム
◇SCENE Ⅰ ~夜明けの虹~クラシックギターとフルートの調べ
①鐘のひびき②禁じられた遊び③悲しみの礼拝堂④枯葉
⑤黒いオルフェ⑥カノン⑦アヴェ・マリア(グノー)⑧アヴェ・マリア(カッチーニ)
★エピローグ◇夜明けの虹(自作曲)

◇SCENE Ⅱ ~フラメンコギター/郷愁の世界~
☆プロローグ◇コルドバの時計台
①ラ・パロマ②鳥の歌③セビジャーナス  踊り;一色美和
④君去りし後のファルーカ⑤月影のグラナディーナ
⑥グラシアス・アディオス(セビジャーナス)⑦ソレア⑧インスピレーション      
★エピローグ◇南十字星(自作曲)

◇SCENE Ⅰ⇒フルート・渡部寛子 ◇SCENE Ⅱ⇒ピアノ&キーボード・作田説子

二転三転

2010-09-12 04:12:06 | ♪コンサート日記
9月12日
コンサートではワンステージ45分×2回に設定してプログラムを組む。途中15分休む。
前半の◇scine1はクラシックギターとフルートで8曲+プロローグとエピローグで計10曲
後半の◇scine2はフラメンコギターと踊りとピアノ、キーボードで同じく構成する。

このエピローグ(締め)に自作曲を共演者の方とデュエットで演奏させていただく。
オーラスは「南十字星☆」だが、一方の前半は新作の曲名で二転三転した。

原題の「さくら静か」のコンサートバージョンを「木漏れ日」「旅立ち」とあれこれ迷ったがどれもしっくりこないまま印刷締め切りが迫った朝、夜明けの西南の雨雲が混じった青黒い空に虹がでた。
メロディはある朝突然に降りてきたものだが、曲名も天に書いてあったのだ。
夜明けの虹」に決めた。


感謝

2010-09-10 04:28:48 | ♪コンサート日記
9月9日
コンサートに共演していただく皆様に感謝。
フルート/渡部寛子さま、ピアノ.キーボード/作田説子さま、MC.バイレ/一色美和さま。
舞台では美しく可憐な花のようでいて、鍛えぬいたプロの凄腕。
一人では歩けない坂道を両脇から支えてくれる松葉杖のようです。

母に感謝。万病を友にしていますが丈夫な爪と髪をありがとう。
妻に感謝。夢と現の間(はざま)を漂わせてくれてありがとう。
家族に感謝。子供の頃からありがとう。心配かけた。

気休めに貼ってます

師の教え

2010-09-10 02:40:11 | ・音楽雑記
9月10日
このブログを始めて間もない4年前の春、伊藤日出夫先生のお宅に伺った。
これ写真を撮る間、ファインダーの外でずっと手を握って下さっていた。

あれから間もなく先生は病に倒れられた。奇跡的な回復と懸命のリハビリで7月には八ヶ岳の合宿に参加された。翌年、三越劇場でのリサイタル出演の日が奥様とお目にかかった最後になった。

いま先生のお側に残ったお弟子さんたち。この春先生と全国各地をツアーされている。筆舌に尽くせないご苦労があったこと

人生と音楽について、ここには書けないが   
「伊藤日出夫とフラメンコギター合奏団」は週1回大塚のマイスタジオで練習した。
先生は必ず参加してくださり、帰りによく「駒忠」で飲んだ。
そのころの10年あまりは先生と合奏団が隔年主催でリサイタルを毎年やっていた。昨日のことのようだ。
当時折りにつけて若い団員たちに身をもって教えてくださったことがある。
大家となって活躍している人も私もみな肝に銘じて生きたはずだと思う。社会生活でも心がけてきた。

○ホールに入ったら真っ先にスタッフの方たちに敬意を表し礼を尽くせ。
○衣裳は素肌に、腕時計はするな、土足でステージに上がっちゃダメ。
○楽屋を去るときは原状に復せ。

あたりまえのことだけで慣れればなんてことはないことばかり。
なれど継続して実行することはむつかしいよ。

そのほか、いっぱいあるけど。