南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

らんららん。

2007-02-28 15:19:27 | ♪ライブ情報
■2月28日
今日は休みだ、らんららんという海カフェさんのブログに、
チケット(予約完売御礼)が出来たと出ていた。ジャーーン
さすが素晴らしいできばえ。こんなの見たことない。



予約された方はどうにかして手に入れてください。
ただし、天気はいいけど今日は休みだらんららん、念のため。日記@BlogRanking

舟歌

2007-02-28 13:49:39 | Weblog
■3月2日
ボクの戯言が、寄せられたコメントでえらいことになっている。
それがちあきなおみの絶賛大会よ。
1969デビューといえばボクの上京の年だ。喝采喝采喝采
■2月28日
camellia1220(撮影usaさん)

やり残したことがあるといえば、 舟歌 じゃないが
純フラメンコバリバリのソロとカンテで1部、2部は踊りつきのフラメンコ。
そんな自己満足のかたまりのコンサートを小さくやりたい、あとはそれだけ。

客はこなくてもいい、♪お酒はぬるめの燗がいい。
普段人前で弾かない暗いヒターノものだけで通す。♪肴はあぶったイカでいい。
フツーのひとには全部同じに聞こえたっていい。♪夜ふけてさびしくなったなら
歌いだすのさ舟唄を。
もちろんお酒も肴も出さない。こんなことをふと考えていたら、
何故か急に若い頃の八代亜紀が出てきて歌い始めたのよ、頭の中で。

5月9日の三越劇場。これはどうしても行かないといけない。イカないと池ない。

混んで

2007-02-27 20:34:33 | Weblog
ないよ、コンデ・エルマノス。とってもよく鳴るフラメンコギター。
ソロ・舞踊伴奏両用タイプでバリバリハード。
仲良くなるまで最初の頃は右腕の筋肉が腫れた。
ハカランダの紫とオレンジの表が光る。でも歴戦の傷は多い。

目白の筒井さんの工房ショップで見たとき、これはボクのためにと直感した。
子供達の教育と家のローンに追われた頃でとても買える状態ではなかった。
買うとは言えず、誰にも売るなと言って松山に戻ったら1週間後に送ってきて
金がない人ローンで払え

やがてセビージャ万博、バルセロナオリンピックのスペインブームが到来し、
ケーオーホテルのフラメンコ・ディナーが始まり仕事が殺到した。
というわけで楽々ローンで払った。36回で。

キャメリアホールで3回のリサイタル、フルートの井上麻美さんといずれも10年間いい時代を共にした身体の一部のような名器だ。脚光をありがとう。

まさかの4度目のキャメリア「恋するミラノ」では、いま最前線で活躍するプロ
大西美江、深澤良子さんと渾身のフラメンコをかき鳴らした。
まだまだ頼むよ。まだまだやるよ。日記@BlogRanking

踊りです

2007-02-27 19:18:31 | Weblog
じゃないよ、ロドリゲス。スペイン生まれの49歳フラメンコギター。
1971新婚の夏、君が我が家にやってきたとき家内のsacchanは
お里に3ヶ月帰った。明日のコメ代に事欠くころでホントに危なかった。
当時の全財産をはたいても足りなかった。2回払いで買った。

フラメンコギター合奏団の全国公演で15年間ボクにいい夢見させてくれた

不幸にも免許取立ての頃下手な運転で胴を割って重傷を負わせてしまった。
筒井修一さんに治して貰って1986の初リサイタルを飾ってくれた。


昨年アヤコレットとママに捧げるテネシーワルツで魂が蘇った。
カジノ・ロバルトさんで化粧直しをして「恋するミラノ」で20年ぶりに復活した。
今度は海カフェライブ「宵桜」で会おう。日記@BlogRanking

これなあに

2007-02-27 17:44:35 | Weblog
じゃあなくて、フリニャーニ。イタリアのクラシックギター。
これを買って熟年離婚問題を取りざたされて30ヶ月経った。
長いローンもあと6回、やれやれそろそろ君の出番だ。
君が我が家にやってきてから結構いいことが続いている。

04・05・06と3年連続してリサイタル実行中。

3月はたのむよ

フルートとやるにはこれは不可欠。  
日記@BlogRanking

ピース、シチリアーノ、tambourin、フォーレの子守歌とシシリエンヌ・・・・・
   ピアノ譜を音楽的にギター譜に直しただけでは納得できない響きだのう。
   もう一回やリ直して絶妙の響きを求める。
グリーンスリーブス、歌の翼に幻想曲、愛の挨拶、ボッケ~のメヌエット
   この類はきれいに響くのよ、一発で。

↑時計の針の12時⇒フラメンコはとてもいい、まさに血沸き肉踊る陶酔の境地。
→3時のあたりは⇒ソロ。これは青年の日の自分に会える郷愁の世界かな。
↓6時はフラメンコの正反対⇒クラシックもボクは大好きだ。原点だ。
←9時はさしづめ⇒合奏だな。メイプル・シロップもいいし、ギターの二重奏か。
 フラメンコギター合奏団出身だもんね。 おやすみ

ギターケース

2007-02-26 23:47:06 | Weblog
■2月26日 チリも積もれば山となる
普段はセミハードケース(リュック)を持ち歩く。軽量・防水・消耗品で同じものがいつでも手に入るのが理由。特に上京時はこれに限る。
あまり持ち出さないが、この道40年我が家にはいろいろ逸品がある。

横尾俊佑2004ポエム


日記@BlogRanking
イタリア2003


日本1969


フランス2007



スペイン1990

ヤマハPMSフェス

2007-02-26 07:28:21 | ♪レッスン情報
■2月25日
ティバル07が2日間にわたってアオノホールであった。
生徒さんの年に一度の発表会で1年おきにキャメリアホールとアオノホールを使っている。
バンドの部・ジャズの部・サックスの部・クラシックの部と区切って狭い会場をうまく切り盛りして大勢の生徒さんたちを進行させた

クラシックギターはソロでⅠさんが出演。生でよく通る音でジャジーな曲をリズムをキープして堂々と弾いた

夜はお店のスタッフと講師の打ち上げ。みんな若い。
というわけであれこれと忙しい3日間でした。


CJO

2007-02-26 06:05:55 | Weblog
■2月24日
クラッシュ・ジャズオーケストラというジャズの社会人フルバンドがある。従弟のけんちゃんがトロンボーンをやっている。去年7月に結成25周年コンサートを誘ってくれたが、あいにく八ヶ岳のイベントに参加中で失礼した。

その後ギター教室にジャズギターをやっているnosaさんが入り、ボクもいっしょに奥深いジャズの勉強を始めた。そこでけんちゃんにたのんで、東温市の納屋でやってるから高速道路の下を走って来い田んぼの真ん中に車がたくさんトマッテイルところだというアバウトな案内で練習会場にお邪魔させていただいた。
練習中の曲はもちろん全部初めて聴くものばかりだった。
ずっとギター合奏団とマンドリンクラブという畑で育ったボクには、ピアノ・ベース・ドラムがガンガンやってこの日15本の管とやり合っている迫力には参ったよ。
若い女性メンバー(たくさんいた)はきわめて真剣、ラッパのおじさんたちも真面目だがみんな幸せな表情でした。青年はいなかった。
みなさんありがとうございました。

ところでピアノの中井さんが休憩時間に「娘がお世話に・・・」あっ志穂ちゃんのお母さんだ。2年前のクリスマスにいっしょにライブをやったシンガー。ソウルフルで観客のハートを射止めたのを思い出す。いまは大阪で修行しているそうだ。
そのとき彼女の目を見てボクは彼女のことを「ライオン」と言った。

2年前のライオン 日記@BlogRanking

フラメンコの大西美江さんは「サバンナの豹
獲物を狙う肉食動物の野生の目、これがある女性アーティストはいい。
ただしこれを感じさせる男は危ない。

うすずみ苑

2007-02-24 00:24:42 | ・音楽雑記
■2月23日 家内のsacchanがお世話させていただいている「うすずみ苑」の会で大勢のお年寄りが待っているから伊台公民館でギターを弾いてくれと、軽く言う割には何度も念を押すので真剣に対処した。
それもただならぬ気配を感じたので援軍を要請。

うすずみとはかの有名な西法寺の薄墨桜にちなんで命名したお年寄りに対する民生委員さんたちのボランティアサービス。
「メイプル・ハーモニー」
ふたりは快く駆けつけてくれて芸名は本日初公開

ギターソロ2曲、マンドリンデュオ4曲、3人で2曲 あっという間の30分だった。オールなつかしい日本の歌のオンパレード。みんないっしょに歌ってくれた。
心からのアンコールがあった。もちろん予期せぬできごと。そこは先日の「非公開」が役に立った。
これだけ喜んでもらえると嬉しい、楽しい。

ボクが加わったときは「メイプル・シロップ」という楽団名でと、どうやらお仲間入り内定。内子の芋名月で却下された名前も救われている。

セビージャポスター

2007-02-22 20:54:58 | ・フラメンコ
■2月22日 今日はにににの日だ、夜になって雨。
ボクの3大好物は 光り物玉子焼きで目がない。
スペインからポスターを買ってきては松山で額装する。
家が小さいのであまり掛けさせてもらえない。

が、家内と1999に行った闘牛グッズ店で買った町の図柄は居間の主だ。
日記@BlogRanking


セマナサンタ 春の聖週間のイヤー・ポスター
19241945

有名なタブラオ、ロス・ガジョスの上手の壁画が1924の絵だった。
これは2001にサンタ・クルスのみやげ物屋で見つけた。
ついでにボクの生年のものも買った。

1990から1995まで松山に在住した小島章司門下の舞踊家石井久美子さん。
故郷の滋賀県守山市に帰って10年経った1昨年にやっとリサイタルに駆けつけることができた。いまは滋賀県全域の教室は隆盛をきわめ、自らもバイラオーラとしてリサイタルを重ねている。
均整のとれたしなやかなバネのようなスタイルは健在で踊りはもはやサイボーグだ。優しい微笑みに内面の激しさを包んで。

ボクのなんかごとには、いつも美しい花をいただく。1月20日の彼女のリサイタルの日は寝込んでいたためにお花を贈れなかった。
彼女の好きなピンクのフレームの額ができた。スタジオの隅に掛けてください、
松山のフラメンコ創成期の日々を忘れないでいてくれてありがとう。
ロス・ガジョスの壁画を。

フルート&ギター

2007-02-20 22:17:55 | ♪ライブ情報
■2月20日
ヤマハの人気教室フルートのK先生と1年前のお約束の宇和島での演奏はライブ情報に。
小原流宇和島支部50周年のレセプションのプログラムで、宇和島在住のK先生地元の晴れの舞台になる。
正月明けに演目9曲のピアノ伴奏譜をいただき、ギター譜に編曲するのに50日かかった。
今日レッスンの合間にひととおり合わせた。譜面と曲のチェックで終わり2週間の練習期間を貰った。初めて聞く曲が3曲あった。

フラメンコとは対極をなす世界だ。だがギタリストにとってあわせる相手としては木管楽器のフルートは音楽的には最高。(歌と踊りに続くものとしては)
フルートはかって井上麻美さんと10年間の活動でキャメリアホールにも2度出てもらったが結婚されて渡米して10年になる。当時は山形由美の全盛期だった。

赤錆を落として頑張っていいパフォーマンスをしたい。日記@BlogRanking

ライブ情報

2007-02-18 21:56:48 | ♪ライブ情報

ご案内

■5月9日(水)伊藤日出夫ギターと共に60年
時間;昼夜
場所;東京日本橋 「三越劇場
出演;伊藤日出夫、
料金;未定      日記@BlogRanking

■3月27日(火)♪波の音風の音ライブ「宵桜」
時間;18:30~ティータイム  メニューから直接注文してください
       19:15~20:30 海に捧げるフラメンコギター
場所;今治市砂場町 「海の見えるカフェ」
料金;ライブチケット1000円 完売しました
出演;青木敏郎(g)・アヤコレット(vo)

■3月10日(土)♪フルート&ギター 
時間;18:00~ 演奏は19:45~20:05
場所;宇和島市丸の内 「サブライムホール3F
催事名;小原流生花の記念花展(小原流宇和島支部創立50周年)レセプション
出演;河野優子(Fl)・青木敏郎(g)

■2月23日(金)♪マンドリン&ギター
時間;14:00~14:30
場所;松山市伊台公民館
出演;マンドリン・デュオ/メイプル・ハーモニー

 


ケンチャン初舞台

2007-02-17 22:46:15 | ♪レッスン情報
■2月17日 18時30分~愛媛県女性総合センターにて
小二のケンチャン 初舞台
本格派の集う松山クラシックギタークラブさんの第31回発表会の飛入りコーナーに出演させていただいた。
堂々としたマナー、しっかりとしたタッチ、リズムもキープだ。
1年間の基礎練習の成果を充分発揮してくれた。
何よりギターが好きで、練習が生活の一部になっている。未来は無限だ。
ボクらの年になると夢幻だけど・・・

熱演を繰り広げた会員の皆様の心からの歓迎と、ラストに名手のお二人から「禁じられた遊び」のとってもきれいな二重奏のプレゼント。ありがたいね。
いつかこの曲がちゃんと弾けるようになったらお返しに弾かせて貰おうね。

宵桜完売御礼

2007-02-15 02:08:26 | ・海カフェにて

 ライブのタイトルは!ずばり  ♪波の音 風の音ライブ「宵桜」
はどうだ。とかいってる間に満席になってしまった。す、すごい。

客席に限りあるため、まずはお店のお客様に聴いていただきたい 。
これがボクとアヤコレットの100%の希望。店内のPOPとブログだけで完売した。
どなたにも案内は差し上げなかった。ごめんなさい。

時は待ってくれない。ライブの翌日彼女は二度目の旅立ちです。

昨秋お母様が亡くなられる2日前ここからエフエムラヂバリの生放送に向った。
そのときのパーソナリティのUSAさんはブログを見つけて駆けつけて下さる。
ママに捧げるテネシーワルツはきっとまた歌ってくれるはずだ。

先週お父様が亡くなられる2日前にここを訪れて、アヤコレットがいつも口にしてくれていた「ここでギターを聴きたい」話をして即断即決していただいた。
お父様とはお店で偶然出合ったとき、ご自宅に伺ったとき、キャメリアホールの楽屋を訪ねていただいたときいつも命を懸けてお礼を言って下さっていたのだ。
その眼差しが忘れられない。

娘としてご両親に献身して孝行し、一方で歌手兼ピアニストとして鮮烈に故郷に錦を飾ったアヤコレットはいまご主人と東京に向かっている。

ライブの日には、きっとこういう話はしないだろう。
もろもろ人生の思いもこめて一言で 海に捧げる ひとときをつくりたい。
絶景を眺めておいしいコーヒーをいただく。やがてフラメンコギターが流れ、
茜色の歌声とともにゆったりと流れるときに身をおく・・・・・
しかも頃は春、桜の花が咲いていれば尚よい。よよいのよい


祝・CD発売日

2007-02-14 14:14:29 | ♪コンサート日記
ボクのメール;toアヤコレット
(by yama record)

気をつけてお帰りご主人と手を取り合って生きてください。
あなたと出会って、この年で進化できました。ありがとう。
海カフェライブはきっと1220と同じくらい思い出深いものとなりそう。

ご両親との思い出がいっぱい詰まった新譜「PORTRAIT」の発売日の今日、
彼女は一旦東京に戻って行った。長い1年だった。
今度お父さんの49日忌で今治に戻ったら「宵桜」が待っている。