南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

大切な方を亡くしました

2012-11-27 23:29:59 | ・ボクの日記。
11月27日
実は21日の午前、訃報が届いて上京した。
koutyan/shunちゃん兄弟のパパ方のじ~じが亡くなられた。氏は今月68歳の誕生日を迎えられたばかりで、私とはいわゆる同学年。同じ時代を生き、子供たちのご縁で結婚・孫の誕生・お食い初め・保育園の運動会・誕生祝・新築祝い等々めでたい行事を共有してきた。辛い。
謹んでご冥福を祈ります。

幼い兄弟にとっては短い滞在を喜んでくれたが、慌ただしい日常に戻る明日からはきっと寂しさが押し寄せてくるだろう。



明日愛媛に

2012-11-25 20:06:50 | ・ボクの日記。
戻ります。

東京は晴れ。

11月26日
・・・・・と昨日は言ってましたが、30分遅れで15時に離陸したANA機は揺れました。機長の適切なアナウンス「どんなに揺れても当機の飛行には全く支障ありません」の言葉どおり16時半に無事着陸しました。怖かった。

何をする元気もなくボーーーーーッとして日付が変わった。1週間ぶりの松山なり。


黒いオルフェ

2012-11-18 22:39:22 | ・音楽雑記
11月17日
『黒いオルフェ』(ポルトガル語:Orfeu Negro)は、マルセル・カミュ監督のフランス・ブラジル・イタリア合作映画。1959年公開。同年の第12回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、アカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。

アントニオ・カルロス・ジョビンのサウンド・トラックではルイス・ボンファ作曲の「カーニバルの朝」などのボサ・ノヴァが使われている。ギターソロでは2000年に亡くなったバーデン・パウエルの演奏があまりにも有名だ。

彼を置いては、ギターソロではさらりとセンス良くしかも原曲の歌の味を損ねない名演・名アレンジは極めて少ないがギタリストのレパートリーには欠かせない名曲だ。
私はジャズギタリスト関口祐二氏の10年くらい前の出版譜が好きで使わせていただいている。

今日はyoutubeでバーデン・パウエルを見つけたのです。
Manha De Carnaval (1970) Live
さらにこのリンクから入ると、息子さんの管理による楽譜PDFに辿りつけます

 

クラシック万歳

2012-11-15 21:14:39 | ・音楽雑記
11月17日
この日のことをご本人がブログにアップされました。寺沢さん

11月14日
とても寒い日だった。が、とてもホットなコンサートに。

家内の友人のOさんにチケットを戴いて松山市民会館大ホールへ。
明治安田生命愛と平和のチャリティーコンサート2012「三枝成彰クラシックライブ」inMATSUYAMAだこれはすごかった。

松山では昔、3000人収容の県民文化会館で山下和仁がアランフェス協奏曲を35人のスペインのオケをバックに生で演奏するのを観て涙が止まらなかった。松山市民会館大ホールは2000人収容で8割方埋まった聴衆は演奏が始まると水を打ったように静まる中でヴァイオリンとピアノのソリストの演奏に酔いしれた。もちろん大ホール大観衆をものともせず軽いタッチで生の演奏はまるでサロンで聴くかのようだった。この二つが私が実演に接した松山での究極のコンサートと断定する。

なによりヴァイオリンの寺沢希美さんとピアノの三浦友理枝さんは若く美しい。三浦さんは三枝さんとのトークから演奏への切り替えは潔く、また寺沢さんは曲の終わりの決めポーズが美しい。
不勉強でどちらのソリストの名も初めてだったがHPを見ると三浦さんはYAMAHAの誇る看板娘ではないか、す凄い。

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さくらの枯葉

2012-11-13 11:51:03 | ・ボクの日記。
11月13日
朝食後のテーブルに何やら赤い葉っぱが数枚、、。だそうだ。

長年のレパートリーに「さくらさくらフラメンコ」と「枯葉」ボサノバがある。季節感が全く逆なのでライブでも同じタイミングで弾くことはなかったが、少年の日の目に焼きついた枯葉は桜だったのだ。

古いファイルから見つけました。どちらも40年くらい前のギターピースです。
さくらさくらフラメンコ・伊藤日出夫 編曲/全音ギタ-ピース/定価70円
枯葉ボサノバギター編曲・林 雅彦/好楽社ギタ-ピース/定価150円


現在に至っても、シンプルなこの究極のアレンジに勝るものに巡り合わない


禁じられた遊びの間奏

2012-11-10 12:03:41 | ・音楽雑記
11月10日
youtubeに師伊藤日出夫の若き日の演奏が投稿されている。LP盤はあっても再生装置が使えないのでありがたい。
24歳で弟子入りし、26歳から35歳まで「伊藤日出夫とフラメンコギター合奏団」に加わって東京を拠点に全国で演奏のお供をさせていただいたころのステージが懐かしい。

この演奏はそんなことなど思い出させてくれました。
      
懐かしきサントス・エルナンデスの響きは「禁じられた遊び」グラナディーナ間奏付。(ゴメス/グラナイーナ
途中からアントニオ古賀のフル間奏付(これはビンセント・ロドリゲスのコピーだろう)も入っている。
ただしスペイン民謡の「愛のロマンス」はどちらの演奏も明らかにヴィセンテ・ゴメスの「血と砂」版で,
後年にヒットしたナルシソ・イエペスのスタイルではない。ましてやアントニオ古賀のイントロは「血と砂」のもので「禁じられた遊び」ではない。

間奏の楽譜は
これは以前にレッスン用にメモしたもので、このあとEに転調し4拍子で8小節続く

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来年の話

2012-11-09 01:06:32 | ♪ライブ情報
鬼が笑うかもですが、ちょっと真面目にやろうと思います
11月9日
椿さんの近くの真面目なカフェ Poco a pocoさんでは12月に2つのライブを企画されて、第34回になるそうです。
店主の後藤さんの情熱とお人柄でクラシックを中心に若い音楽家の多彩な演奏が繰り広げられています。

小生、今年1月の第22回目に続いて再び1月に最年長記録を更新することになりました。
詳細はみだし写真をクリックで。後日また。

栄光と挫折

2012-11-06 11:11:33 | ・ボクの日記。
11月6日
松山大学は1923年に開校のはずなので来年が90周年記念イヤーになるはずだ。
だが、わが青春の思い出のマンドリンクラブは今はない。
部員消滅の危惧の中、当時の部長岩橋教授の肝いりで第131回の定期演奏会がカルフールホールで開催されたのが10年前の11月23日だった。見事な指揮を披露してくれた東矢邦彦氏はすでに早逝された。岩橋教授も本年春に大学を去られた。

8年間技術顧問(コーチ)として大学に通った私の手で部室の扉を閉鎖した日から8年経った。
母校で味わった栄光と挫折に立ち向かった日々を忘れることはできない。

栄光は忘れ挫折を共有してくれる人もいる。現役演奏家としては蝋燭の炎のような先行きは翳りの世界に向かう私は気力を絞って、慎ましく密やかに弦の調べを紡ぎたい。
4月にギターこの道48年を迎えたあとのいつの日にか、どの場所でとかは未定ではあるが、
この冬には何曲も編曲を準備することになるだろう。伝統の灯を。



秋の夜のファルーカ

2012-11-05 19:27:13 | ・音楽雑記
11月5日
晩秋の 晩はめっきり冷え込んで炬燵がありがたい季節になった。日暮れも早い。

じろうさんのブログにめずらしいものが貼られていた。
ボクが上京して伊藤日出夫先生に入門したころにはすでに曲集を出版していた松坂美樹さんがいたころのレコードが音源の「マカレナの乙女」が。1971年に「伊藤日出夫とフラメンコギター合奏団」に入団したころにはこの手の曲をやっていた。いや~懐かしい。

秋の夜のファルーカ」は映像もきれいだ。

コーヒールンバ」も同じ音源です。

そして見つけました。師匠の18番だったこれマラゲーニャ


11月・12月レッスン案内

2012-11-01 17:46:46 | ♪レッスン情報
ヤマハ・ポピュラーミュージックスクールヤマハ松山店1F
入会金5250円/個人レッスン料(1回30分)=月2回6090円または月3回9240円
クラシックギターコース お問い合わせ・お申し込みは ヤマハ松山店(089)931-7002へ

11月のレッスン】
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木曜日☆月2回 新規開講予定
土曜日☆月2回 ①3日、②17日
日曜日★月3回 ①4日、②11日、③18日


12月のレッスン】
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木曜日☆月2回 ①6日、②20日
土曜日☆月2回 ①1日、②15日
日曜日★月3回 ①2日、②9日、③16日

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青木敏郎フラメンコギター教室松山市コミセン教室
入会金なし/個人レッスン料(第1水曜・第4土曜夜・月1回/60分・3500円)
ワンレッスン可能です(45分・3000円 /60分・3500円 /90分・5000円)

お問い合わせ・お申し込みは 青木(090)8974-7168へ