南十字星☆

この道48年のフラメンコギタリスト青木敏郎のひとりごと

あ庵のカツ丼

2011-02-23 01:34:27 | ・ボクの日記。
2月22日 それにしてもここのカツ丼は愛媛最強だ味が。
昼前に出発して昼過ぎに今治のあ庵に着いた。
家内の所望でのどかなだった。
近そうだが高輪半島を横断している。さいさいきて屋に立ち寄った帰りは野間馬ハイランドから山道に入り菊間の厄除けに出た。


鬼平インスピレーション

2011-02-22 18:48:49 | ・ボクの日記。
2月22日;さいさいきて屋にて(クリックで拡大)只今減量中につき
もう25年も前に発売された表題曲は現在も不動の人気を誇る永遠のギター名曲だ。何といっても人気ドラマ「鬼平犯科帳」で今も流れていることが大きいが、哀愁とロマンに満ちた曲の魅力はもちろんリードギター・チコの天才的な神業、それにタイミング・コードチェンジ・チューニングの大勢のメンバーによる微妙なズレから生じた渾然一体の濁ったサウンドがこれほど愛される所以であろう。
出版譜はかつて2冊あったが、ギターソロ譜は存在しない。
現代ギター社版(1997年初版)の瀬田彰さんの本は楽譜の煩雑さを避けてシンプルに2/4拍子で書かれたためにコンパスが読み取りにくい。
バッキングを前提にしておりギターソロでは曲にならない。○
もうひとつシンコーミュージック版(1995年初版)のバンドスコアは実音のF#mで記譜、カポタスト2フレット指定でEmのタブ譜が付いている。
4/4拍子でコンパスが読める。リードギターとサイドギターの2段譜であくまでバンド譜。
ギター譜をコツコツと1音下げて書き直せば良いがギターソロでは弾けない。◎
現代ギター社版(1999年初版)の長野文憲さんの本は4/4拍子のソロ譜ではあるがコンパスが不明のボサノバ風のリズムに加えて、後半の山場の4コーラスがなくこれではさわりだけの別物だと考えるべきであろう。●

現在4人の方がこの曲にチャレンジしている。フルコーラスをギターソロで編曲した。
耳が腐るほど聴いていると自ずと輪郭が見えてくる。音符の羅列で曲は出来ていない。いい曲だ。



バーデンジャズ組曲

2011-02-22 16:45:43 | ・音楽雑記
2月22日
昨年12月のある日、ヤマハ松山店クラシックギター売り場で恒例のクラシックギターフェアのひととき。居合わせた松山クラシックギタークラブのメンバーで、愛媛を代表するクラシックギターの名手の仙波武氏がふと爪弾いたバーデンジャズ組曲にいたく感銘した。この年まで知らない曲だった。嬉しいことに後日譜面を送って下さった。
最近マノーロ・サンルーカルの曲集を買うとき、送料サービスを受けるために、この曲のオリジナル出版を入手した。
バーデン・パウエルへのオマージュ


著作権に配慮して第一楽章を微妙な画像で

というわけで、これを練習します。(なぜかyoutubeにプロのデータがありません)

夫行けないHb

2011-02-21 20:03:48 | ・ボクの日記。
2月21日
おっといけない、ヘモグロビン A1cが悪化した。それもそのはず最近太りました。
いよいよいかん、今日から痩せるぞ!と決心したのは2月19日のことだった。

12時スタートの披露宴出席のため、予約時間を8時半に変更して貰って朝一に松山市民病院へ。やはりというか、やっぱりというか結果は絵文字でいえば
なりけり。

気を取り直して、帰り道に「たつみ巻き」を買った。

ベイクレール

2011-02-19 20:26:27 | ・ボクの日記。
2月19日
高浜の松山観光港のビルにベイクレールというブライダル・スポットがある。
晴れやかなこの日は正午から始まった披露宴の最中、窓の外を船が静かに滑っていく。

1996年から2003年までの8年間、母校・松山大学マンドリン倶楽部の技術顧問(コーチ)をさせていただいた。後半4年間のメンバーとは特に思いが深い。
今日T嬢の披露宴にお招きいただいた。

コーチとしてキャンパスに通った8年間は武器ではないがギターを封印して素手で後輩たちに接した。あれから10年近い月日が流れた。
再起を果たしたこの7年間のギタリストとしての足跡を振り返るとき、この日々が大きな力を与えてくれたのだと痛感した。
このようにメンバーと再会できて嬉しい。(クリックで拡大)
キャプテン・サトコがカルフールホールでのラストコンサートのMDを車で聴かせてくれた。
諸々の想いが蘇る。


Cristina

2011-02-17 04:29:16 | ・音楽雑記
2月17日未明

1970年代にパコ・デ・ルシアビクトル・モンヘ・セラニート と並んでフラメンコギターの天才三羽烏といわれたマノーロ・サンルーカルがいる。
パコはフィリップスから新譜が、セラニートは日本コロンビアから旧譜が発売されて早くから有名だった。
一方サンルーカルは日本に契約レーベルがなく実際に新譜を手にすることは困難だった。頼りは中目黒のマンションの一室にあった「ディスコ・マニア」という輸入フラメンコレコード店だった。試聴 Caballo Negro
話が長くなった。そのサンルーカルが来日した2公演はどちらも駆けつけた。新譜の「Sentimiento」のナンバーを中心に美しいフラメンコを聴かせてくれた。息を呑むような演奏が続くうち、ふと立ち上がった彼がメモを取り出してこう読んだ。「愛しながら別れたクリスティーナへ捧げる・・・」
甘く、切なく、美しい音楽だった。

あれから30年。今は自宅にいながらにしてこんなものが手に入る時代になった。レコードコピーに苦労したあの頃は嘘のようだが、完璧なコピー譜が手に入った。

愛しながら別れたひとに捧げるために・・・このフレーズには参るよなァ、酒よ。


ウイスキーボンボン

2011-02-15 20:50:02 | ・ボクの日記。
2月15日
久しぶりの好天だった。溜め込んでいた懸案事項を朝からいくつも片付けた。
最後にガソリンまで満タンにしたよ。

その日は一人で過ごすことになりそうだが、ことし結婚40年になる。
全く関係ないけど今年もウイスキーボンボンを貰った。いつも5個入りなので200個ばかり食べたことになる。
届いたばかりの輸入楽譜と

もう30年になるかなあ

2011-02-12 00:12:20 | ・ボクの日記。
7歳の娘と4歳の息子を連れて東京から松山に戻ってきたのは。
今は東京で暮らす子供たちに果物と野菜を送るといって道の駅「風和里」に買い物に出かけた。雪で山の道を避けた車が集中してR196は混んでいた。

昼食は「IVYゴールデンカレー・ポークカツのせ」(クリックで拡大)



このお店も開店後30年くらい頑張っている。

そろそろ起きます

2011-02-09 01:46:18 | ♪ライブ情報
2月8日
夕食中、大阪のフレット楽器オザキさんから
ロレンツォ・フリニャーニの糸巻きの調整がうまく仕上がったので松山まで届けてくださるという日程調整の連絡があった。
オリジナルの具合が悪くてイタリアに送って久しい。2年ばかりロジャースを代用して昨秋のリサイタルを乗り切ったが、このギターとも改めて新しい道を共にしなければならない。

お昼には海カフェさんに。とある美女と参上。
この道46年の道はここから始まることになった。ありがとうございます。

ここはどこでしょう

カルカッシギター教則本

2011-02-08 01:34:39 | ♪レッスン情報
2月8日
ボクのギター記念日は1965年4月25日。
いま、この道45周年の残された日々を静かに送っている。
12月25日のTOH-KA-LINクリスマス演奏を最後にコンサートもライブも予定を入れず、静かに休ませていただいている。もう少しのんびりしたい。

1年以上お待たせしたMさん、いよいよ1月からフラメンコギターソロレッスンを開始しました。2月からたちまちご栄進おめでとうございます。
充実した仕事を乗り切るときには、夜の静寂にフラメンコギターの響きがどれほど癒してくれることでしょう。
盟友伊藤シゲル 氏の教本を使いましょう。新刊の曲集もいいですよ。

小学3年生の「こうちゃん」、楽しんでます。ピアノレッスン用のスタジオを1年前から使っているのでよく聴音をやりました。調弦は鍵盤の音でやり、チューナーはご法度に。いまでは脳内チューナーでピタリと441Hzに合わせます。息抜きに「ムーンライトセレナーデ」を。モダンコードとボッサのシンコペを嬉々として食いついています。4年生になったら「カルカッシ」が待っている。このまま伸ばしたい。



ボロボロになったので買い直した「カルカッシギター教則本」溝渕浩五郎著と「ギターボサ・ノバ教本」林雅諺著1972
とちらも独学だがこの道45年を導き支えてくれたありがたいバイブルだ。
コード理論はこの教本でマスターした。後に数多い名著が出版されて使用したが全てはこの原点が優る。

理論と実践は何事においても大切だが、実践については言うまでもない。

フラメンコギター新教本

2011-02-08 01:30:04 | ♪レッスン情報
伊藤日出夫著1965

ギターと出合った年に出版された。4年間独学のあと上京して門を叩いて直伝を仰いだ。5冊の自著を教材に、さらにエミリオ・メディーナとアイバー・メイランツの教本でフラメンコ音楽理論を習得した。


実践については語る言葉は持たないが、原点では何をやったのか、ふと。

何たるチア

2011-02-08 00:41:02 | ♪レッスン情報
サンタルチアで2月8日
2月もいつの間にか1週間が過ぎました。

昼間は何とか普通の暮らしをしていますが、日が落ちるとともに寝てしまう。
いろいろと片付けものをしている。あの棚この棚、日が暮れる・・・毎日。

愛媛マラソンの6日、道路規制のためレッスンに遅れてはいけないと早めに家を出たのはいいが駐車場に入れた後で財布を忘れたことに気付いた。
家内にレスキューを頼んだのはいいが道中大渋滞で申し訳ないことをした。
一夜明けて、昨日7日のことだった。朝から携帯電話がないことに気付いてはいたが思い出せない。夕方じろうさんから「かけたらヤマハです」と答えたと電話があった。ジャズピアニストの大御所、栗田敬子先生のレッスン中の部屋に忘れていた。昨日はボクが使ったのです。ナイスな笑顔をありがとう。
終わった後はちゃんと片付けているのはもちろんですが、みなさまにご迷惑をおかけしてすすす、すみません

長らくご無沙汰しましたが、ちょっとボケながらもボクは元気です。