五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

深淵

2010年01月07日 | 雑記
今日は、月一回の神経科クリニック。
天気が良かったので、早朝からバイクに乗って行ってきました。

ブログでは能天気なことを書いてますが、実は昨年末、非常に
調子が悪くなってしまって。。

「絶望」「死」などの言葉が脳味噌を駈け巡っていました。
不味い…このまま正月を迎えたら、また数年前の首(以下略
をやってしまう…。
そんな風に苦悩していました。

それを救ってくれたのが、ネットのお友達だったのですが。ええ、
私にはリアルな親友は皆無です。
チャットなどに参加させてもらって、気を紛らすことが出来ました。
あと、年賀メールのお返事などをいただき、勇気づけられたり。
ネットも馬鹿にしたものではない、と思う今日この頃。

そんな話を、今日主治医にしたんですが、お医者さんは至って
マイペース。とくに薬を工夫するとか、そんな事も無く。
私の場合、もう薬は工夫しようがないところまで行ってしまってます。

チャットで新薬の話が出たので、それも主治医にきいてみました。
「自殺しちゃうような急性の鬱病にはよく効くんだけど、あなたのような
病気に処方する薬じゃないかな」
だそうで。いや、私もかなり深刻なのだが…。主治医はそれほど切羽詰った
状態ではないと見たようです。

病院から帰ると、また今日も仕事が休み。親父殿が家にいるということが
休みの証拠だというパターンが定着してきた。。不景気深刻なり。
(親父殿が風邪を引いていることを後で知った)

そういうわけで、さっきまで泥のように眠り込んでました。本当に
泥のように、ぐったりと。目が覚めた途端、吐き気に襲われ。不健康なり。
病院に行くというのは、かなりパワーを消費するものです。同時に
「年末年始疲れ」みたいなものも。首(以下略
を回避できたのだから、これでよしとすべきなのかもしれない。

ところで、過日またひとつ歳をとったわけですが、とくにお祝いして
くれるような人もいないし、自分自身、これ以上歳は取りたくないという
気持ちもあるし、複雑なものです。

四十路が見えてきたような気がしないでもない……どうする?
一生、この病気と付き合って行かなければならないであろう絶望は、
それに直面していない人には決してわからないだろうと思う。
その絶望の中から、一縷の望み、僅かな光を求める。
そんな37年間だった。疲れた。