五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

木星観望

2016年01月14日 | 天文
昨夜は、というか未明ですが東天に明るく輝く木星を望遠鏡で見てみました。
写真が撮れないのが残念。。

ベランダ観測所から、12,5cm反射望遠鏡での観望。
8cmではやや、力不足かと思うので。

光軸調整をしっかり行った望遠鏡で見る木星は、なかなかシャープ。
しかし、表面が明るすぎて縞模様がはっきり見えません。大気の揺れもあるのでしょうか。
揺れが一瞬、おさまったときに見る模様は、ところどころ不規則になっているように見えました。
赤道をはさむ二本の縞と、極あたりが少し暗くなっている…。
去年、8cmで見たのとあまり変わらないような。もっともあの時は木星が天頂付近にあって、大気の揺れも少ない季節でしたが。

36倍で視野に入れ(ガリレオ衛星が一直線に並んでいて美しい)、111倍で見ると、はっきり模様が見えます。
143倍に上げると丁度良い感じです。土星なんかはこの倍率が良いかも。
200倍も使ってみましたが、さすがに上げすぎか。。如何せん、元が短焦点反射なので(エクステンダー内蔵)

寒さに震えながら、30分以上見ていました。(望遠鏡が冷たくなって、手で触れないくらいになります。これぞ天体観測)
しかし、木星の目と言われる大赤斑は見えませんでした。
写真は無理でもスケッチくらいすれば良かったですが、30分もかかると木星が自転して模様が変わるそうなので、難しそうです。


※イメージです

土星は春頃に見られるでしょうか。大気の揺れも少ない季節なので、楽しみです。