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それとな~く幸せ
■監督 廣木隆一
■脚本 荒井晴彦
■原作 絲山秋子(「イッツ・オンリー・トーク」文藝春秋刊)
■キャスト 寺島しのぶ、豊川悦司、松岡俊介、田口トモロヲ、妻夫木聡、柄本明、大森南朋
□オフィシャルサイト 『やわらかい生活』
みんな孤独で弱いけど、やわらかな時間が互いの心の隙間を埋めていく…
橘優子(寺島しのぶ)、35歳。 独身。一人暮らし。 一流大学卒で、一流企業の総合職。 バリバリのキャリアウーマン…だった。 しかし、仕事も、男も全て失い、どん底のまんま蒲田に引っ越した。 蒲田はやさしく優子を包む。 そしてWebサイト「Love KAMATA」を立ち上げた。 そんなある日、福岡からいとこの橘祥一(豊川悦司)が優子のアパートに無一文で転がり込んできた。 優子のもとに、議員(松岡俊介)、痴漢(田口トモロヲ)、チンピラ(妻夫木聡)が、ゆるゆると集まってくる。 4人の男たちのあわあわとした日々が、優子の心のやさしく包む。 どこか欠けていて、それでも生きていかなければならない、「生きていくこと」を彼らを通して、愛しく、切なく、描かれる。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★
「がんばらないでいいんだよ。」
もしかしたら、どこかの街の片隅で、こんな言葉を待ちながら頑張っていることで寂しさを紛らわしている一人暮らしの女性もいるのかもしれない。
人はそれぞれ人には言えぬ過去の悲惨の出来事の一つや二つ持っているかもしれない。 主人公優子はそのトラウマから平凡に生きているようで実際には少し斜めに世の中を見て過ごしていたのかもしれない。 しかしたまたま環境を変えた先で自分が生きる世界と自分が必要とする男たちに出会う。 それは故郷の幼馴染であったり、大学時代の友人であったり、たまたま自分が立ち上げたサイトで知り合った二人の男たちであったり。
何気ない日々の生活の中で限りなく自分らしく生活するために何が必要なのか。 主人公の目を通してこの映画は、飾らない33歳の女性のナイーブ且つ大胆に現実の人間模様を描いて見せた。
主人公を演じる寺島しのぶはもしかするとこういうやや世の中を斜めに見ている女性を演じさせたら今最高の女優かもしれない。 それは原作こそ読んでいないので判らない部分もあるが、他の女優が演じたらこの主人公の姿を壊してしまうかもしれないからだ。 そこにはこの作品のテイストを損なってしまうかもしれない、些細なことで微妙に揺れ動く女性の心を演じ切れない気がするからだ。 絶妙の演技とは言わないが、他の女優さんが当てはまらない彼女でなければ出ない味が、この主人公優子をキャスティングしたスタッフのヒットかもしれない。
小さい頃から“殿”、“姫”と呼び合う仲だったその“殿”役に豊川悦司。 二人の顔合わせはそれだけで興味があったのだが、どんなサイズにも不思議にフィットするトヨエツはこの映画でも心寂しい一人の女性の心のすき間を優しく埋める。
久しぶりに髪型をストレートに戻した時点で、例のもじゃもじゃ頭(「弁護士九頭」)とはまったく別の人格を持ち前のどこか女性本能をくすぐる演技で魅せてくれた。
実際には、ともに心の傷をなめ合う形で、この年になって初めて幼い頃の失っていた時間を少しずつ取り戻そうとしていた。
なんだか少し懐かしい匂いは「愛していると言ってくれ」の榊晃次のトヨエツを見た思いがする。
松岡俊介、田口トモロヲもこの役柄に合っていたかもしれないが、妻夫木クンは彼でない方が良かったのかもしれない。 ややトヨエツとかぶっている風味もあったからだ。
何よりもこの映画、蒲田を舞台にしているところは、わが地元で特に愛着があった。 この映画をやはり地元のキネカ大森で観たのも、そのせいかもしれない。 舞台となった蒲田の、ばりばり下町の雰囲気も不思議に似合っていた。 時代遅れのデパート屋上の観覧車(蒲田東急プラザランド)や、JR蒲田駅前、商店街の居酒屋、池上本門寺(力道山胸像)、六郷土手、タイヤ公園(西六郷公園)、京急線の駅、緑の象・・・。 どれも日頃目にしている風景だ。 特に緑の象は知らなかったので一度確認してみたいところだ。
金魚の名前に「うどん」と「そば」、笑っちゃうけどいい。
一人暮らしに、誰かに言われる「おやすみ」は心にしみ込むを一言だろう。
蒲田という飾り気のない街と、その街の銭湯の上のアパートに住み、“終い湯”にしか入れなかった一人暮らしの優子は、4人の男との関わりの中で元通りの自分を取り戻した。 それは“一番湯”というささやかな幸せの瞬間でもあった。
>蒲田ってCyazさんの地元なんですか~。 いい雰囲気でしたね。
正確に言うと大森なんですが、一駅で蒲田です(笑)
>私もしばらく行ってないので遊びに行きたいなんて思ってしまいました。
お~ぜひぜひ^^
緑の象も鑑賞してきて下さい!
>それから、TBは承認制なのでちゃんと反映されてます。
そうでしたか^^ 良かった!
>妻夫木のヤクザは、ミスキャストですよね。 まぁ、客寄せパンダでしょう(笑)
ですねぇ(笑)
>喫茶店という事ですが、入られたんですか?
昔は営業していたみたいですが、今はクローズしてますね。 でも中から音楽が聴こえて来ましたけど^^
それから、TBは承認制なので
ちゃんと反映されてます。
有難うございました。
妻夫木のヤクザは、ミスキャストですよね。
まぁ、客寄せパンダでしょう(笑)
緑の象の画像を、拝見させていただきました。
上手く撮れてますね。
喫茶店という事ですが、入られたんですか?
>寺島さん、よかったですね。 役そのものに見えました。
難しい役柄でしたが見事でした!
>トヨエツもよかったですね。「愛していると言ってくれ」でも、すごく好きでした。なつかしーー!
ですね(笑) 再放送してほしいですよ^^
>蒲田が地元なんですね。いい町だなーと思いました。
今のところに引っ越してきて早7年が経ちました^^
僕が住んでいた大阪の町と似ている部分がありますよ、蒲田は(笑)
役そのものに見えました。
トヨエツもよかったですね。
「愛していると言ってくれ」でも、
すごく好きでした。
なつかしーー!
蒲田が地元なんですね。
いい町だなーと思いました。
>緑の象のTBにもびっくり,確かに象ですよね.
見えますよね~^^
>寺島しのぶ好きです.おとーさんも弟もおかーさんもそれぞれに好きですが.今月はおとーさんと弟の出る舞台を見てきたところです.弟が時々(女形のとき)一瞬寺島しのぶに見えるときがあります.
そうでしたか^^
寺島しのぶって正直男顔ですよね(笑)?
緑の象のTBにもびっくり,確かに象ですよね.
この映画は俳優に演技ってものをじっくり味わうことが出来ました.
寺島しのぶ好きです.おとーさんも弟もおかーさんもそれぞれに好きですが.
今月はおとーさんと弟の出る舞台を見てきたところです.
弟が時々(女形のとき)一瞬寺島しのぶに見えるときがあります.
>寺島しのぶいいなあ。「赤目四十八瀧」がデヴューだったっけ。あのときは、十三あたりの大阪のヤンチャ場だったかな。ともあれ、ヤサグレ場が似合います(笑)
ですよね(笑) 育ちはいいし血統書付きなのに、そのギャップがいいのかな(笑)
寺島しのぶいいなあ。「赤目四十八瀧」がデヴューだったっけ。あのときは、十三あたりの大阪のヤンチャ場だったかな。
ともあれ、ヤサグレ場が似合います(笑)
>なんともいえないほわんとした印象を受けました。
それだけ役によって変わるひとなんですね~。
それが役者の使命だと思いますが(笑)
>躁鬱病をかかえながらも処世術はもっている。その辺がむしろコノヒトは器用でしかも実は強く生きてるなと思っちゃいました。
欝を除けば全く普通と変わらない、むしろ普通以上だと思いますけどね^^
>がんばらなくてもいいよと自分にいえたなら、それを言ってくれるひとがいたなら、案外そんな簡単なことがなかなかできないからしんどいわけで。
・・・なんて、
「Agehaさん、頑張らなくてもいいよ!」って僕が代弁^^
>今回は作品そのものよりもそういうひとたちが抱えている、その重たい気持ちのことでいっぱいになっちゃいました。
そっかぁ、ま、それもそうなのかもしれませんね。
けっこうカッコイイオネーチャンで(オイ)
基本はサバサバした感じのひとなんでしょうが
なんともいえないほわんとした印象を受けました。
それだけ役によって変わるひとなんですね~。
救いが必要な人なんですが
それでも他者とのかかわりのなかでは
癒しをも与えてる。
躁鬱病をかかえながらも処世術はもっている。
その辺がむしろ
コノヒトは器用でしかも実は強く生きてるなと
思っちゃいました。
がんばらなくてもいいよと自分にいえたなら、
それを言ってくれるひとがいたなら、
案外そんな簡単なことがなかなかできないから
しんどいわけで。
・・・なんて、
今回は作品そのものよりも
そういうひとたちが抱えている、
その重たい気持ちのことでいっぱいになっちゃいました。
>gooの方のブログに反映できません。頂いたので、
再度挑戦しましたが・・・・駄目
という事でコメントにて失礼します
最近何故かTBできないことが多いんですよねぇ><
gooって相性悪いんでしょうか(笑)?goo同士でも貼れないことがありますから・・・。
>バイブレーターでの寺島しのぶさんを思い出しました。それにしても凄い演技力
そうですね! 不思議な力がありますよね? 自然体なのに^^
今晩は
ございます
gooの方のブログに反映できません。頂いたので、
再度挑戦しましたが・・・・駄目
という事でコメントにて失礼します
バイブレーターでの寺島しのぶさんを思い出しました。それにしても凄い演技力
>同じgooのブログなのに・・・・(涙)。
最近、特に調子悪いですからね(笑)
>福岡ネイティヴとして突っ込みを入れたくなりましたが(爆)、映画自体は肌触りが良かったですね。
そうですね(笑) ま、映画やTVにはそれ用の方言指導がありますからね^^
本作のトヨエツの博多弁はくさ、ツヤばっかりつけてからくさ、ほんなこつ気合いの入っとらんやったばい・・・・と、福岡ネイティヴとして突っ込みを入れたくなりましたが(爆)、映画自体は肌触りが良かったですね。
それでは今後ともヨロシクお願いします。
>この週末に蒲田に行くので、是非緑の象を見てみたいとおもい、検索しまくってここのサイトを発見しました(´∀`)是非緑の象のある場所を教えてください!
それはそれは、ありがとうございます^^
緑の象については下記に書いていますので見て下さい。西蒲田4丁目、JRの西蒲田アパートを目印に行かれるといいと思います。
↓↓↓
http://blog.goo.ne.jp/cyaz/e/ea115c82d35528ea999b5c262af36dd6
この週末に蒲田に行くので、是非緑の象を見てみたいとおもい、
検索しまくってここのサイトを発見しました(´∀`)
是非緑の象のある場所を教えてください!
>従兄の祥一・・・自分が苦しいときに、あんな優しい従兄がいたら、やっぱり好きになってしまいそうでした。
心の痛みに優しさは必要不可欠な要素ですよね!
>トヨエツ、尾崎豊も結構練習したんじゃないですかね?それなりにマネして歌ってましたね
そうでしたね! 尾崎世代なんでしょうかね(笑)?
>寺島しのぶ、本当に味のある役をしていますよね。
難しい役だと思うのですが、無難にこなしていましたね?
>今後の映画方面の活躍に期待したいところです。
癖のある役が面白い反面、“笑い”を身につけたら最強の女優さんになるでしょうね^^
>寺島しのぶは、大層上等な女優さんだと思います。
そうですね^^ 血統かもしれませんが!
>今日は雨だったので、豊川さんが傘をケツポケにぶら下げてたのを思い出しました。あれは足が長くなくては出来ませんな。
ですよね(笑) ま、それがなくてもトヨエツは背が高くてカッコイイですよね!
寺島しのぶ、本当に味のある役をしていますよね。ぼくは「赤目四十八瀧心中未遂」で始めて彼女を知りました。
「純情きらり」は観ていませんが、今後の映画方面の活躍に期待したいところです。
今日は雨だったので、豊川さんが傘をケツポケにぶら下げてたのを思い出しました。
あれは足が長くなくては出来ませんな。
>さて、この映画の大収穫はトヨエツでした。不覚にも、今までこんなにいい役者さんだとは思ってなかったのです。
あらら、そうだったんですか^^ 新たな発見が出来てよかったですね!
>蒲田の風景も良かったですね。生活の匂いがします。
タイヤ公園のリンク拝見しました。こんなところが近所にあったら毎日入り浸ってしまいそうです。
そうですね(笑) うちのかみさんはこのタイヤ公園で子供の頃は遊んでいたようですよ(笑)
>トヨエツの尾崎豊・・音の外れ具合が心地よく(笑)、妙に耳に残ってますw あのファッションも何ともいえないですよねぇ。
初めて歌ってる姿を見ましたが、なかなかイイ感じですよね(笑)? 尾崎と言うところがまた主人公の世代と言うか何と言うか^^
>自分の中の「好き」に正直な優子にちょっぴり憧れてしまう映画でしたw
そうですか^^ お気に入りですね!
さて、この映画の大収穫はトヨエツでした。不覚にも、今までこんなにいい役者さんだとは思ってなかったのです。
蒲田の風景も良かったですね。生活の匂いがします。
タイヤ公園のリンク拝見しました。こんなところが近所にあったら毎日入り浸ってしまいそうです。
トヨエツの尾崎豊・・音の外れ具合が心地よく(笑)、妙に耳に残ってますw あのファッションも何ともいえないですよねぇ。
自分の中の「好き」に正直な優子にちょっぴり憧れてしまう映画でしたw
>私はおばさんですが、今の若い子って、何かさびしいなぁ・・・と思ってしまいました。 そこんところを描いたいい映画でした。
女性から見て優子は共感できるものだったんでしょうか?
>豊川悦司が演じたような男性に出会えたら女は幸せだろうな、とも思ってしまった亭主関白に仕えるおばさんです。
亭主関白もある日逆転するそうですよ(笑)?最近は!
>あんまりがんばらず肩の力を抜いて生活するのもいいなぁ~なんて思いました。ずっと抜きすぎるのもどうかと思うけどね(笑)
ま、非現実的な部分もありますけどね(笑)
>最後のトヨエツの扱い、それはないやろ~っ!って。
もう少し前で含みを持たせた形で終わってても良かったかなぁ ちょっと原作を読んでみたいなって思ってます。
そうですね。原作ではどのような表現になっているんでしょうね^^
>昨日の夜中偶然寺島しのぶさんがトークショーに出ているのを見ました。演技にも定評がある彼女ですが素の彼女もかなり魅力的でした。
そうですね^^ 時々TVで見かけますが結構サッパリしてますよね(笑)
>次回作も要注目ですね。
もちろんです^^
私はおばさんですが、今の若い子って、何かさびしいなぁ
そこんところを描いたいい映画でした。
豊川悦司が演じたような男性に出会えたら女は幸せだろうな、とも思ってしまった亭主関白に仕えるおばさんです。
しかし、最後のトヨエツの扱い、それはないやろ~っ!って。
もう少し前で含みを持たせた形で終わってても良かったかなぁ
ちょっと原作を読んでみたいなって思ってます。
演技にも定評がある彼女ですが素の彼女もかなり魅力的でした。
次回作も要注目ですね。
>cyazさんは蒲田の方なんですね。いい感じの町並みですね。私も一度訪ねてみたくなりました。
正確に言うと違うのですが、まあほぼ蒲田ですね(笑) 普通の町ですから^^ でも餃子の美味しい店は多いですよ~♪
少々日が過ぎておりますが、ご勘弁を。
cyazさんは蒲田の方なんですね。
いい感じの町並みですね。私も一度訪ねてみたくなりました。
>今度、樋口一葉をモデルにした「書く女」という劇も見に行こうと思っています。
へぇ~そうなんですか? それはちょっと興味ありますねぇ^^
「純情きらり」から、寺島しのぶの、ちょっとファンになっています。
今度、樋口一葉をモデルにした「書く女」という劇も
見に行こうと思っています。
これからも、よろしく。
>こちらからもTBさせていただこうと思い、先日から何度も送っているのですが、反映させることができませんでした。スミマセン。
いえいえ、こちらこそお手数おかけしましたm( )m
どうもgooと相性の悪いところが多いみたいで・・・。
なんだか納得のいかないところなんですけどねぇ><
ま、タダで利用させてもらっている弱みもありますし(笑)
こちらからもTBさせていただこうと思い、
先日から何度も送っているのですが、
反映させることができませんでした。
スミマセン。
以前もchazさんからいただいてこちらかはダメだったことがあったような。
うーむ…
>今作で見られる寺島嬢の"表情"はまた格別でした。
『ヴァイブレータ』未見ですが、彼女は本当に彼女の色を持つ女優さんになりましたね!
>舞台となった地元で映画を見るって格別ですよね!
羨ましいかぎりです。
そうですね^^ 近しい風景に酔いました(笑)
圧倒的にいいと思いますが、今作で見られる
寺島嬢の"表情"はまた格別でした。
舞台となった地元で映画を見るって格別ですよね!
羨ましいかぎりです。
>珍しく、cyazさんより、先に記事にした「やわらかい生活」。(爆)
そうでしたか^^ でもどんどん先越してくださいね!時間差はあるかもしれませんけどね(笑)
>こんなことは先ずないことなので、ちょっとうれしい。(とにかく、こっちは遅れています)
単館系にしては時間差なしでしたねぇ。
>まだ書いてないですが、「花よりー」も観ました。
チャン・イーモウの「トゥーランドット」も先週、観ました。
ほうほう楽しみに待ってますね^^
珍しく、cyazさんより、先に記事にした「やわらかい生活」。(爆)
こんなことは先ずないことなので、ちょっとうれしい。(とにかく、こっちは遅れています)
まだ書いてないですが、「花よりー」も観ました。
チャン・イーモウの「トゥーランドット」も先週、観ました。また、そのうち、記事にします。
>予告やHPからすると、ほのぼの のーんびりな映画かと思っていたのですが、思いのほか重い感じで・・・。
そうでしたか。 ま、やや重いでしたかね(笑)
>寺島さん、ほんと上手い女優さんですね。 生々しい・・・。
彼女にしか出ない味が最近特に濃くなったような気がします! 生めかしさも含めて^^
>大森でご覧になられたんですね。しかも地元とあっては観ているうちに違った楽しみ方が出来て、それもまた面白いですよね。
そうですね^^ あちこちに見慣れた風景が(笑)
楽しかったですよ! 舞台が蒲田ですから餃子も出てよかったかも(笑)
>初めて観た寺島さんの演技は、私には新鮮でした。
ちょっと力の抜けてそうな演技だけど、実際は物凄く心の病やそれにまつわる背景とかも勉強されたんじゃないかと思います。
深く“鬱”を映画の中心に置かなかったことが、この映画のいいところだと感じました。
>祥一役:豊川悦司さんは『愛していると言ってくれ』の役に雰囲気が似ていましたね。
そうですよね^^
>豊川さんは近年、個性の強い役柄にも挑戦しているようだけど、彼は本来、寂しげで影があるけど穏やかな物腰の役柄の方が合っているような気がしますね
確かにそれは言えますね。 でも彼は大阪出身なので「九頭」のような役も魅力あると思いますね(笑)
>先日、緑の象を見てきました。うちから、3分ぐらいでした。 よく通る道でしたが、象に見えたことはなく、新たな発見でした。
へぇ~そうなんですか?
是非、詳しい場所を教えていただきたいですね^^
>寺島さんのキャスティング、私も同感です、これはヒットと思いました。 不安定な優子役の方がマッチしていると思います。
そうですね^^ 実際の等身大の優子に近かったのではないでしょうか。
>「頑張らないでいいんだよ」というより、「頑張りすぎるとヤバイ」なんて感じてしまった作品でした。・・・だって、優子がかなり辛そうだったから。
あれぐらいの表現までが“いい感じ”なのではなかったでしょうか? あれ以上、“鬱”色を強めたら、この映画は魅力がなくなったのではないでしょうか。
>蒲田にお住まいなら何倍も楽しめますね。
実際には蒲田ではないのですが、しょっちゅう徘徊しています(笑) 特に餃子は美味しいですよ!
>映画からはけだるい雰囲気が漂ってましたが、実際はいかがなんでしょう?
あの映画のマンマでしょうか(笑)
>緑の象、気に入ったのでぜひ探し出して下さい!
了解です^^ 僕も興味あるので探してみます!
昨日見てきたんですが、ちょっとイメージの違う作品でした。
予告やHPからすると、ほのぼの のーんびりな映画かと
思っていたのですが、思いのほか重い感じで・・・。
寺島さん、ほんと上手い女優さんですね。
生々しい・・・。
先日はトラックバックありがとうございました。
大森でご覧になられたんですね。しかも地元とあっては観ているうちに違った楽しみ方が出来て、それもまた面白いですよね。
初めて観た寺島さんの演技は、私には新鮮でした。
ちょっと力の抜けてそうな演技だけど、実際は物凄く心の病やそれにまつわる背景とかも勉強されたんじゃないかと思います。
確かに『やわらかい生活』の祥一役:豊川悦司さんは
『愛していると言ってくれ』の役に雰囲気が似ていましたね。
豊川さんは近年、個性の強い役柄にも挑戦しているようだけど、
彼は本来、寂しげで影があるけど穏やかな物腰の役柄の方が合っているような気がしますね。
原作を読んでみたいですね。
先日、緑の象を見てきました。うちから、3分ぐらいでした。
よく通る道でしたが、象に見えたことはなく、新たな発見でした。
寺島さんのキャスティング、私も同感です、これはヒットと思いました。残念ながら他の映画(ヴァイブレータとか)はまだ観てないですが、少なくとも朝の連ドラのしっかりしたおねーちゃん役よりは、不安定な優子役の方がマッチしていると思います。
「頑張らないでいいんだよ」というより、「頑張りすぎるとヤバイ」なんて感じてしまった作品でした。・・・だって、優子がかなり辛そうだったから。
蒲田にお住まいなら何倍も楽しめますね。
映画からはけだるい雰囲気が漂ってましたが、実際はいかがなんでしょう?
緑の象、気に入ったのでぜひ探し出して下さい!
>寺島しのぶの演技がよかったんで『ヴァイブレータ』も見ちゃいました。 しばらく寺島しのぶから目が離せません。
『ヴァイブレーター』は未見なんですが、彼女から目を離せないと言うところは同感です^^
>絲山秋子さんの原作(『イッツ・オンリー・トーク』文春文庫)も悪くないんだけど、映画とはだいぶ違っています。 同書に併載されている「第七障害」がオススメです(特に30歳前後の女性に)。
情報ありがとうございましたm(__)m
しばらく寺島しのぶから目が離せません。
>演技派俳優の演技が際だつ脚本だったような気がしています。寺島しのぶ、豊川悦司、妻夫木聡の長いカットは彼らの演技力あってのものだでした。
そうですね^^ 原作は未読なのでわかりませんが、殿と姫の二人の世界に集約しても良かったのではないかと思える内容でした!
>キネカ大森でご覧になられたんですね。確かにこの映画を見るにはふさわしい場所かもしれませんね。
近いですしね、蒲田に(笑)
>もし優子がキネカ大森にきていたら、劇場の下の階にある客の誰もいないゲームコーナーのすもうマシンの写真を撮っていると思います。あそこは不思議な空間だ。
よくご存知で(笑)
都内だとは思えない雰囲気ですよね?
でもキネカ大森、3本観たら1本タダですからね^^
>今日偶然、珍しく何年ぶりかに蒲田に私用で行って来ました。
お~そうでしたか^^
>この映画のことが、雑然とした商店街を歩いていると思い浮かびました。
まさにあの商店街がいくつかのシーンで出ていましたね^^ まあどこにでもあるような普通の商店街なんですけどね(笑)
>私もこの作品は寺島しのぶだからこそなんじゃないかなと思っています。
仰るとおりだと僕も思います!
>蒲田という街をよくは知りませんが、粋のない下町という表現が気に入ってます。
やや汚れた感はあるのですが、下町でも浅草のような感じではない気取りのない下町ですよね(笑)
>妻夫木くんは「気弱なヤクザ」だそうですがどうにもヤクザには見えませんでしたよね・・
ま、原作でどう描かれているのかわかりませんが、優子の出会うチンピラのイメージに合っていたからこそのキャスティングだったんでしょうね^^
>寺島さんは本当にうまいなぁと思います。
彼女は絶対このサイズの映画がいいと思います!
何年ぶりかに蒲田に私用で行って来ました。
この映画のことが、雑然とした商店街を
歩いていると思い浮かびました。
蒲田という街をよくは知りませんが、粋のない下町という表現が気に入ってます。
どうにもヤクザには見えませんでしたよね・・
寺島さんは本当にうまいなぁと思います。
>ゆる~~くて楽に暮らしていく・・・
少し切ない終わり方がよかったです。
そうですね^^ 彼女が心身ともの傷をバスタオルをはずして一番湯につかる姿は印象的でした!
ゆる~~くて楽に暮らしていく・・・
少し切ない終わり方がよかったです。
>絲山秋子さんの「イッツ・オンリー・トーク」以前読みました。蒲田が舞台なんですよね~ 絲山秋子さんの日記もトキドキ読んでます
そうだったんですか^^
僕は残念ながら原作は未読なんですよ><
>そっか、この小説、映画に・・・・
女性の視点で描いた映画ですから、女性の皆さんが観た方が感情移入できる映画かもしれませんね^^
絲山秋子さんの「イッツ・オンリー・トーク」以前読みました。蒲田が舞台なんですよね~
絲山秋子さんの日記もトキドキ読んでます
そっか、この小説、映画に・・・・