陽気に誘われて、近所の梅の名所といわれている公園に行ってみました。
残念ながら、一週間前あたりが満開だったようで、少し散り気味でした。 それでも白や赤の花たちはとても綺麗でした。 満開の時期になかなかタイミングが合わないのですが、桜のように派手ではないものの、やはり春の訪れを感じる季節となりました。 もう少し青空の下だったら綺麗な色が出たかもしれません。
この公園は梅屋敷公園と言って、大田区体育館の目の前にあるのですが、
文政のはじめの頃(1820年頃)、東海道筋で”和中散”という有名な道中薬を商っていた山本忠左衛門という人の息子の久三郎が、梅の栽培の盛んな近在から集めた梅の木や椿などを植えて庭園と休み茶屋を造り、酒肴を出したりした。 すると、文人、行楽の客、東海道の旅人などが集まって賑わうようになり、 “蒲田の梅屋敷”と言われて江戸の名所になった。特に梅の開花期は大変な人出だったそうです。
安藤広重の江戸名所百景にも描かれ、徳川十二代将軍家慶が鷹狩りの途中に立ち寄ったり、幕末には木戸孝允、大久保利通、岩倉具視、伊藤博文などが国の行く末を論じる会合を度々持ったともいわれ、明治になって以後も、明治天皇がこの庭園をたいそう好まれ、九回も行幸して自らも梅の木を植えたり、大正天皇や皇族方も立ち寄っているそうです。
しかし残念なことに、1918年(大正7年)の第一京浜国道の拡幅工事と京浜急行電鉄の開通で庭園の大部分が削り取られ、庭園としての往時の姿を失ってしまった。残った部分は、昭和に入って当時の東京市に寄付され、現在は大田区が管理する公園(梅屋敷公園)になっています。 現在も京浜急行電鉄の高架作業に伴い、公園自体が少しばかり狭くなっています。
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お里帰りだったんですね^^
綺麗な写真をありがとうございました!
梅屋敷公園は残念ながら、1週間早く行けば満開だったと思います。
次は本命“桜”ですね~♪今年の開花は例年に比べ、やや遅いそうですね^^
実は豚骨ラーメンを初めて食べたのは22歳の大学時代、
九州一周ひとり旅をして熊本で食べたました!
最初匂いがキツいと思ったのですが、味は美味しゅうございました(笑) ?!
さぞや、昔は見事な梅林だったのでしょうね。
今その姿が少ししか残っていないのは
本当に残念なことです。
こちら、太宰府の梅です。
有名な飛梅もございます。
ちょうど見ごろでした。
ついでに、博多ラーメンなんぞも見てやってください
美味しそうでしょ?