□作品オフィシャルサイト 「私がやりました」
□監督・脚本 フランソワ・オゾン
□キャスト ナディア・テレスキウィッツ、レベッカ・マルデール、イザベル・ユペール、
ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ
■鑑賞日 11月10日(金)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
パリの大豪邸である有名な映画プロデューサーが殺害された殺人事件。
これに3人の女たちが何と「犯人の座」をめぐって不思議な展開を繰り広げる。
それも面白おかしくユニークに(笑)
新人女優が容疑をかけられたが弁護士とともに正当防衛を訴え、
法廷でのスピーチが裁判官や大衆の心をつかみ無罪を勝ち取り悲劇のヒロインに。
いつのまにかスターダムにのし上がる。
と、ここまでは良かったのだが、真犯人を主張する大女優の登場で、一転騒ぎが巻き起こる。
ドタバタ喜劇のようにも思えるが、事件の真相と、金に纏わる醜い争いも加味して、
どんどん後半へのストーリーに吸い込まれていく。
ウィンウィンの関係になるかどうかが最後の方までしっかりと注目できたが、
映画のトーンから殺人事件でなくても良かったのではと思った部分も。
ま、単純にコメディを捉えるならば及第点かも。
これ、ハリウッド辺りでメジャーな女優でリメイクしたらもっと面白いかも。
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