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■監督 村上正典
■脚本 金子ありさ
■原作 中野独人(「電車男」)
■キャスト 山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、佐々木蔵之介、大杉 漣、西田尚美
電車内で暴れる中年おじさん(大杉 漣)から若い女性を救った、ヲタク青年22歳(山田孝之)。 彼女いない歴=年齢の彼は実家在住のシステムエンジニアで、見るからにヲタクを地でいくタイプ。 電車で助けたその女性(中谷美紀)からお礼に高級ブランドのエルメスのティーカップをもらうも、どうしていいかもわからない。 そして、そのお礼のお礼に彼女をデートに誘うべく、モテない男達が集うインターネットサイトに助けを求める。
「めしどこか たのむ」
いつしか「電車男」と呼ばれるようになった彼に、なんとかしてやりたいと知恵を絞り、できる限りのアドバイスを与え、時に叱りながらも温かく見守るネットの仲間たちが集まり始める。 彼氏にふられた看護師が女性の立場からアドバイスしたり、サラリーマンが自分の体験を語ったり、ヒマな専業主婦が渇を入れたり、ヲタク3人組が自分達の夢のように熱く励ましたり、引きこもりの青年がちょっと冷めた意見を言ったり、と様々なアドバイスが彼に届けられる。 それらの真摯な励ましを受けて、電車男は「エルメス」と名付けられた彼女との距離を一歩一歩縮めていく…。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★☆
観ようと思ってはいなかったのですが、なんだか結構人が入っていると言うので、それでは観ておこうかと劇場に足を運びました
そもそも2チャンネルの書き込みも、原作本も呼んだことはありませんでしたし、特に話題になっていても興味はなかったのですが、実際に映画を観てみるとなかなか面白い作品に仕上がっていました
何故、電車男を演じるのが山田孝之で、エルメスを演じるのが中谷美紀なのか、観終わった後なるほどと納得がいきました。
この映画は、ネットでもそうだったのかもしれないし、原作本を読んでもそうだったのかもしれないが、映画を観た人もきっと、この「電車男とエルメス」の恋愛に参加(応援)できたという、そこに意味があるのかもしれない。 それは観ているものそれぞれがの、恋愛に対する不安や葛藤を、誰もが過去に思い悩んだ経験をもとに、電車男の恋愛の行方を客観的に、かつ自分自身の恋愛と重ね合わせながら、心のどこかで応援しながらを観ていたに違いない。
身近な友人の恋愛相談を受けたこと、若いときには誰しもあると思います。 それは自分がどんな恋愛経験があるかは別にして、その人の恋愛に少し参加しているようなところがあると思います。 だから真剣にその人の思いを受け入れ、正しいかどうかは別にして親身になって相談に応じる。 うまくいけば共に喜び、うまくいかなければ共に悩み、時には共に涙する
擬似恋愛ではないけれど、自分も二人の恋愛の行方に少しばかり参加できたような感覚を覚えた。 映画でありながら(この二人が現実のその後どうなったかはしらないが)、友達(後輩)の恋愛を応援しているそんな感覚の映画だった。
内容がどうこうではなく、映画館の客席で二人の恋愛の行方を応援してきてほしい。 そんな昔誰しもあった、出会った頃のときめきと不安と葛藤を、思い出しながら温かい気持ちで観てほしい。 そういう映画だと思います。
この映画は観ないつもりが、観て良かったと思えたちょっと得した映画でした
配給会社の東宝では、旬を逃さないため短期決戦に持ち込んだそうです。
またシナリオでは、①ネット仲間の数をストーリー中盤以降絞り込み、観客がその一人になる感覚にし、電車男とエルメスの恋愛を応援する、②エルメスは男性が描く理想の女性像に徹底、③掲示板の世界では映像で遊ぶ部分と現実のバランスを考慮、など工夫したそうです。
1ヵ月半でシナリオを仕上げ、撮影しながらロケ地を決めるなど、全て並行作業という異例の“早業”が功を奏したようです。
インターネットの掲示板サイト「2ちゃんねる」から生まれたこの「電車男」(新潮社)は既に55万部を売り上げ大ヒット! 映画の方は現在興行収入10億円(12日現在の興行収入は8.5億円)を超える勢いです。
またこの映画版『電車男』の主演俳優、山田孝之(21)が、7月7日スタートのフジテレビ系ドラマ「電車男」(木曜午後10時)に特別出演することがわかった。 映画版には、ドラマ版のヒロイン、伊東美咲(28)と電車男役の伊藤淳史(21)とのスリーショットが実現した。 映画、ドラマの相互出演は初めてのケースだということです。
さらに、映画版に続いて7月7日からはTV版、そして8月5~27日には武田真治主演で舞台版の公演も控えいるそう。 脚本・演出は堤幸彦が手がけ、「観客の想像力を働かせてもらいたい」とのことからエルメスは舞台に登場せず、声だけの出演で公演当日まで名前は非公開だそうです。
HMVのHPに“「電車男」の
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① 電車男メインテーマ
② めしどこか たのむ
③ 床屋じゃなくて美容院
④ メールキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
⑤ エルメスのテーマ
⑥ お泊りキボン
⑦ でもやっぱ無理ぽ
⑧ うららかな昼下がり
⑨ あんまりその気にさせないで下さい
⑩ マターリしてもちつきます
⑪ 毒男
⑫ 敵機襲来!
⑬ 電車、おめでとう
⑭ おまいらにも光あれ…
⑮ 奇跡の最終章
⑯ 主題歌「ラヴ・パレード」 バイオリン・バージョン
なかなか笑えると思いませんかぁ~
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この“電車男”ブームはますます広がりそうですね
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≪追記≫
「電車男」(新潮社刊)が週明けにも、発行100万部を突破することが分かった。 映画の観客動員数も近く100万人突破が確実で、“ダブルミリオン”達成の見通しだ。 (6/18、共同通信より)
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世の中で大変話題になってブームなのにいまいちその波に乗れてない気がする。
映画の予告見てやっと興味が沸いてきました。
遅いですよね?観てみようかなぁ。
個人的にヲタクになりきった山田孝之クンに拍手!
実は観る前の草稿中に誤って公開していたようです(笑) ?!
そのタイミングでTB&コメント戴いたようでレスが遅れてすみませんでした。
>ヲタクになりきった山田孝之クンに拍手
僕もそう思いましたよ^^
公開から2週間経ってもレビューの
UPが無かったのでもう....。なのかと....。
>友達(後輩)の恋愛を応援しているそんな感覚の映画だった。
同感でした!明日、もう一度観てみる予定です。
(〃^ー^〃)
「フォーガットン」じゃなく、こっちにすればよかった・・・。
サントラ盤、タイトルが、なんとも凄そうですね。曲のイメージが出てきませんが・・・。(笑)
ほうほう2度目を御覧になると言うことは、
fire1000さん、ハマっちゃいましたね(笑) ?
東宝も、この映画のリピーターのために、半券もっていたら、半額とかやればいいのになぁ。
そこがやりっぱなしの映画業界の悲しいところ><
インディペンデントの心意気を感じなさい(笑) ?!
気軽に観れる映画でしたよ^^
なんだか、ネットもそうだったらしいですが、
観ているほうが参加型の、そして応援型の楽しい映画でしたよ^^
もっと、「映画」にして欲しかったです。
まずは売らなきゃしょうがないか・・・
『エルメス』さんは、男の理想の女性なのでは?
と、思えてきました!
館内は10代の女性で満タンでした!(凄)
人気の程が~!”両手に花”状態でした!(嬉)
それから、撮影ポイントの件『追記』しておきましたので
お暇な時にでもまた、ご訪問いただけたら幸いです。
URLクリックで直行できます!
ありがとう♪(#^ー°)v
お返しTB持ってきました☆
>友達(後輩)の恋愛を応援しているそんな感覚の映画だった。
ええ、ホントにその通りですね!
世の中、斜に構えて見ればいくらでも見られますが、
ここはひとつ素直に感動できちゃうのもアリだと思います。
私は観てよかったです♪と心から言えます。
突貫速攻製作だとはいえ、かなりちゃんとした楽しめる映画でしたよね
旬を逃がさないっていう東宝の目は確かだったかもしれませんね
TV、舞台と続きますがこちらがどんなものになるのか
多少気になってみたりもしますね